昔、線香の煙の上に方位磁石を位置すると、方位が狂った記憶があります。この原因を教えてください。現在は実験する環境が無いので、実験結果とその考察でも構いません。

確かではありませんが

　煙が磁性を持っていたとしても、方位磁針を動かすほどとは思えません。磁界に置いた煙が靡くことと、煙が磁界を作ることとは同義ではないような気がします。特に煙は無秩序ですから、磁針を動かすほどの磁界を作れるとは思えません。おそらく過去の記憶は方位磁針に直接煙を当てていたのではないですか？煙の持つ重量で風車のように力学的に動いたのではないでしょうか？煙にも重量がある、といった実験だったのではないでしょうか？

磁石と煙と反論と

　方位磁石の構造が問題ですね。小学生の時みた、アルミみたいな容器に磁化された針が入っており、透明な蓋で密閉されている物を想像しました。これだと方位磁石の針と煙とは遮蔽されていますので、粒子や風の衝突で針が振れることはありえません。　
　http://www.office-crescendo.com/anzai/contents/rakyo.html

　もしこのような方位磁石が煙によって触れたのならば、壁を通り抜ける力が働いたと推察されます。少し調べたら、煙が反磁性を示すとあります。ならば磁石と反発しあいます。煙よりも針の方が動きやすいのならば、煙が針を押しやる結果になります。
　http://www.tdk.co.jp/tjdaa01/daa00362.htm

　確かにその力は非常弱いので、ご懸念の事も解ります。この設問が「方位磁石の針は線香の煙で動くか」ならば、「いろいろ作用があるが、目視観測できるまで針を動かすには至らない」と答えたいところです。しかし、動くという事実を前に理由を考えると、様々な仮説の中でこの程度の事しか残りません。世界最高水準の磁束密度を持つ磁石による方位磁石だったのかもしれませんし・・・(笑);;。

　「実は、方位磁石はタケコプターみたいな形状なんだ」などと言い出された日には・・・、線香の煙が立ち上る力、燃焼熱による上昇気流が最有力候補になると思われます。本当のところはどうなのでしょうね？。

http://d.hatena.ne.jp/JunK/20031110

Re:磁石と煙と反論と

>http://www.office-crescendo.com/anzai/contents/rakyo.html
こういうやつです。
方位磁石は密閉された中に針があるものでした。

線香が立ち上る煙の中に方位磁石を入れると、一定の方向（いつも北を向く方向とは別）に向いていました。
もしかしたら、線香の種類によっても力の大きさが変わるのかもしれませんが、私の家でやった実験（15年前以上）では確かに針は動いていました。

実験の目的は理科とか全く異なり、TVで霊のいる場所は磁石が反応するというのを知って（子供だから鵜呑みにした）、ふと仏壇のところならどうだろうと思い実験したのがきっかけです。
仏壇の色々な場所を調べましたが、線香の煙の上で確かに針が一定の方向を向きました。

磁石と煙と・・・

>線香が立ち上る煙の中に方位磁石を入れると、一定の方向（いつも北を向く方向とは別）に向いていました。

　これがくせ者ですね。いろいろ実験してみました。ここには結果だけ書きますと、方位磁石の針を煙で動かすことはできませんでした。錯視(?)だと思われます。この理由等は、後日別のwebで書いていくつもりです。　
　http://d.hatena.ne.jp/JunK/20031111
　http://d.hatena.ne.jp/JunK/20031112

以上