定員80人のところに留年者1人が加わって81人になったからといって、
大学に対して支払われる国からの補助金の交付額が増えるわけではない。
よって留年自体は税金の無駄遣いとは考えられない。
無駄になるのは、親の懐から余分に支払われることになる授業料、
一人暮らしをさせてもらっているなら仕送りがこれに加わる。
留年者本人にとっては1年の時間が無駄になり、
留年という事実によって社会的な評価が下がるというデメリットが一生付きまとう。
つまり税金の心配するより本人と家族の心配をすべき。
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匿名回答2号 ベストアンサー |
まてまて、1人だけが留年ということは前提に書いていませんな。
もしかしたらクラス全員留年かもしれませんぞ。
見える部分の税金無駄遣い判定について
・留年人数が多くて補講などを用意しなければなくなれば明確に大学が損をする(だからといって別に税金を余計に消費するわけではないかもしれないが、講師料などの支出が増え、その他つみたてておくべき予算が窮屈になることは考えられます)
・留年人数が少ない場合も無駄遣いでないとはいいきれません。
実習授業などをおとしてもう一度再履修すると資材をもうひとセット用意しなきゃとか少人数ゼミの講師が足りなくなって助手を増やすとかいった状況が生じれば、同様に、大学側・講師側が損害をこうむっているでしょう。
見えない部分について
・卒業単位のうち落とした部分ばかりでなく、在学期間が長くなった分余計に教養などをドンドン取られれば、学生が時間と税金の無駄遣いをしているかも?(とはいえ、ジョブズのカリグラフィー授業みたいに後年役にたてばもとがとれるんでしょう)
・社会的には学生(=年金減免のあるモラトリアム年間)が1年長くなって、就職後の税収入・年金収入が一年分遅れて損してる。(とはいえ大学は就職予備校ではないので、最初から卒業後はサラリーマンになるという人ばかりではありませんが)
・学割・アカデミック割引を一年の間余計に使うならその分鉄道会社やソフトウェアメーカーなどが損している。それら企業からの、政府への消費税の税金納入がほんのちょっぴり減るでしょうね。
社会的損害額としては、言うほどたいしたことないんじゃないでしょうか。教育システムは社会のインフラの一つとして認知されてますのでね。インフラといえば
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%AC
ここのカレーの旅行者の話を読むと対象者が増える可能性があることについては
一応、分割で負担した方がいいみたいですが、
でもまあ、常識で考えると就職時に説明しなきゃいけないことが増える本人が一番損していて、
次に授業料を払う人(たぶん親)が損していて、
第三に学生全員一発合格したら必要がなかったのになあといいながら追試をつくったりレポートを読んで採点したりした先生に精神的ダメージ(心労)がきてるので、そんなことを考えなくても抑止力はあるとおもいますね。
質問が簡単かどうかを決めるのは、質問者ではなく回答者では?
留年するような成績不良な学生に奨学金や授業料免除はないだろうから、税金の無駄遣いを気に病んで自殺する必要はないです。
4留したけど卒業後、社会の役に立っている人間を知っています。学生時代の1,2年は、いくらでも取り返す機会があるので、今は生きろ。