紹介の仕方としては、小説の題名と主人公の職業・身分を紹介してください。出来るだけ単純に書く(教師)のではなく、具体的に書いて(陸の孤島にそびえたつ超進学校に赴任してきた新任教師)ください。また、紹介する小説は受賞作品でなくても構いません。
1つめ:
狭い岩屋の外に出られなくなってしまった山椒魚
(直木賞第6回受賞者:井伏鱒二/山椒魚)
2つめ:
齢50半ばで鐘ヶ淵に隠居した無外流の剣客、秋山小兵衛
(直木賞第43回受賞者:池波正太郎/剣客商売)
3つめ:
家計を助けながらも剣道に打ち込む高校生、勇
(芥川賞第79回受賞者:高橋三千綱/九月の空(受賞作))
ありがとうございます。
山椒魚ってまんま山椒魚の話なんですね。知らなかった。
泡坂妻夫 第103回(1990年上半期)直木賞受賞
紹介作品 「亜愛一郎」三部作 ※連作短編ミステリー
主人公 亜愛一郎(A Aiichiro)
職業&風貌・性格
長身でハンサムな探偵。雲を専門に撮るカメラマンでもある。性格はのんびりとして、貴公子然とした外見には似合わず、とろい(運動神経が鈍かったり、頼りなかったりする)ところがある。
身分/前歴 謎。
この著者は全く知らなかったです。
初めて知りました。
ありがとうございます。
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi/406b7f13e95140...
オンライン書店ビーケーワン:静かな大地
『静かな大地』 池澤夏樹:著(『スティルライフ』で芥川賞受賞)
本書は、朝日新聞朝刊掲載に加筆修正を加えたもの。質量ともに小説好きには満足のいくものだと思います。主人公は明治期の農業技術者であり牧場経営者でもある男性兄弟で、淡路島より北海道に殖産のために入植した。幼い頃、アイヌとの交流により文化的・精神的には内地人よりアイヌにシンパシーを覚える人物。一読あれ!
これは面白そうですね。
「御書物同心日記」「続・御書物同心日記」出久根達郎
短編のシリーズものです。現在第3弾まで出ているようです。
主人公は、新米同心の東雲丈太郎。本好きが高じて「紅葉山御文庫」に勤めることになります。
「紅葉山御文庫」とは、江戸時代、将軍家の書物を収めた蔵のこと。貴重な書物ゆえ、“御書物同心”という役割があったようです。
ストーリーとしては、丈太郎の周りで起こるちょっと変わった事件を、風変わりな丈太郎の同僚とともに、軽やかに描いた短編。時代モノですが、読みやすいです。
もう一つは「百器徒然袋 風」京極夏彦
京極堂シリーズ番外編。
主人公は、薔薇十字探偵社の探偵・榎木津礼二郎。元子爵の息子という家柄に、容姿端麗、眉目秀麗と、見た目は文句のつけようがないのですが、その実態は腕力最強・天下無敵のハチャメチャ野郎です。自然と他人の過去が“視えて”しまうという体質を持っているにもかかわらず、それを事件の調査に利用するわけでもなく、そもそも調査すらしないのに、いつも事件はなぜかめでたく解決している、という。
京極夏彦というと難解なイメージがあるかもしれませんが、これは全編ギャグです。あの京極堂ですらギャグと化している! おすすめの逸品。
紅葉山御文庫とは図書館のようなものと考えて宜しいでしょうか。誰に対しても開かれているわけではないでしょうが。
次のはてなでは図書館に関する小説を質問しようと思っていました。purple28さんの先の読む視点素敵です。
皆さまありがとうございました。
どうもです。