伝説的な将棋棋士の枡田幸三にその類の能力があったそうです。
子供のころに、電線にいるすずめの群れに石を投げて、飛び立つのを見て何羽いるか数えられたそうで、これを遊びにすると負けなしだったとか。
この手の訓練をしてはどうでしょう?
動くものを見て目をつぶり、その瞬間を映像として思い出す、みたいな。
実は、私もその類の能力が欲しくて、電車から見えるホームの案内板などをチラッと見ては目をつぶり映像として思い出す、というのをやったことがありますが、ぜんぜん上達しなくてあきらめてしまいましたが。
先天的ななんらかの能力があるのかもしれません。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%B3%E7%97%87%E5%80%99%E7%BE%A4
テレビ番組で見たのですが、山下清がドラマで旅先で絵を描くのはフィクションで、実際は旅先で脳裏に焼き付けた絵を、旅から帰って来てから絵や貼り絵で再現していたそうです。
こんな面白いエピソードがあります。
学校で身体検査がありました。どういう事情があったのかは忘れてしまいましたが、山下清が少しだけ入ってきて出て行きました。
そのときたまたま写真を撮りました。
後日、山下清が部屋に入ってきたとき見た様子を思い出しながら、もちろん写真を見ずに絵に描きました。
すると、そのときの人物や物の配置だけでなく、時計の針の位置までが写真と同じだったそうです。
ところで私は、なんちゃって瞬間記憶術者です。
本物の人にははるかに劣りますが、映像を頭に焼き付けたりする能力があります。
理系の大学でテスト勉強を数時間で終えたりしていました。
今よりずっと活気があった、数年前のはてなの回答者ランキングの1位に1回だけなったことがあります。
上記、山下清のエピソードは、20年前程度の「知ってるつもり」の番組を、何も見ずに思い起こしました。
自分が思う限り、子供の頃からこういった能力があり、先天的なものだと思います。
ただし、テレビで見た、瞬間的記憶術を訓練している映像が私の頭の中にあり、訓練で高められないわけではないはずです。
ちなみに、こんな時間に起きているのは睡眠障害のせいです。
何か質問があれば、受け付けます。
発達的には「映像記憶」といい、幼児期には程度の差こそあれ誰でも持っている能力で、成長とともに消失すると言われています。成人になっても維持しているのは稀で、後天的に獲得するのは困難とのこと。
私自身は、映像ではなく音声的な記憶で、小学校3年生くらいまでは、教科書程度の内容の文章は一度読んだだけで完全に復唱できました…大人になった今は1行もできませんが。
少し内容は異なりますが、いわゆる速読やフォトリーディングで、一度に読み取る情報量を向上させることは、訓練でちょっぴりだけできるようです。
(映像的に記憶するのではなく、広い範囲をぱっとみて素早く理解するコツをつかむ訓練)