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「主に」は、副詞と辞書には書いてあります。例えば、「彼は主に経済学を勉強した。」の文の場合、「主に」は「勉強した」ではなく「経済学」を修飾していると思うのですが、どうですか?

●質問者: Pちゃん
●カテゴリ:学習・教育 書籍・音楽・映画
○ 状態 :終了
└ 回答数 : 3/3件

▽最新の回答へ

1 ● なぽりん

「主な経済学」は経済学(名詞)に形容詞「主な」がついたもので、これだけで意味が完結するので、たとえば、出版する本のタイトルにしても特に違和感がありません。

でも「主に経済学」はタイトルとするにはナニカがたりない。主に…どうしたの?どうするの?学ぶの?と動詞かなにかを求めたくなる。それは副詞「主に」が動詞かなにかを必ず要求するからです。

違和感をたしかめてください。
「彼は主な経済学を勉強した」
「彼は主に経済学を勉強した」
文章の意味としてはどうですか? かわりないとおもいますか?

前者は経済学というまとまりのなかの、細かい派生的な経済学をのぞいた、メイン部分を習得した意味になります。
後者は学生生活の間は他にもいろいろな科目を学んだなかでは経済学をメインとして勉強していたという意味になります。
このような意味の違いは、もちろん、修飾先が違っている(経済学(名詞)←→勉強した(動詞))ために区別できることです。
他の副詞でもおなじように話しながら・書きながら自然に判定して使いわけている筈です。

【日本語に詳しい方】「おもに」は、程度副詞で... - 日本語 | Yahoo!知恵袋

「主に」は程度副詞。したがって同じ程度の副詞「ちょっと」「かなり」「たっぷり」などにいれかえてみればもうすこしわかりやすいかもしれません。「十分に」(副詞)と「十分な」(形容詞)などのセットもあります。「ちょっと」は「少量の」とセットになるでしょう。ここまでくるとかなり使い分けが明確です。

※副詞は修飾先が広いためか、名詞など他の品詞にもまちがえられやすいようです。
少し という言葉はなぜ副詞ですか? - 場合によっては名詞と... - Yahoo!知恵袋


Pちゃんさんのコメント
回答ありがとうございます。

2 ● たけじん

日本語は、どこを修飾するかが明確ではないことがあります。英語などと違って、語順だけで判定できない文法になっているからです。
「主に経済学を勉強した」は、
「主に」→「経済学を勉強した」という関係の表現が「近い」です。
もう少し踏み込むと、

「私は主に勉強したことがあります」
「それは何かね」
「はい、経済学です」

「主に勉強したこと」=「経済学」
となるのです。「経済学」は修飾されていません。「経済学」は「主に勉強した」の補足事項でしかありません。
勉強をどうやったのか…一つの教科だけではなく複数の教科を勉強したが、特に重点を置いて勉強したものがある→「主に○○を勉強した」
つまり、勉強の方法を「主に」で修飾していることになります。

・経済学を→勉強した
・主に→勉強した
が並列になっており、「経済学を主に勉強した」でも問題ありません。


Pちゃんさんのコメント
回答ありがとうございます。

3 ● adlib


例文には「形容詞」が存在せず、「勉強した」は「動詞」です。
ほとんどの品詞を修飾するのが「副詞」です(以下のごとく)。

…… むかし名物講師が「ケイはメの前、フクの後」などと教えていた。
形容詞は(つねに)名詞の前、または副詞のあと、というわけである。
http://q.hatena.ne.jp/1357470071#a1184457(No.2 20130106 22:51:55)


Pちゃんさんのコメント
回答ありがとうございます。
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