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syamaoka ベストアンサー |
質問者の方と同じ環境を VM で作って試してみたら再現し、解決しました。
結論だけ先に申し上げると、capybara-webkit の CentOS 6.5 向けのビルド手順が間違っています(最小構成で作られた環境が考慮されていない?)。以下の手順で Qt をビルドしてみてください。
# yum install コマンドが分かれているのは特に意味はありません。 sudo yum install libxcb libxcb-devel xcb-util xcb-util-devel sudo yum install flex bison gperf libicu-devel libxslt-devel ruby sudo yum install libXrender-devel # ここからは qt のソースのルートディレクトリで実行します。 ./configure -opensource -nomake examples -nomake tests sudo gmake -j4 # -j オプションは、PC のコア数と同じ数値に調整してください sudo gmake install
一応、なぜこの手順が正しいのかについて説明すると、ソースからビルドする場合に qwebkit を有効にするには依存ライブラリがインストールされていることが必要だからです。依存ライブラリが足りない場合は qwebkit のビルドが自動的にオフになるようで、configure のログをよく見ると警告が表示されていますが、分かりづらすぎるため普通は気が付かないと思います。私は configure のログを注視する習慣があるのと質問にあったエラーログから qwebkit がそもそもインストールされていないのではないかとあたりがついていたので、たまたま気が付きました。
ビルド方法の詳細が知りたければ、http://qt-project.org/wiki/Building_Qt_5_from_Git を参照してください。こちらは Qt5 用のドキュメントですが、Qt4 でも通用しました。
再現させた環境は以下のとおりです。
[vagrant@vagrant-centos65 app]$ uname -a Linux vagrant-centos65.vagrantup.com 2.6.32-431.3.1.el6.x86_64 #1 SMP Fri Jan 3 21:39:27 UTC 2014 x86_64 x86_64 x86_64 GNU/Linux [vagrant@vagrant-centos65 app]$ ruby -v ruby 2.1.0p0 (2013-12-25 revision 44422) [x86_64-linux] [vagrant@vagrant-centos65 app]$ qmake -v QMake version 2.01a Using Qt version 4.8.6 in /usr/local/Trolltech/Qt-4.8.6/lib