方法は、A)純資産法、B)DCF法、両方にて算出してください。
計算過程を、必ず明記してください。
(単位:百万円)
【負債の部】買掛金5、借入金10
【資本の部】資本金3、余剰金等6
【資産の部】現金等4、売掛金4、その他流動資産6、固定資産9、繰延資産1
【損益指標】フリーキャッシュフロー3、税引後純利益2
【資本コスト】WACC3%
http://www.mfi.or.jp/kumiya/stock014.html
第 4 話:株式の市場価格と投資価値
なんか掛け処理の多い会社ですな。小売業??
純資産法がなんのこっちゃわからなかったので検索してみました。
1株あたり純資産、BPSを算出せよってことでいいんですかね?
だとすると、
資本が3+6=9
発行株式数が不明で…
∴ 投資に対する利益率は出せません。
…。
DCF…、割引キャッシュフロー法のことですね…。
企業価値算定法でお目にかかるので、同本を調べてみたのですが、
株主価値といわれるとちょっとピンときませんでした。
株主価値からすると投資に対していくら設けがあったかという点に
尽きるかと思うのですが、肝心の投資額がわかりません。
また、DCFにて企業価値を算定するには、複利が重要になってくるかと思います。
元々DCF自体が決算の粉飾を通年にわたって監視するという目的もあると聞きます。
これらの現状の財務表からだけでは、
残念ながら上記ニ法による算定はできないのではないでしょうか?
これらの情報からだと、まだ、ROIとかPERとかが馴染みがありますね。
素人意見ながら…。
間違ってたらごめんなさい。。。
企業価値会計の本、3年かかって、まだ読み終わりません…。ムズ過ぎ
この回答もムズ過ぎ。
URL はダミーです。
A)純資産法
純資産=資本合計(=資産合計−負債合計)
=3+6
=9
B)DCF法
企業価値=(営業利益−資本コスト−税コスト)÷WACC
DCF法で正確に計算するには条件が足りません。
1)実効税率がない
→税コストが計算できない
2)減価償却費がない
→FCFから営業利益が計算できない
そこで2つの前提をおきます。
・実効税率40%とする。
・所与のFCFは長期間の平均とする。
(長期で見れば、FCF≒営業利益)
税コスト=税引後利益÷(1−40%)x40%
資本コスト=(負債+資本)xWACC
営業利益=FCF
企業価値=(FCF−(負債+資本)xWACC−税引後利益x2/3)÷WACC
=(3−24x3%−1.33)÷3%
=31.56
株主価値=企業価値−負債価値
=31.56−15
=16.56
では?
A)純資産法、これはOKです。
B)DCF法、残念ながら、ちょっと違います。
DCF法では、
株主価値=企業価値−負債価値
企業価値=事業価値+事業外価値
A)事業価値=事業のCFの現在価値
B)事業外価値=CF創出に寄与しない価値
で、Aは、FCF÷資本コスト=3÷3%(WACC)
=100
Bは、手元現金+固定資産における投資等で、
固定資産分は読み取れないので、現金のみ4。
負債価値は、10なので
株主価値=100+4−10で、
94となります。
株主価値の算出は、上記条件・方法にて算出可能です。ちなみに、株主価値=企業価値−負債価値です。