marry_marryさんが、仮に常日頃から早寝早起きで、規則正しい食生活を送っておられて、
定期的な運動を続けているにもかかわらずに最近調子が悪いのであれば、何らかの原因がありましょうが…
もし上記のうちどれか一つでも心当たりがあれば、そういったことを一つずつ改善していくことが
遠回りのようでいて実は一番の解決方法だと思います。
そんな当たり前のことを聞くために質問されているのではない思われるかもしれません。
当たり前のことを当たり前に行うことは実はとても難しいとだと思います。
自律神経失調症と言われてさらにわけが分からなくなっていることと推察されます。
腸の働きを整えるのに効果的と思われる運動法をご紹介します。
金魚運動は聞いたことあると思いますが、もう一つ腰動というものです。
腰動法
https://www.slownet.ne.jp/sns/area/sports/reading/healthy_art/20...
「腰動法」というのは胡坐(あぐら)の状態で、臍を水平方向に円運動させることを言います。単に胡坐をかくという状態でなく瞑想しながら行う手法です。
さて「腰動法」です。
まず私たちの身体は年齢とともにカチカチになっていきます。子どもの頃は、転んでも軽く膝小僧をすりむくくらいで、とくになんということもありませんが、中年以降になると、びっくりするくらいの大怪我をします。
一つには転びなれていないことです。さらに体が硬いので、子どものように膝、腰、手、頭と崩れ落ちるように倒れずに棒の状態で倒れるので、とくに頭部に近いところは多大に位置エネルギ-がかかって、損傷が大きくなるのです。関節のうち最も硬くなってしまうのが、股関節をはじめとする骨盤の部分です。
「腰動法」を行うためには、骨盤が立っていて背筋も伸びていなくては行えません。つまり「腰動法」が行えるのは、骨盤が立っているということです。
じつは腰動法は、胡坐や,正座でなくても行えます。椅子に座っていても骨盤を立て、背筋を伸ばして行えばいいのです。椅子に座って行えば、膝の悪い人でも行えます。
「腰動法」が行える姿勢は骨盤が寝ていない正常な位置になっているので、各臓器血管神経に対する圧迫が起きにくい状態です。従って、女性であれば子宮や卵巣も圧迫を受けませんし、男性でも腸管もよい位置にあって、骨盤がしっかり受けてくれる位置関係になります。そして何よりその姿勢では、臍下丹田を強く意識でき、「肚が据わり」ます。
その状態から臍部だけを水平に円運動する事で気分的なリラックスを作り出せるのです。
みなさんも、ただ試していただければおわかりになるのですが、単に「腰動法」を行うだけでも大変気持ちがいいものです。最初は骨盤関節や胴体も硬いのであまりうまく動かせませんが、無理をしない程度にゆっくり動かしてください。病み付きになるはずです。
参考になりましたら幸いです。