1.動機がエキセントリックなもの
2.とにかく最後に驚けるもの(もちろん良い意味で)
3.顔のない死体トリックもの
4.読者への挑戦状があるもの
一つだけでも結構です(ポイントは一冊につき10pt〜15ptぐらい)
ただし、リドルストーリー・人の死なない日常ミステリは苦手なのでいりません。
2.最後に驚けるものには綾辻行人『時計館の殺人』を挙げます。これは1.の動機がエキセントリックなものにも当てはまるかも。綾辻さんの館シリーズ5作目です。9/9に館シリーズ最新作『暗黒館の殺人』が出るのでこの機にどうでしょうか。
4.読者への挑戦状のあるものとしては、有栖川有栖『双頭の悪魔』はどうでしょう。学生アリスシリーズの3作目です。これにはなんと、挑戦状が3通もあります。
ありがとうございます。
実は、「時計館の殺人」は私が初めて読んだミステリなのであります。それをきっかけにミステリを読み始めたので、思い出深い一冊です。
有栖川有栖は短編しか読んだことがないので、長編も挑戦してみようかな。
すべてがFになる―THE PERFECT INSIDER (講談社文庫)
1.動機がエキセントリックなもの
森博嗣の「すべてがFになる」です。
森先生のかかれるミステリは動機がどれもエキセントリックだと思いますが、やっぱり一番最初に読んだこの本の印象が一番強いです。
2.とにかく最後に驚けるもの(もちろん良い意味で)
これまた森先生の作品でしかもS&M(犀川&萌絵)シリーズのものですが、「今はもうない」のラストがかなりびっくりしました。
あとはちょっと失念してしまいましたが森先生の作品には3.の条件を満たす作品もあったと思います。
好き嫌いが別れる文体かもしれませんが、是非機会があったら読んでみてください。
参考URLは森先生のサイトです。
ありがとうございます。
「今はもうない」は読んだことがあります。あのラストはこのシリーズをずっと最初から読んでいれば更に驚けただろうにな、と悔やまれてなりません。
『暗黒館の殺人』エキセントリック‥かどうかは分かりませんが、この動機は結構びっくりしたので。
『十角館の殺人』これはびっくりしますよね。
『殺人方程式』首のない死体が出てきます。
4-06-273572-5『どんどん橋、落ちた』全編犯人当て。読者への挑戦状もあります。
すみません、みんな綾辻行人ばかりで(^^;)
あっ、ayalistさんだ。データベース、よく拝見させて頂いてます。ありがとうございます。
十角館とどんどん橋は読みました。光文社系はなぜか何となく避けていたのですが読んでみようかな。
そして二人だけになった―Until Death Do Us Part (新潮文庫)
・最後に驚けるもの
森博嗣「そして二人だけになった」
……これは騙されましたよ!最後で二転三転するので、
しっかりついていかないと置いてけぼりにされそうでした。
でも面白い!
・読者への挑戦状
もう出ているかもしれませんが、
島田荘司「占星術殺人事件」
書影は光文社のものですが、講談社からも出ています。
私は全然解けませんでした……。まだまだ修行が足りませんね。
ありがとうございました。
最後で二転三転!良いですね!
「占星術殺人事件」は先に金田一〜の方を読んでしまっていたので(´ρ`)でした。無念。
(1)地球平面委員会
動機というか、物語が非常にエキセントリックなんで
好き嫌いがはっきり別れるかも。
本格ミステリ、と呼んでいいのかどうかは
疑問ですが、まあ、主人公が主人公なんでw
(2)ハサミ男、慟哭
この質問に該当するミステリはやはりこれかと。
両方とも未読なら、あまり情報を入れずに
とにかく読んで欲しいです。
ありがとうございました。
そう言われると逆に読んでみたくなります<「地球平面委員会」
ハサミ男は読みました。この手のものが大好きなので、「慟哭」も読んでみようっと。
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全然急がないので、まだまだ回答お待ちしています。特に、海外・古典ものはほとんど読まないので(苦手なのではなく何から読もうか迷って分からなくなる)、コレというのがありましたらぜひ。
URLはだみ〜w
お勧めは「ベイビーメール」と「親指探し」と「十三番目の人格 −ISOLA−」です特にお勧めはいそらw
ありがとうございます。
ミステリというよりはホラー?山田悠介ってあれですよね、タイトルはタイトルはすごくそそられるんですよね。
ありがとうございます。
これは読みました。私も騙されてしまいました。頭の中で築き上げていたイメージを返してくれーという感じで。でもそれが嬉しいのですけどね。
エラリー・クィーンでまとめてみました。
1.九尾の猫
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi/40f6a476d35dd0...
オンライン書店ビーケーワン:九尾の猫 ハヤカワ・ミステリ文庫 HM 2-18
2.レーン最後の事件
3.エジプト十字架の秘密
4.ローマ帽子の秘密
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi/40f6a476d35dd0...
オンライン書店ビーケーワン:ローマ帽子の謎 創元推理文庫 104‐5
2.に関しては異論噴出でしょうが、自分は「良い意味」で驚きました。それに、そのために『X』と『Y』が読めるというメリットもあります。
4.は「読者への挑戦」の第1号です。
「読者への挑戦」はURLでも紹介しましたが、そのやり方で自分が一番感動したのは、他の方も紹介していた『双頭の悪魔』です。
ありがとうございます。
やはりエラリークイーンは抑えておかなきゃならないみたいですね!Yの悲劇だけは一度ことがありますが。。。
「双頭の悪魔」もお勧めみたいですね。これも読むぞリストに追加。
まず1の条件に折原一の倒錯のロンドを挙げます。
盗作というある種作家ならでわの動機が魅力です。
2には我孫子武丸の殺戮にいたる病です。
作品の99%はサイコホラーといった感じですが、残りの1%でまぎれもない本格になっています。そしてその1%が最大級の驚きを与えてくれます。
3には法月綸太郎の誰彼を挙げます。
これは綾辻行人の殺人方程式と似て非なる作品です。
4には辻村深月の冷たい校舎の時は止まるを挙げます。
これも本格と言うよりは学園ホラーの雰囲気ですが、最後の下巻に犯人当てではなく「僕たちが忘れてしまった、あの日死んだクラスメートは誰?」というこの作品ならでわの挑戦状があります。
ちなみに海外ものだと、クリスティのアクロイド殺しやそして誰もいなくなったがお勧めです。
すいません、ベタなのばっかで。
ありがとうございます。
「倒錯のロンド」「殺戮にいたる病」は、以前にはてなで質問した時に教えて頂いて読みました。どちらも好きな作品です。「誰彼」は二人目のご推薦、うーん読みたい。
「僕たちが忘れてしまった、あの日死んだクラスメートは誰?」。。すごく興味深いです。上中下巻みたいなので、これもじっくり本を読みたいときに読もうかな。
1.動機がエキセントリックなもの
山田風太郎の『妖異金瓶梅』。連作ミステリーです。異様な動機と、後半の途方もない話の展開にわくわくしました。
2.とにかく最後に驚けるもの
岡嶋二人の『そして扉が閉ざされた』(講談社文庫 ※絶版)。核シェルターに閉じこめられた登場人物たちという密室もの。岡嶋二人のミステリーは良質の、読みごたえのある作品が多いのですが、絶版になったままの作品が多いのは残念。本書は、ラストであっ と驚き、そして胸を衝かれました。
4.読者への挑戦状があるもの
高木彬光の『人形はなぜ殺される』(角川文庫ほか ※これまた絶版)。とても印象的なトリックが使われています。後年、本格ミステリーの今では大御所の作家S氏が、よく似たトリック(ほとんど同じだったという印象があるのですが)を使った作品を書いています。
ありがとうございます。
金瓶梅はわりと好きなので、『妖異金瓶梅』も読んでみたいですね。
『そして扉が閉ざされた』『人形はなぜ殺される』も興味深いのですが絶版なのが残念です。探して読んでみます。
ありがとうございます。
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi/413827bc1a9ab0...
オンライン書店ビーケーワン:私が殺した少女 ハヤカワ文庫 JA 546
まだ回答になれていなくてすみません。もう一件追加させてください。原りょう(PCでは出てこない漢字)のシリーズは面白いですね。私が殺した少女。
ありがとうございます。
これはどの条件にあてはまる小説でしょうか?
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi/408b95f795dc90...
オンライン書店ビーケーワン:バイバイ、エンジェル ラルース家殺人事件 創元推理文庫
葉桜の季節に君を想うということ (本格ミステリ・マスターズ)
1.「神の手の不可能殺人」・・・とにかく今まで一度も見たことないのない、そしてとても美しい動機です。人によっては「はあ?」と思うかもしれませんが・・・私は感動しました。
2.「葉桜の季節に君を想うということ」・・・驚きました。騙されました。でも、読後感がとても清々しいです。
3.「星降り山荘の殺人」・・・賛否両論あるようですが、私は楽しく読みました。そして、謎は解けませんでした。。。
4.「バイバイ・エンジェル」・・・読みにくくて定評のある?笠井潔ですが、ハマるととてもおもしろいです。
ありがとうございます。
とても美しい動機……気になります。とりあえず読むぞリストに追加、と。「葉桜〜」はこのミスで一位になっていたので逆に避けてしまってましたねー。
倉知淳は前に何かのアンソロジーで読んだ時に面白かった記憶があるので見てみようかなと思います。
「バイバイ・エンジェル」は途中で投げ出してしまった作品でした。。。( ´・ω・`)
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi/41388d3c29d8b0...
オンライン書店ビーケーワン:翼ある闇 メルカトル鮎最後の事件 講談社文庫
翼ある闇 メルカトル鮎最後の事件(講談社文庫)
麻耶 雄嵩
(1)、(2)で特に(2)のほうだと思います。展開が二転三転して、最後の最後に「うわー、こういうオチかよー」とびっくりしました。
(bk1が上手くいかなかったので、アドレスを載せておきます。)
ありがとうございます。
四番の方が紹介してくださったものと同じシリーズみたいですね。どちらも読むのなら、これは後に読んだほうがいいのかな。
![]() | 第三閲覧室(創元推理文庫)
紀田 順一郎著 東京創元社 / \735 / 2003.7 |
![]() | 神保町の怪人(創元クライム・クラブ)
紀田 順一郎著 東京創元社 / \1,785 / 2000.11 |
動機に意外性があるという点で共通していると
思います。もちろんどれも面白いです。
ありがとうございます。
本に関係したミステリ、面白そうです。
クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス)
一番目が1、2。二番目が1、2、3。三番目が2、3に当たります。
『地球平面委員会』はとにかく動機が狂っています。こんな動機今まで見たことがありませんでした。はじめて読んで二年が経ちますが、今だにこれ以上驚いた動機はありません。
『クビキリサイクル』はタイトルの通り、クビキリです。また動機に驚くというのは、半分しか当たっていないかもしれません。本当の動機ではなく、「嘘の動機」だからです。
『コズミック 世紀末探偵神話』は、「読者への挑戦状」ではなく、「読者への挑発状」が付いています。これは挑戦するどころか、「絶対に解けない」と豪語してきます。また最後に驚くのは、これが一番衝撃だと思います。
ありがとうござます。
『地球平面委員会』、二人目のご推薦ですね。どんな動機なのか楽しみです。
「コズミック」は何かの噂には聞いていましたが、読んではいませんでした。見てみます。
黒猫の三角―Delta in the Darkness (講談社文庫)
2.とにかく最後に驚けるもの
最後まで読んで、「だまされた! こんなのってあり!?」と思わず口走ってしまった一冊です。
4.読者への挑戦状があるもの
「どちらかが彼女を殺した」をおすすめしている方がいらしたのでどうかとも思ったのですが、個人的には絶対こちらを推したいのであえてお勧めします。
「どちらかが〜」の方は2人のうちどちらかが犯人。
「私が〜」は3人のうちどちらかが犯人。です。
2冊とも最後に袋とじの推理のヒントがあるのですが、それを参考に2.3度じっくり読み返しても犯人は簡単にはわかりません。
私の場合、「私が〜」の方が自分が納得してこの人が犯人、と結論が出せました。「どちらかが〜」の方が自信がありません。
ぜひ、挑戦してみてください。
ありがとうございます。
東野圭吾は人気があるとは知っていたのですが何を読めば良いのか分からず避けていました。読んでみます。
クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス)
タイトルからして“まんま”ですが、3の「顔のない死体トリックもの」とゆってもいいのではないかと思います。しかも、もしかしたら1の「動機がエキセントリックなもの」にも当てはまるかも。さらに、2の「とにかく最期に驚けるもの」といってもいいかもしれません。
…ちょっと言いすぎたかな(^^;)。
戯れ言使いのいーちゃんシリーズ第1弾。
ありがとうございます。
二人目のご推薦。カバーがあまり好みでないので、ここでお勧めして頂かなかったらうっかり手に取らず見過ごしてしまうところでした。読んでみますね。
『消失!』ほど、驚かされ、やられた!と思った物はありません。文章は拙いですが、いい意味での驚きに関してはベスト級だと思います。
『「クロック城」殺人事件』メインの謎は首なし死体ではないのですが、おそらく前例がないと思われる切断の理由があり、感心させられました。
『星降り山荘の殺人』はあくまでフェアに情報を出しておきながら大きな錯誤を生ませてくれるので楽しい作品です。
ありがとうございます。
『消失!』タイトルからしてそそられます。『「クロック城」殺人事件』の
>おそらく前例がないと思われる切断の理由
も気になりますねー。『星降り山荘の殺人』二人目のご推薦!読んでみます。
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そろそろ終了したいと思います。
みなさんありがとうございました。ご紹介くださったものは全部ちびちびと読んでゆきたいです。とりあえず今日は『誰彼』『双頭の悪魔』『翼ある闇』を買ってきました。楽しみ。
ありがとうございます。
「ダ・ヴィンチ・コード」、あらすじだけで惹かれてしまいました。でも上下巻かぁ、腰を据えてじっくり本を読みたい時に読んでみます。