いろいろソースにもよりますが、
一例としてこの検査では、特に魚介類の近年の水銀含有量が上がっているということはありません。
私が聞いたところでも、
そもそも魚というものは濃縮された水銀を含むものであり、
魚をよく食べる民族である日本人は、肉食の欧米人に比べ、髪の毛に含まれる水銀含有量が多いことはよく知られた事実です。
(考えてみても下さい、あんなに広い海全体を汚せるほどの水銀とは??
PCBなどと違って、海底火山などからも幾らでも水銀は算出されているというのに、産業活動により(沿岸ではなく)海洋の魚の水銀濃度が著しく上がるということはそんなにあり得る話じゃないはずです)
つまり、魚というものは昔から水銀を多く含むのであり、
日本人もまた、水銀を摂取しまくってきた民族ということです。
特に気にする必要は無いと思います。
(USは最近になって魚をよく食べるようになったら過剰反応しているだけでは?)
経年データは、説得的ですね。
内容的に一致していればいいのですけど。。。
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2003/06/s0603-4r.html
薬事・食品衛生審議会食品衛生分科会乳肉水産食品・毒性合同部会(平成15年6月3日開催)資料
要するに、神経質になる必要ないということでよろしいでしょうか
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2003/06/s0603-3.html
薬事・食品衛生審議会食品衛生分科会乳肉水産食品・毒性合同部会(平成15年6月3日開催)の検討結果概要等について
厚生労働省は、今年6月3日、
「水銀を含有する魚介類等の摂食に関する注意事項」を公表しましたが、
バンドウイルカ、ツチクジラ、コビレゴンドウ、マッコウクジラといった
鯨類の汚染による危険性を警告した上で、
http://www.mhlw.go.jp/topics/2003/06/tp0605-1.html
平成15年6月3日に公表した「水銀を含有する魚介類等の摂食に関する注意事項」について(正しい理解のために)
その翌々日には「正しい理解のために」と称する文書を発表し、
「すべての魚種等について、現段階では
水銀による健康への悪影響が一般に懸念されるようなデータはない」
と自らの公表文書を打ち消すような文書を出し直したりしています。
これが何を示しているのか。
水産資源の水銀汚染については、特に日本の場合、
国策的主張である捕鯨問題と密接に結びつくものである、
ということなのです。
水銀汚染による危険性を肯定してしまうと
「食べられないものを獲らせろ」という主張になってしまいますから、
食文化論で捕鯨国としての権益を守ろうとする主張が破綻してしまうわけです。
こうして、水銀汚染の危険性は無視され、闇に葬られていきます。
水俣病については、水銀汚染そのものとの闘いとともに、
住民、被害者無視の企業権益保護政策や
国の責任回避との闘いでもありました。
むしろ長年に渡る法廷では、水銀そのものよりも
後者の方が争点となって続けられました。
つまり水俣病とは、有機水銀中毒による病気の名前というだけでなく、
国民の健康と企業利益のどちらを優先するかという
社会問題の名前でもあったわけです。
水俣病関連団体は、どのような小さなリスクでも正直に公表すべきだと言っています。
今再び、食の危険と国策が、捕鯨問題という政治課題においてごちゃまぜにされ、
どちらを優先させるかという観点だけから政策が決定されていく局面を迎えています。
「外国人に聞かれたら」
食べられないものを獲らせろではない、
鯨も安心して食べられる海に戻そう、
その上で改めて水産資源の経済効果と自然保護の両面から
捕鯨問題に関する議論を進めていこうという前向きな姿勢が
日本人の主張でなかったらおかしいですし、
そうした積極的な政策が日本政府には望まれると思います。
鯨の水銀汚染と水俣病の記事は、いまひとつ責任の所在が明確でない気がします。
魚の水銀汚染については、気にしない、神経質にならない、という態度でいきましょう。一方で、海の汚染を防止する努力をつづけなければならないですね。
みなさん、どうもありがとうございました
大丈夫みたいですね