近年増えている精神科クリニック等を受診するクライエントの過半数の訴えは、抑うつ気分やその他の抑うつ関連症状であり、その背景には「うつ病」という言葉の一般用語としての浸透、疾患の持つイメージの変化、また価値基準の多様化や、押し付けられる自己責任にともなう人々の不安の増大などがあると考えられる。
落ち込み体験の認知的評価が自己効力感と抑うつ傾向に与える影響http://ci.nii.ac.jp/naid/110007974685/