よく調べてみたのですが、改正前の国籍法でも子供を認知出来ないわけではなく、日本人男性と結婚さえすれば認知して日本国籍を得ることが出来ます。
そして改正後の国籍法では、結婚しなくても認知届けのみで認知することが出来るようになりました。
これでなぜ偽装認知が激増するという話になったのでしょうか?
要するに、婚姻届という「誰でもハンコ1個押せば出せる紙」があるかどうかだけですよね。
「婚姻届+認知届」を提出するのも、「認知届だけ」提出するのもほとんど一緒ではないでしょうか?
これでネットで騒がれているように「中国人だらけになる」のなら、とっくの昔になってると思います。
改正後にそうなったわけではありません。
あぶなっかしい気がします。
偽造の国ですから・・・
しかし単に「ボーダーを下げる」という情報だったらここまで騒がれてはいないと思いますね。
ネット上に転がってる情報は「DNA鑑定無しで国籍取得出来るようになる」だとか、まるで「今まで出来なかったことが出来るようになった」かのような情報ばかりです。
ボーダーを下げたことに右翼関連の人が怒って情報を流して、その情報に騙された人が騒いでるという図式かもしれません。
もともとの国籍法自体がおかしいって騒ぎならわかるんですよ。
昔から偽装結婚・偽装認知は可能だしDNA鑑定も必要無いし逮捕者も出まくってるんですから。
でも大半は「改正されたせいで偽装認知が激増する」って騒ぎですよね。
それがおかしいって話です。
調べてみましたが、国際結婚って通常の結婚より手続きがかなり面倒なんですね。
ただ、結婚自体が難しいわけではなく、離婚すれば別の日本人と結婚出来ますし、
そのために「偽装認知しない」というのはちょっと考えにくいですね。
偽装結婚という法律があるのではなく、公正証書原本不実記載といって「嘘の届けを出したこと」が罪に問われるのです。
つまり偽装認知でも法律上はまったく同じ罪に問われます。
加えて、改正後の国籍法では偽装認知自体の罪も追加されましたので、偽装結婚よりも罪が重くなりました。
以前から、この問題を詳しく調べていた人は少ないのじゃないでしょうか。
違憲判決というそれなりに話題になった判決があり注目が集まったところに、国籍取得のボーダーを下げるというところに反感が集まったからではないでしょうか。
正直、そのような人たちが感情的に騒いでいるだけという感があります。
中国人どころか、フィリピン人、朝鮮人だらけになることでしょう。(もうなってるか・・・)
「国際結婚の手続き」より「認知届けが受理=母親が日本に籍を置」く方が
簡単にできる(様に見える)からではないでしょうか。
(実際DNA鑑定の必要が無いなどの理由から)
>>「婚姻届+認知届」を提出するのも、
>>「認知届だけ」提出するのもほとんど一緒ではないでしょうか?
認知届だけだったら母親は日本に帰化だけして、
別の日本人と結婚できるって事も手伝ってると思います。
地元で偽装結婚の事件があり警察が大勢来て話題になった事がありますが、偽装結婚は犯罪だそうです。
結婚と離婚はたった1日で受理されます。
つまり3日あれば女性3人分の認知届を出すことが出来ます。
つまり改正後のメリットは「1日に女性2人以上の子供を認知出来るようになったこと」であり、そんな行為が不自然じゃないわけがありませんし、そんなバレバレのやり方をする人はいません。
結婚は同時に一人としかできません。
しかし、10人、20人の子を認知することは可能です。
実際に不特定多数と性行為をしていれば何十人もを孕ませることが可能ですから、不自然でもありません。
防波堤にある1本の木の棒をどかしてもどうでもいい話ではないでしょうか。
もしかしたら気付いてないだけで、それが重要な役割を果たしてた可能性もありますけどね。
そうであればその内容を知りたいです。
複数あったほうが良いということではないでしょうか。