人力検索はてな
モバイル版を表示しています。PC版はこちら
i-mobile

夏が昔より明らかに暑くなっています。高校野球を行うのを秋にしたら、どんな不都合が考えられますか?

●質問者: Gleam
●カテゴリ:趣味・スポーツ 医療・健康
○ 状態 :終了
└ 回答数 : 1/1件

▽最新の回答へ

1 ● なぽりん
●100ポイント ベストアンサー

・夏の全国高校野球選手権大会(いわゆる「甲子園」)がスポーツ学生の青田刈りの場になっていますがそれは一部のトップの生徒だけです。夏休みが利用できなくなるので、高校3年生の秋までスポーツに打ち込まねばならず、野球でたつきを立てられないチームメイトの勉学(大学受験準備)・就職に差し支えます。よくあるようにチームメイトがより個人の利益を優先するようになることでチームが解散状態となり有力選手が出場できず涙をのむかもしれません。3年生の親を説得したり早熟型なら2年生秋の時期にしあげなければならない監督も大変です。いよいよ早熟型選手を使い潰す形に近づきます。
したがって教育上、また選手の家庭状況にも深刻な不都合が生じかねません。


・甲子園球場を本拠地とする球団が対戦シーズンの最終時期(優勝争いの時期)にホームがつかえずアウェイ球場ばかりで対戦しなければならないことで成績上不利になるでしょう。
これは今も、中盤にあたる夏休み時期に全国高校野球選手権大会に譲って立て続けにアウェイというかビジター戦ばっかりになって不利をこうむっているのですが、それが秋にずれるともっと深刻な影響がでるのはという意味です。

阪神甲子園球場 - Wikipedia
死のロード - Wikipedia
もちろんすぐ近所の大阪にも大阪ドームやら京セラドームがあるのですが別球団の本拠地です。まあでも中盤戦の夏なら

関西でも主催公式戦が行えるようになるなどしたことから、「長期遠征」という概念は年々薄らぎつつある。

(「死のロード」ウィキペデイアより引用)
夏の甲子園シーズンは近隣の球場が会場をちゃんと融通しあってあまり不満のないようにできているようですが、
秋のプロ野球は優勝レース、リーグ優勝決定戦、日本シリーズなど立て続けのビッグイベントで非常に人気があります。来場者が増えて球場の収入がアップするので、運営者は秋シーズンは人気あるプロの試合を逃したくないという事情もあるとおもいますよ。野球ファンにとっても高校野球もプロ野球も人気で、同じ時期にやられると、単純にどちらも見たくて大変です。
したがって大会会場の確保など社会状況からみても問題があるでしょう。


なお他の球団の多くは屋根で日差しや雨を遮りエアコンも一応効いているというドーム式球場を用いているのでその点でもなんだかなーと思います。
秋にずらすよりはへんな清貧の美学などにこだわらずどこかに仮住まいさせてもらって屋根付きに建て替えるのが合理的で、実際にこれまでも何度も検討されてるはずですが、たぶん、「夏の直射日光のキツさの中をがんばる甲子園球児のドラマ」を見たい人(しかも自分は涼しい部屋のテレビで)が相当多数いるんだとおもます。組み体操みたいな不合理な体育教育だと思うんですけどね。古代ローマの「パンと娯楽(命がけの戦いを見ること)を与えれば民衆はおとなしくなる」という格言を思い出します。パンとサーカス - Wikipedia


Gleamさんのコメント
回答ありがとうございます。 色々と勉強になりました。

miharaseihyouさんのコメント
マツダスタジアムはドーム球場にすることも検討されましたが、開放感や雰囲気を優先して、顧客目線で開放型の球場として建設されました。 野球という競技の性格は広い青空の下で・・というのがあります。 お客にも選手にもこの球場の評判は良い。 例えば東京ドームの屋根の圧迫感ってテレビ画面越しでも感じるほどで、体力の無い人にはエアコンがありがたいんですけどね。
関連質問

●質問をもっと探す●



0.人力検索はてなトップ
8.このページを友達に紹介
9.このページの先頭へ
対応機種一覧
お問い合わせ
ヘルプ/お知らせ
ログイン
無料ユーザー登録
はてなトップ