ソーダライトではないでしょうか。
http://www.art-crystal.jp/shop/shop.cgi?No=10091
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a-kuma3 ●350ポイント ベストアンサー |
コメントで書かれているように、鉱物ではなく、プラスチックか樹脂製のものだと思います。
まずは白い模様が不自然であること。
ラピスラズリのような鉱物は、幾つかの鉱物の混合物なので、境界がにじんだようにはなりません。
層状に重なって、見る方向で細い線になったり、広い面積があったり、または窪みにたまって塊状になっても、それらの境界ははっきりしています。
写真がやや不鮮明ですが、白い塗料をぽたぽた落として模様を作ったことがうかがえます。
一部には、落とした塗料が跳ね飛んだ跡まであります。
もうひとつの理由は重さです。
形状がはっきりしませんが、厚みは 10?15cm くらいでしょうか。
やや丸みが付いていますから、円柱に 2/3 をかけたものを対象物の体積とします。
直径が 50cm → 半径が 25cm で、厚みが 12cm 位の円柱の体積に 2/3 をかけると、
25×25×π×12 ×2/3
= 15707.5 cm3
が体積です。
ラピスラズリやその主成分であるラズライトの比重 2.4 をかけると 37698 g 、つまり約 37 kg くらいの重量がないとおかしいです。
因みに、ボウリングの玉に使われるポリウレタンの比重 1.2 です。
これだと 18849 g → 19 kg となって、重さとしてもプラスチックをうかがわせます。
比重のデータは、こちらのページを参考にしました。
50cmとなると宝石の類とは考え難いですね。
銅藍の標本加工品なら50cmの大きさも考えられますが……。
樹脂の製品である可能性と、もしくは青金石の粉末を樹脂で練ったものであることも考えられます。
ラピスラズリの金色は黄鉄鉱によるもので、黄鉄鉱は酸化すると金色が失われますので。
現状では鉱物標本も樹脂製の偽物が跋扈しており、見分けるのが困難であるケースも多いです。
本当に鉱物なら削ることも難しいので、モース硬度が低いもので削れるか試すのも一つの手です。
以下のような機関で鉱物の鑑定、鑑別をしてもらうのも手だと思います。
http://www.hori.co.jp/hori/info-koubutukagaku.htm
http://www.mint.go.jp/operations/exam/operations_analysis-01.html