建物全体が外部から受け取る熱を減らす。
同時に逃がす熱を増やす。
エアコンを使う以外には省エネな方法になります。
日除けにはスダレや葦簀やオーニングなどもありますね。
扉や窓から入る熱を少なくする。
日陰を作ってやって風を通してやれば熱は逃げる。
日陰を作るにはグリーンカーテンなども効果的です。
建物全体の熱を減らさなければ効果は少ないと考えるべきでしょう。
熱の入り口で最大のものは窓と扉です。
日光を遮るのが一番手っ取り早い。
しかし、かなりの予算を要する方法もあるので結局は予算次第って事になります。
昔からあるブラインドも光を反射してくれるので意外に効果的です。
予算の掛かる方で言えば、例えば窓ガラスを全てUVカットのペアガラスにするとか、屋上に日除け代わりに太陽光発電パネルをびっしりと並べるとか、窓に軒を付けるとか、照明をLEDに換えるのも流行ってますね。
そう、発生する熱を減らすって言うのもある。
グリーンカーテンはどっかの県庁でやってたこともありますが、毎日の水やりだけでもかなり手間暇掛かります。
鉄骨鉄筋のそのままの箱形って言うのが一番の安普請なんですね・・・実は。
屋外の問題、外装や内装の問題、断熱材の問題ではないでしょう。
皮膚表面に近い部分の熱の放射(輻射)の効果が、身体が欲している放熱レベルに達してないことが原因だと思います。
シャワーで皮膚温を下げると同時に汗の成分を洗い流すと以降皮膚表面からの蒸発時にさわやかになるし、室内の湿度を下げ霧を吹きかけても随分涼しくなります。その他諸々の方法があります。http://www.greenspice2007.com/save_e/3-01_body/index.html
身体の周囲に壁があれば、空気の量も少なく対流など空気の移動も制限されて、その空気が吸収して運び去ってくれる熱量も少なくなりがちです。さらに周囲の壁や家具の表面温度が高ければ、その表面からの熱放射量(輻射量)も多くなります。
皮膚温が平均33?34℃であるとして、生きているから体内でエネルギーが消費され、それを排熱として体外に排出、輻射・放熱する必要があります。身体の周囲から多くの輻射熱がくるような環境であった場合は、何かしらの対策(冷風を身体に送る、水や霧を吹きかけて冷やす)をしなければ、とても体は持ちません。意識しなくても(健康な脳活動を維持しているのであれば)《何か、体の芯に熱が籠もって耐えられない》と感じてしまうでしょう。
身体からの放熱を妨げる衣服を着用しているのなら服装を改める。身体から汗の蒸発を妨げているものがあれば除去し低温の風を送る。身体からの輻射熱が反射して戻ってきやすい空間状況ならその状況を改善する。壁面からの放射熱を受けないように(壁面の温度を下げる/壁面と身体との間に壁面よりも低温の遮蔽物を設ける)などの対策をしてもいいです。
なお、気分的によくなる対策もあります。冷酒や冷えたビールを飲む、照明輝度を落とす、身体活動量を落とす(休息する)、騒がしい音をなくす。 苛つく人間関係やせわしく感じることを考えない、開放的でさわやかなイメージのことを考え思い浮かべる。