またこれからアジアはどのような安全保障体制を組んでいくべきか、あなたの意見も教えてください。
現在のアジア、とりわけ太平洋沿岸諸国の軍事的安全保障は、
第二次大戦後の歴史的経過をそのまま残す
米国主導の安全保障体制が継続していると考えられます。
米国は北大西洋条約機構によって
多国間集団安全保障体制をとっていますが、
アジアにおいては多国間条約を結ばず、
個別の国々との条約によって成り立つ
軍事的地位保証を得ています。
しかしアジアには米国との軍事的同盟に
加わらない諸国も多いですから、
むしろこの軍事的寡占の成り立たないという事情が、
アジア全体の諸問題を武力の行使に依らず
外交によって解決していく必要性を高め、
諸国の安全につながっていると考えることができます。
今後のアジアの安全保障は、
まず経済的安全保障、食料的安全保障、エネルギー的安全保障などの
外交分野での多国間協議による前進を目指すと共に、
軍事面では各国個別の国防体制を堅持し、
最終的には米国を軸とした
ブリッジ共闘的集団安全保障体制をも脱却して、
軍事的中立諸国の「外交同盟的アジア圏」を確立していくことが、
アジアの軍事的安全の確立のためにも
望まれてくるものと思われます。
このへんもご参考にどうぞ。
私自身は国際連合をベースにした
安全保障が優先されるべきだと
考えています。
いくら大国主義だと批判されるにせよ、
アメリカVSフランスのように、
ある程度、抑制と均衡が働きますから。
ありがとうございます!
Yahoo! JAPAN
一部のアジアを例に挙げると、
日本→強力なアメリカの後ろ盾を保持することで、それを防衛力としている。
中国→隣国北朝鮮と友好関係。
韓国→脅威は北朝鮮。ゆえにアメリカの後ろ盾を得るためにアメリカ寄りの政策。防衛は主に北朝鮮との国境に部隊を展開。
台湾→中国との関係を特に重点を置く。
やはり、アジアの安全保障体制は
国連中心によるものをまず第一とし、
次にアメリカに依存しない、
アジア広域での連携を深めるべきかなと思います。
アメリカとの協力関係は非常に大切ですが、
アメリカと協力するがゆえに危険になることも事実です。
日本がアジアに戦争で傷あとを多く残したのも事実ですが、
だからゆえ、二度と戦争がおこらないように、
アジア各国との友好関係に全精力を注ぎ、
広域での連携を深めるべきだと思います。
ありがとうございます!
http://tanakanews.com/e0217dollar.htm
中国人民元と「アメリカ以後」
ちょっと別の視点から。
現在、経済の安全保障は、基本的にドルに頼っています。ユーロはイマイチ。円は…円借款の残高は多いかもしれないけれども。ども!あんまり、有力じゃない様子です。新規発効はホントへっぽこですし。
んで、どのような体制を組んでいくべきか。
通貨バスケットか、元を基軸通貨にして元に連動する形を取るかっていうのは、安全保障たりえます。これは、広義の安全保障だけれども。
ルピーは…しばらくないなぁ。円は、難しいでしょうかね。
あとね、ご飯の安全保障。
アクセシビリティっつってもいいかもしれない。アジアの範疇に入る、インドと中国とで世界の人口の1/3でしょ。肉なんぞ食ってないでみんな米食え米!ってことになるかもしれません。小麦より米の方が、たくさんの人のおなかを膨らませるって言う意味で優れてるので、米説が有力です。
ありがとうございます!
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/asean/arf/gaiyo.html
外務省: ASEAN地域フォーラム(ARF)の概要
内容についてはこのサイトとこの前後を見ていただくと、少し難しいですが何となく現状がわかると思います。
アジアの主導権は中国が握ることになりそうです。ただ今の中華思想の下で中国がリーダーになってしまったら大変ですよね。その前に日本は積極外交に出て印パ・カシミールの問題などの仲裁役を買って出たりして、影響力を強める必要があると思います。また、実現させるには難しいと思いますが、アジアの非核化の先導者としても日本は頑張らなくてはならないと思います。そして最終的にはアジアにおけるアメリカの影響を最小限に抑え、ASEANの力をもっと強め、世界全体としてEU,北アメリカ、ASEANみたいな勢力図が描かれればと思います。
ありがとうございます!
中華思想の下で中国がリーダーになってしまったら大変
Welcome to the Official Website of Idea Marathon System
上記はダミーです。
今後のアジア各国の安全保障のもっとも重要なポイントは、中国の軍事力強化に対する方針に大きく影響を受けると思います。
(1)中国が、経済発展を続けていることは、中国国民の生活水準を上げることに寄与するならともかく、経済発展からの富を、新型のミサイル開発や、原子力空母などを持とうとするならば、中国周辺の諸国の中には、中国追従派と中国警戒派に分かれることになると思います。原子力空母は、インド洋や太平洋東岸(アメリカ)までを巻き込む安全保障の問題となるでしょう。
(2)中国はいまだに狂犬のような北朝鮮を厚遇しているのですが、アジアの緊張は、中国の北朝鮮対策も重要な周辺諸国のかく乱要因です。
(3)中国の台湾への接し方と、台湾の対抗策も変わってくるでしょう。これも中国の周辺国の態度に影響を与えるでしょう。
(4)南沙諸島問題も、中国は強引に進めようとしていますが、これには、フィリピン、マレーシア、ベトナムがすごく警戒しています。
(5)中国が、周辺諸国に上記のような問題で、毅然とした平和へのポリシーを踏み出せば、興隆時代の中華の鷹揚な姿勢のように、周辺諸国とは穏やかな政策で進むことになり、それを好感した周辺諸国は、中国との好関係を重視する安全保障体制を取ると思います。
ありがとうございます!
中国追従派と中国警戒派
北朝鮮を厚遇
中国との好関係を重視する安全保障体制
ありがとうございます!