おお、おもしろいですね。もっと詳しく分かる話が日本語であればいいのですが。
区議ですが・・・
とりあえず、この人は12年(3期)落選した後、ようやく当選しました。
最初出てきたときは
「はぁ?今更『緑の党』でもウーマンリブもねぇだろう」というぐらいのもんで、
ポスターの写真はピンぼけ、政策提言は’70年代テイスト、とても選挙に受かるとは思えなかったのですが・・・
これを見ると「要するに、ずっと立候補し続ける気力(と経済力)さえあれば、区議ぐらいにはなれるもんだな」と思えます。
この方は最初泡沫だったのかどうかわかりませんが、地道な努力をされている方もいるのですね。
「泡沫候補、と一度うたわれた方で、何度も何度も立候補して最終的に当選」
なかなか見つからなかったのですが、ここに比較的大物がいました。
田中秀征氏
>昭和58年12月総選挙で、それまで4回も落選を重ね、泡沫候補扱いだった田中秀征氏が、歴史的大量得票で初当選を果たした・・・
【田中秀征さんプロフィール】
1972年旧長野1区から衆議院選挙に初出馬。
(ここは、彼の応援サイトですから、3回の落選には触れられていませんが・・・)
1983年に自民党非公認で衆議院議員初当選。通算3期。
その後自民党を離党し、1993年6月武村正義氏とともに「新党さきがけ」を結成 し代表代行。
1993年8月細川政権の発足と同時に首相特別補佐官。
1996年1月 第一次橋本内閣で経済企画庁長官。同10月の総選挙で落選。
実は、彼は私の高校の先輩で、初立候補の時に高校へも遊説に来たのを思い出しました。
当時は、70年安保の余韻冷めやらぬ頃で、自民党議員の秘書をしていた「先輩」には実に冷ややかなものでした。
彼が当選するなどとは誰も考えていませんでしたかし、結果も惨敗でしたから確かに「泡沫」だったと思います。
誰もが知っているこの人にも「自称」泡沫の時代があったとあります。
>警察庁警備局理事官、長官官房調査官を経て退官。
>350万円の退職金を元手に衆議院議員選挙に打って出ることを決意。ポスターを自分で張って回る。
>衆議院議員選挙初出馬、「泡沫候補」と言われたのにも拘わらず、多くの善意の方々に支えられ初当選。
それにしてもここ、氏の総裁選出馬時のPRサイトのようですが、
トップタイトルがスゴイです。
でかでかと、
あなたは、「亀井静香」が嫌いですか?
何だか好きにならなければいけないような気になってしまうのが、怖いです(笑)
以下も、ご質問の趣旨「何度も何度も立候補して」には当たりませんが、参考までに。
↓
北九州市議の夫人が書かれています。
>選挙に出るには地盤、看板、かばんの三つが必要とよく言われています。地盤は支援団体、看板は知名度、かばんはお金を意味するそうです。夫はどれも持ってなく、泡沫候補(絶対当選しない、泡のように消えてしまう候補)でしかありませんでした。
>結果は奇跡の当選。
この方は、松下政経塾出身のある意味エリートですが、地方レベルでは最初は泡沫扱いでも、地道に活動されて当選されている議員も少なくないと思います。
さらに蛇足。
最後も、長野県ネタで恐縮ですが・・・。
>歯にきぬ着せぬ物言いは有名だったが、行政経験はない。無党派。小学校から高校時代を親の都合で長野に住んだに過ぎない。その圧勝は、「泡沫候補だ」と中央幹部がうそぶいた自民党や、自民党に勝る集票力を県内に持ちながら候補を立てられなかった民主党など、既成政党に衝撃を与えた。
最初に紹介したサイトにも、
>現状打破を目指したわずかな経済人や市民グループに口説かれて、作家の田中康夫氏が立候補を決断したのは、告示のわずか3週間前だった。彼自身当選を本気で考えていたかどうか、問題提起のための立候補という意識が強かったのではないか。世間もマスコミも泡沫とは言わないものの、当選までは難しいと考えていた。
以上、失礼致しました。
おお、結構いろんな方がいるんですねぇ。それぞれドラマがあり、おもしろくよませていただきます。やっぱり最初は知名度低くても、地道にまじめに・・・という方は活躍することが政治の世界でもできるのですね。
http://www.hansen-jp.com/222izumi.htm
ノ・ムヒョン大統領誕生で考える韓国政治 出水 薫 反戦情報222−223
韓国の第一六代大統領ノ・ムヒョン(盧武鉉)
1988年 初当選
1992年 落選
1998年 補欠選挙にて当選
2000年 落選
2002年 大統領選挙にて当選
>民主党内予備選挙が始まった当初、ノ・ムヒョンは「泡沫候補」であった。彼を公式に支持する議員は、わずか一名であった。彼は「主流派」ではなかったし、「子飼い」をしたがえるボスでもなかった。
あ、最初は当選しているから趣旨に合わないかもしれませんね。すみません。
(1)参議院比例代表選挙
(2)昭和61年衆議院議員選挙
(3)平成2年衆議院議員選挙
(4)平成2年町田市議選挙
(5)平成6年の町田市議会選挙で当選
吉田つとむ町田市議
サラリーマン新党の創出にかかわっているので、該当するかと思います。
下の方の体験談はおもしろいですねー。
毎日新聞よりです。
◇79歳、19回目で初当選−−福井市議選
無所属の新人で青果卸小売業、嶋田勝次郎さん(79)が初当選。
「嶋田勝次郎」で検索すればもっと詳しいことが分かるかも知れません。
半世紀・・怖れ入りました。
こ、これはすごい・・・
??その方がなぜ??yahooのリンクではなにもわかりません。