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匿名回答1号 ベストアンサー |
正常な状態では舌で下顎を吊すようにして支えます。
舌は軟口蓋に吸盤のように張り付きます。
上下の歯は常に離れている状態が正常です。
食いしばりがあると先ず下顎の骨の発育が阻害されます。
充分に大きく張り出せなくなって、歯を収用するスペースが不足します。
結果として歯並びが悪くなります。
上顎の骨は下顎の骨と比べると比較的弱く軟らかく、下顎に合わせて成長します。
顎の付け根の所は三半規管や首に続く神経束も通り、食いしばりのある人はバランス感覚が悪く、肩凝りになりやすい。
以上の障害を克服するのは並大抵では無理です。
小学生の低学年の頃からトレーニングするのなら可能です。
ある程度の年齢からでは完全な補整は無理だと思って下さい。
その上で、常に「歯を食いしばらないように努力する」事が大切です。
生活の質を高めるためにも歯を保護するためにも(食いしばりがあると歯の傷みが早く若いうちから入れ歯になる確率が猛烈に高くなる)噛まないように努力されるべきだと思います。
歯を噛み合わせて下顎を固定するのではなく、舌で支えて固定するトレーニングを試みて欲しい。
最初から完璧を求めるのではなく、常に努力する姿勢を保つことができれば状況は改善されると思います。
また、あなたが人の子の親なら、あなたの子供はあなたの真似をします。
不毛な習慣はマイナス要素しか生みません。
努力される価値は充分にあるでしょう。