5歳のお子さんと1歳のお子さんの体調を好き嫌いだけで比べるのはちょっと違うようにおもいます。
たとえば5歳児さんが今年から幼稚園に通い出したような場合、
新しいウィルスに出会う機会がぐんと増えますので。
もし1歳のお子さんが今年から保育園に通っているのに風邪が5歳児さんより少ないとしたら、
小さいお子さんのほうが単に抜群に免疫力が高いです。
もしかしたら母胎・母乳などでもらう母親由来の免疫がちょっと長続きしているのかもしれません。
5歳になってみたらおなじくらい風邪っぽくなるかも。
だから比べちゃいけません(比べたくなるとはおもいますが)
好き嫌いを無理強いするとその分だけ子供の風邪は
増えると私は考えています。(風邪というか…、
人体はそんなに何回も同じウィルスで感染はしません。
いわゆる感冒で、熱はそんなに高くなく、
軽いアレルギー症状としての鼻水・せきがいつまでものこるもの。
それと鼻水の流れ込みによる中耳炎のなりかけではないでしょうか。)
私個人的には子供の嗜好は微小な食物アレルギーの状態を反映していると思うのです。
今食べたくないんならしかたがないです。
食べたらまた中耳炎になりそうなものはどうしても体質的にキライになる。
いつでも親の思ったとおり食べられる胃袋をだれでももってるわけじゃない。
無理に矯正したって寿命が縮むだけです。
無理強いするのは余計なストレスのもとです。
食事のとき世間に手抜きといわれそうだとおもっても
子供が体調さえくずさなければかまわないです。
枝豆などこれなら食べてくれるというものがあれば
毎食冷凍枝豆チンして解凍しただけのもの出しててもいいです。
外食でもおつまみに枝豆くらい出してくれるところは多いです。
あと、食事時に暑がっていたら暖房を消してやって、
お腹を空かせてやるという手もあります。
室内の気温を下げるとあったかい野菜スープや、
具だくさんお味噌汁がすごくおいしそうにみえますよね。
お汁だけでもいいといってあげてください。
耳がきもちわるいときは野菜の歯ごたえがへんに響くからイヤだとか、
それなりになにか理由があるのかもしれません。
ビタミン剤ですが、通常こちらも確たる必要はないです。
果物などでビタミンCをとれます。
人参?野菜ジュース(アンパンマンの入れ物のがあります)
なら飲むのなら、飲ませてもよいとおもいます。
すぐ飽きるかもしれませんので大量に買わないこと。
子供は、大人とは必要な要素がだいぶ違うので、
いつ見ても決まり切ったものばっかり食べてるような子でも、
食事の席にさえついていれば、ゴハンつついてでも食べていれば、
ビタミン不足や栄養不足にはならないので大丈夫です。
それより、食事という行為を嫌いにさせないようにしたほうがよいかとおもいます。
お好み焼きやハンバーグなら食べるはずです
料理を工夫してしてみてください
http://cookpad.com/search/%E9%87%8E%E8%8F%9C%E5%AB%8C%E3%81%84%20%E5%AD%90%E4%BE%9B?order=date&page=2
野菜、とひとくくりにせずに何がどう嫌いなのかを確認してみてください。
調理の工夫でなんとかなればそれでOK
無理強いすると余計嫌いになるだけです。
カレーとかにもニンジンとかジャガイモとか野菜は入っているし、野菜コロッケとか子供が好きそうな野菜を調理した料理は沢山あると思いますが、サラダなどの生野菜がダメということでしょうか?
自分が子供の頃のことを思い出すと、少々厳しくても、「しっかり残さずに食べなさい」と言って食べさせた方が良いのでは? と思います。
僕が子供の頃はご飯粒を残せば、「お百姓さんに謝りなさい」と叱られ、人参を残せば、「この人参を作るのに農家の人たちがどんなに苦労しているか考えなさい」と怒られたものです。
いきなり叱るのも、子供には理解不能でしょうから、5歳の子供なら、食育というアプローチが、結構重要だと思います。
こんな食育のページもありました。
http://www.osaka-shokuiku.jp/hajimeyou/school_yasaibaribari_1.html
芋ほりとか、農家の体験ができるチャンスがあれば、そういうところに連れて行って野菜を作っているところに興味を持たせるというのも良いように思います。
何かヒントになれば幸いです。
まず「好き嫌いの克服」と「栄養の摂取」は切り離して考えましょう。
この2つを混同すると親も子も不幸になるだけなのです。
「野菜をみじん切りなどしてハンバーグなどに混ぜて出す」とか聞いたことありませんか?これは労力ばかりで効果は極めて限定的です。
みじん切りにしてわからなくしている時点で好き嫌いの克服には寄与しませんし、分からない程度しか混ぜられませんから殆ど栄養の足しにはなりません。1日3度のすべての食事にその労力を注げるのなら話は別ですけどね。
好き嫌いに関しては「無理強いしない」が鉄則です。
小学校にあがって給食が始まったり、中学高校にあがって友達と外食したり、大人になってお酒を飲みながら肴をつまんだり、そういう中で好き嫌いは勝手に無くなっていくものです。
また一般的に好き嫌いが多い子は食が細いですが、成長して食欲が旺盛になってくると変わってきたりします。
焦らず長い目で見てください。
栄養の摂取に関しては、例えば牛乳は鉄分・カルシウム入りのものにミロやセノビーなどを入れて飲ませたり、チーズも鉄分入りのものをにしたり。
サプリメントならマルチビタミンのチュアブルタイプがお勧めです。ラムネが好きなら喜んで食べます。
もし野菜を食べさせるなら緑黄色野菜等の栄養価の高いものだけ考えましょう。
きゅうりとか大根とかキャベツとかもやしとか無理に食べさせるほどの栄養はありません。無視です。
お子さんが無理なく食べられて栄養価の高い野菜があるなら、それだけを考えれば良いのです。
人参とか、小松菜とか、少しでも食べるならそれを少しずつでも食事に出せればいいと思います。
野菜がダメでもビタミン豊富な果物が沢山あるじゃないですか。みかん美味しいですよね。
繰り返しますが「好き嫌いの克服」と「栄養の摂取」は切り離して考えるようにしてください。
そしてもちろん優先すべきは「栄養の摂取」です。
あと最後に、風邪をひいて耳を痛がるなら迷わず耳鼻科に連れて行って下さい。
風邪をひいて急性中耳炎を併発するという話をよく耳にします。