基礎的な質問ですが。

高分子の自由体積（高分子鎖の鎖の間にできる径がサブナノ㍍オーダーの空隙。高分子の種類・温度によって大きさが異なる）

簡単ですが・・・

サイトの説明だとちょっと分かりにくいみたいなので、説明します。

高分子にこだわりすぎです。

分子が内部的な運動（分子鎖の回転、捻り）及び、外部的な運動（振動、分子自体の回転）などで自由に動き回ることができる空間のことを自由体積と言います。

高分子の場合この自由体積のオーバーヘッド

が通常の分子より大きいため、物性特性に大きく依存し、粘性を示したり特殊な偏光特性を示したりするわけなのだと思います。

数式でしか表せないというよりは、この自由体積の大きさが、陽電子消滅法などで計測されるオルソ(オルト)ポジトロニウム(電子と陽電子が電磁相互作用で束縛されたもので水素原子の陽子が陽電子で置き換わったもののうち電子のスピンの向きが平行なもの)の寿命と自由体積孔及び自由体積と相関関係があるので式で表せるということです。

写真と図解入りのページです。