ダメというわけではなく、現在RNAワールド仮説が主流として君臨している状態であるのに対して、今のところそれを覆すだけの強力な説明材料がないということだと思います。
ペプチドが自己複製したという実験結果などが得られたら、一気に有名になると思います。
今のところ、どれもそんなに強くない仮説であるので、今後の実験結果によって、色々と揺れ動くと思いますし、新たな仮説も出てくると思います。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%9F%E5%91%BD%E3%81%AE%E8%B5%B...
投稿している雑誌のインパクトというのも原因の一つでしょうね。
最初にNatureなどに出れば、かなり有名になったでしょうね。
また、同じ研究をしているグループがないというのも・・・。
海外の有名な教授と共同研究などをすればもっと有名になるでしょう。
やはり活動の場を海外メインにして、どんどん世界で発表するというのが、メジャーになる近道でしょうかね。
実際のところ、同一の高分子RNAが自己複製の機能と遺伝情報の保全を共に担っていたっていうのは、
ちょっと役目を負わせ過ぎだと思うんですよね、よく言われますけど。
特に気になるのはやっぱり化学的な安定性。
その一点だけ考えても、RNAよりペプチド・タンパク質の方がイけてる気がするんだけどなぁ。。
「RNAでもアミノ酸でもなく、違う(新たな)物質が最初にあって、自己複製をしているうちにRNAとアミノ酸に役割が別れていった」とか、「やっぱり、単純系ではなく、最初からいろいろな分子を持った複雑系だった」とか、ですね。