グローバリズムと原理論2003,10,10
小幡 道昭
重商主義、自由主義、帝国主義という三段階からなる従来の発展段階論に
グローバリズムが暗黙裏に第四段階説を含意するのであれば、、、
というストーリー
こちらで、「多国籍独占」というキーワードで、マルクスをベースに現代のいわゆる「グローバリズム」の性質について解説していますね。独占資本主義の一層高い段階である、と規定されています。
こちらでは、「多国籍企業」という存在の扱いづらさについて語っています。ただ、「多国籍企業の拡大」と「新保守主義」の関係について述べているところはおもしろい。また、「グローバリズム」が進行するとともに、新たなブロック化が進んでいる(EUなど)という指摘もなかなかおもしろいです。まあ、「文明の衝突」論で大きく取り上げられた問題でもありますが。
なるほど、ありがとうございました。