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昔、京都のことを「京師」と言うこともあったようですが、どういう由来でそう呼んでたんでしょうか。

●質問者: hatabou6
●カテゴリ:旅行・地域情報 芸術・文化・歴史
○ 状態 :終了
└ 回答数 : 3/3件

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1 ● miharaseihyou
●50ポイント

京師は「けいし」と読みます。
広辞苑によると「京」は「大」、「師」は「衆」の意味。
たくさん人がいる都市=当時は京しかなかったようです。
その辺りの正確な詳しい事情は、当時の(識字階級=貴族の)知識としては常識だったらしく、詳しい記録が残っていません。


sibazyunさんのコメント
語義はそのとおりですが、日本というより、昔の中国での都を指すいいかたで、 それが日本でも使われた、ということのようです。

miharaseihyouさんのコメント
「師」というと軍隊の統率者の意味もあるんですよねぇ。 しかし、そういう意味では当時の日本では考えられない。 やっぱり、直輸入された言葉がかっこよさそうだから、適当に解釈して使っていたと考えるべきでしょうかねぇ。 当時は中国語が最新のトレンドだったから・・・。

hatabou6さんのコメント
ケイに大きい意味があるんですな。

2 ● adlib
●100ポイント ベストアンサー


京都洛中に生まれ育ちましたが、中年になって「京」が「最後の都」
を意味すると聞きかじり、東海道五十三次の終点(双六なら上がり)で
あることと符合して、おおいに納得しました。

つまり「一・十・百・千・万・億・兆・京」と続いて「京は兆の兆倍」
とかで、古代中国の世界観を、日本風に継承したと感じられます。
Wikipedia を要約すると、次のように解釈できます。

【起】西晋及び東晋において、司馬師(追号世宗景帝)の「師」を避け
(避諱)、「京都」と言い換えたことに始まる。

【承】京師(きょうし)は、京都師範学校の略称。1876年(明治9年)
創立の京都府師範学校を起源とする。第二次世界大戦後の学制改革で
新制京都学芸大学(現・京都教育大学)の母体の一つとなった。

【転】京(けい、英: K computer)は、理化学研究所計算科学研究機構
(神戸市)に設置されたスーパーコンピュータの名称(愛称)である

【結】京(けい)は漢字文化圏における数の単位の一つ。京がいくつを
示すかは時代や地域により異なる。現在、日本・台湾・韓国では 1016
を示し、中華人民共和国では用いられていない。(略)いずれの国でも
京まで使われることは稀であり、台湾・韓国では京以上の命数はあまり
知られていない。

近年「大阪都」構想につられた「西京都」案に至って、最早これまで。
http://q.hatena.ne.jp/1252163157#a946634(No.4 20090906 16:55:27)
二都物語 ? 京と江戸の両京併存 ?


hatabou6さんのコメント
なるほどぉ。京師が先で、京都のほうがあとなんですね。納得。

3 ● タヌキノチエブクロ
●50ポイント

東アジアでは古来、歴史的に「天子様の住む都」「首都」を意味する普通名詞として京(きょう)、京師(けいし)が多く使用されていた。

京都 - Wikipedia

しかしながら万葉集などにも有名な「京師」という言葉が含まれる歌があることから分かるように、必ずしも「京都」を意味しているとは限りません。

大宰少貳 小野老 朝臣 歌一首

青丹吉 寧楽乃京師者 咲花乃 薫如 今盛有

あをによし 奈良の都は 咲く花の にほふがごとく 今盛りなり

第一話 花の歌


hatabou6さんのコメント
時代によって移ろっていく。 東京も、まぁ、京ですかね。
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