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液性免疫と細胞性免疫とでは、荒っぽく言うと、前者では「B細胞が抗体生産細胞へ変異し、抗体を放出して、異物と合体」しますし、後者では、「活性化されたT細胞からサイトカインが放出され、このサイトカインが、異物を破壊(*)」します。抗体の合体相手を抗原といいますけれど、サイトカインの破壊対象も、抗原と呼んでよいのでしょうか。ダメでしょうか。

なお、もう一点ですが、好中球・マクロファージなどの貪食細胞による、異物を取り込んでしまうという対応は、免疫とは呼ばないのでしょうか? また、取り込んでしまう相手を抗原とは呼ばないでしょうか?

(*)ご指摘を受けました。サイトカインが直接に異物を破壊するということではない、とのことです。

●質問者: 匿名質問者
●カテゴリ:科学・統計資料
○ 状態 :終了
└ 回答数 : 1/1件

▽最新の回答へ

1 ● 匿名回答1号

サイトカインが直接異物を破壊することはありません。Th1細胞などとのやりとりを調整しています
抗体と抗原はどちらもタンパク質で、タンパク質というのは高分子(ながーい鎖)が特定の形になっているもので鎖の種類とならびかたで千差万別の種類があります。
抗体はたとえていえば犯罪者に対する手錠のような機能で、いろんな抗原(ウィルスの表面についている、手のようなもの)のなかから自分にあう形のものをつかまえると絶対に放さなくなります(そのあと破壊するのは別のたんぱくしつの役割もあります)免疫細胞は常にランダムに何百種類もの抗体をつくって流しています(液性免疫かな)。
サイトカインは抗体をつくる工場である免疫細胞へのメッセンジャー(いってみれば警察の指令無線)であり直接働く抗体(手錠)の役割ではありません。
どんしょく細胞も免疫に一役かっていますが、相手は抗原(タンパク質)ではなくもう少し大きなものです、言ってみれば「パトカー」です、こちらが細胞性免疫だとおもいます


匿名質問者さんのコメント
遅い時間にも関わらずご教示を有難うございました。 サイトカインへの、私の理解に誤解があり、申し訳ありませんでした。直していただき幸いです。 貪食細胞が食べる相手は、抗原とは呼ばないのですね。また、この貪食細胞による一連の活動を『細胞性免疫』と呼んでいるという風なご理解ですね。「T細胞が?」ということを『細胞性免疫』と呼んでは間違ですね。有難うございました。

匿名回答1号さんのコメント
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B4%B0%E8%83%9E%E6%80%A7%E5%85%8D%E7%96%AB サイトカインの指令をうけとった細胞がナチュラルキラー細胞に変化して、ウィルスにやられた細胞を食い尽くすそうです。 wikipediaで一つ一つの言葉の意味をたしかめてみてはどうでしょうか。ちゃんと上から順番によんでくださいね、途中からつまみぐいするとかえってわかりにくいですよ。

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