自傷行為への願望。
上記のアドレスのように、自分の望む所で時を止められたら、そう考えた時に。
刃物が最も象徴的に時を止められる物だからではないかと。
そのために必要な歴史は上記のサイトのようにとても古くからあるものであり、無機質な物が美を感じるのだと思われます。
http://www.n-seiryo.ac.jp/~usui/news2/2002/spray.html
防犯スプレー(護身用スプレー)を 電車内でまく(犯罪心理学こころの闇と光・心理学総合案内こころの散歩道)
また上記のように身を守るものとして上げられます。
強くなったように感じるせいでしょう。
まだ他に回答を待ちたいと思います。
銃器という対象物には何らかの形で人間の能力を高めるものであり、簡単に自己の補完が可能なものが愛の対象物になると書かれています。不完全な人間がその不完全を補完する行為が愛であると、エロスとアガペーについて書いていました。
ありがとうございました。
更に他の方の色々な回答を期待します。
比較神話学的には、「剣を持つ=戦神」となる。
アーサー王伝説では、聖剣=男性、聖杯=女性、キリスト教の影響から聖剣は「剣を十字架のように」とあるようにキリスト教の力の象徴となっていたようです。
「ガラハッド卿の剣」、美しいですね。ありがとうございました。
近代以降の銃・重火器、戦闘車両などについてもあれば解説・御紹介待っております。
http://www.shouzando.com/miryoku1.htm
象山堂 日本刀の魅力とは?
個人的な感想ですが、刀や銃器に魅力を感じるのはそれを使うことによって、人間の力が何倍にでもなるということではないかと思います。また、そうした武器類は重量感があり、手にした時に感じる重さも魅力のひとつではないでしょうか。ナイフひとつをとってみても、職人の使っている包丁には魅力を感じますが、文化包丁では魅力もなにもありません。
文化包丁も料理の世界ではやはり良い道具として職人の美学はあるかと。
たしかに手に持っててもクールにきまりませんが。
人は太古から殺し合いを行い、その度に
相手を超える兵器を作り発展させてきた。
その兵器を開発するのに人は多大な労力を
費やした。
それは人間の技術の結晶とも言うべき
存在であろう。
ゆえに人はその自分を超える破壊力や、
洗練された戦うための道具に少なからず
魅力を感じるのである。
参考にならないだろうが、このHPを見れば、
銃器の魅力はじゅうぶん分かるはずだ。
難しいお題ですから、逆から読みました。
エロスを感じるのは何か。
フロイト曰く「性/生の欲動(エロス)と死の欲動(タナトゥス)は対立するというよりも
むしろ表裏一体の関係にある。《性》が《生》を生み出す必要があるのは、
《生》と《死》が隣り合わせだからである。もし生物の個体が不死ならば、
生殖は不要である。それゆえ、死の危険が迫ると生物は性に目覚めるというのは、
自然の合目的性である」
武器の造形美もあるでしょうが、絶対的な支配力、すなわち「死」を感じさせるものであると同時に
「生と性」をも想起させるからではないでしょうか。
http://bluecat.web.infoseek.co.jp/bellmer/note02p.html#P6
[覚書2−8] 澁澤的ベルメール論のベルメール的迷宮 (参照資料)
マニエリスム論から類推されるところもありますね。
単なる美しい人形を愛でるのとは違って、「狂気を示した人形」というのもまたエロスを感じさせるものです。
一般に無機質な機械や道具に対して感じる美しさと、銃器刀剣のに対するそれとは違うということについて、
人形を通して考えさせてくれたと。面白い着眼点です。
http://www.edit.ne.jp/~ham/szondi/ken_s.html
「遺伝圏の深層現象学」S
エロスというよりもタナトスに魅かれているのではないでしょうか。
人間の脳はテキトーに出来ていることですし。
んーー何とも評価し難いテキストです…
銃器や兵器からは一般に破壊や殺戮など、死のイメージが伴っています。
ハイデガーの、存在と時間に述べられている彼の哲学によれば、大衆は普段は好奇心や目新しさという興味に引かれ、対象が持つ固有性を忘却しています。この忘却は自らのあり方、存在についてまで及んでおり、自分が死ぬといった他者の代替不能な経験までも忘却しています。つまり人は自分が死ぬことを忘れているわけです。しかしハイデガーはこれを批判し、人間は自分自身の死を覚悟することによって余計なものに惑わされず、自分自身の宿命、やるべきことを自覚し明確な目標を持つことができると説いたわけです。
それゆえ、銃器や兵器は、(美しさやエロスを感じる主体がたとえハイデガーの思想を知らなかったとしても)普段人間が忘却している「死」を想起させるものであり、それはひとつの観点として生のはかなさという情緒を味わわせてくれるものである。人はそこに美しさを感じるのではないでしょうか。ハイデガーも結局、生が有限であることを認識し、明確な目標を持つこと、多様な欲望に惑わされないことを主張しています。
エロスに関しては、暴力とエロスの関係として述べることができそうですので、もし考えがまとまればまた回答させていただきたいと思います。
良い御回答をありがとう。次のお話もぜひお聞かせ下さいませ。
単純に、刀身はその形状と用途において男根を連想させます。「睾丸」という名のついた刀もあるほどで、夢判断などでも刀は男根を意味します。銃器も同様で、極端に言えば「発射する」物、「発射する事によって相手を破壊する」物はファリックであると言えます。
http://d.hatena.ne.jp/junhigh/20040310
戦争の起源など - 迷路の地図
また戦争とエロスは分かち難く結びついています。軍服(制服)の拘束性などもそうですし、武器に限った話ではありません。破壊衝動、征服、陵辱、拘束、征服等のシンボルとも言える「戦闘」に関する物にエロティシズムを感じるのはある意味で自然な事です。
私は子どもの頃よりいまだに、指先からビームを発射して化け物と戦う夢を見ます。
ありがとうございました。
私もURLは関係なしです。
エロスはよく分かりませんが、美しさを感じるのは、正しい人が使えば、正義を通すという要素があるからでは?
全米ライフルズ協会がいつも述べる見解ですね、
既知のありふれた言葉なので、ポイントは出せません。
URLはサンプルです。
発想を逆転すると「作る人の手によって、美しく、時にはエロティックに見えるように、デザインされている」「そう見える事も機能の一つとして、予定されている」と言えます。
道具の利用想定が「してはいけないこと」「非日常」という点では、刀剣は包丁よりセンセーショナルではありますが、
同じ効果を発揮する道具でも美しさが違うということを前提にすれば、その道具の印象は「制作者のセンスや技術」「制作者による機能と意味のプログラミングの方向性」によって、モノがこの世に生まれた時点でそう見えるように予定されていると言えると思います。
個人的な感想や一言なら私は欲していません。この回答でポイントは出せません。下記の、質問と回答欄をよく見ておいて下さい。
http://www.hatena.ne.jp/1079532284
「Q. 2回も意味のない回答をされたためにポイントを浪費することになりました。…」