http://www.u-tokyo.ac.jp/stu03/e01_02_06_j.html
東京大学 [学部入学]入学者選抜方法等の概要
ご存知でしょうが、東大の地理歴史は、知識ではなく、「思考力」と「文章での表現力」を問うています。基礎的な知識はお持ちのようですし、あまり時間が有りませんので、今からならば、確実に点数を確保するトレーニングをされるとよいと思います。
日本史で点数を確保するには3つの力が必要です。(1)用語説明力(2)時代背景説明力(3)文章要約力の3つです。
以下、それぞれの学習法です。
(1)一問一答と用語集を用いて、キーワードを自分の言葉で文章にしてみてください。その時、説明するのに必要になるキーワードを次にチェックすることで、用語指定論文に対するトレーニングになります。
(2)時代背景とは、政治体制や、経済体制、文化であり、東大は世界情勢や、他の時代との対比を、ポイントとすることが多いです。日本で政治体制や経済体制が変化した時期の各要因をチェックするとともに、同時代の世界史を比べたり、同じような変化をした他の時代を考察してください。その関連性や、類似点、相違点を短い文章で書いてみることが効果的です。
(3)6行に解答をまとめるためのトレーニングです。良い解答は短いものを、水増ししたものではなく、長いものを圧縮したものです。ですから、過去問に対して、8〜9行で解答をつくり、それを6行に要約する練習をしてください。要約してから採点基準を考察して、点数になる部分を、残せているかどうか。また、読む人がわかりやすく書けているかを、チェックしてください。
スケジュールプランとしては、11月末までに(1)は一通り完了するペースで。(2)は(1)と平行して、やったキーワードの部分の時代背景を押さえる。(3)は週に1回程度、時間を十分にとって行う。
といったペースでしょうか。
他の科目の状況にもよりますので、一概には言えませんが、日本史は、これでかなりの得点を取れるはずです。
合格を祈念しております。
近現代まで、どうしっかり押さえるかが
東大の日本史攻略での差になるポイント
かと思います。
私自身が家庭教師をしていたのは
だいぶ前なので、話半分で聴いてほしい
のですが、
山川の教科書+用語集+書きこみ教科書詳説日本史で基礎を作った後、
Z会の攻める日本史 近・現代、テーマ史
日本史論述のトレーニング、
実力をつける日本史100題で演習を
つむという形でやらせていました。
彼は別な国立大に合格したのですが、
ただ、東大受験生にとって、
日本史講義2、3は定番ですよね。
他科目の兼ね合いもあるかと思いますが、
そろそろ、演習を重ねて、テーマつぶしを
するシーズンなのではと思います。
また、新たな参考書等を購入するのは、
既存のものだと、フォローしきれない
場合に限った方がいいかと思うので、
Z会うんぬんは、軽く流してください。
予備校は利用されないということですが、
模擬試験だけでも、可能であれば、
S,Y、K受けておくと、
今年の各社の予想がわかるので、
安心できるかと思いますよ。
これから、寒くなるシーズンですので、
体調管理に気をつけてがんばってください。
ありがとうござます。コメントは最後にさせていただきます。
ありがとうござます。コメントは最後にさせていただきます。そういえば、日本史B用語集も持っていました。引き続き提案をお待ちしております。