また、あなたのインタビュー手法、成功事例を教えてください。
その人の運営する組織の現状と未来、問題点などを聞き出したいと考えています。初対面です。
どのレベルのアドバイスを求められているのかよく分かりませんが、
「最強のインタビュー・メソッド」ということであればこの本をお薦めしておきます。
論じられているのはマーケティング調査における様々なインタビュー手法ですが、
マネジメント分析にも十分使えるノウハウが詰まっています。
インタビューの経験もほとんどなく、もっと初歩的なハウツーが知りたいということでしたら、
こちらのサイトをご覧になっておくべきかと思います。
私個人の経験から言えば、ここ一番の重要なインタビューを成功させられるかどうかは、
ひとえに「事前準備」「下調べ」をどのくらい綿密にやり、仮説を立てたかにかかってきます。
その組織とそれを取り巻く事業環境に関するメディアの論評記事や資料を可能な限りたくさん入手し、
それを読みながら論理的に不整合な点、隠されていると思われる論点をメモとして書き出しておきます。
そして、最初はそれらの知識を相手には伝えずに、相手から説明してもらい、
説明の中でメモに書き出した点が出てくれば、そこにすかさず突っ込みを入れる
(「それはどうしてですか?」「なぜそうすべきとお考えですか?」など)のが、
より深く問題を掘り下げるために有効ではないでしょうか。
ありがとうございます!
わかりやすいです
URLはダミーです。
私は元ライターで何人もインタビューをしてきました。そこで私のノウハウを少しお教えしますね。
まず、インタビューする前に、その人のことをどんな小さなことでもいいので調べましょう。
その人がどんなことして今どういう状況なのか?また、その人の運営する組織のことも勿論調べてなくてはいけないと思います。
(その人が本を出版しているなら本屋で立ち読みでもいいので少しだけ読んでみたりとかも必要ですね)
業界の専門用語も同様です。
用語に関しては、ネットで調べればよく出てくるので分かると思いますし、
相手にイチイチ「それはどういう意味ですか?」等と聞かなくてはいけないようだと相手の方も気持ちよく話せないし、会話も進みません。
私がインタビューをしていたときは、紙に聞きたいことをメモして順番を立てていました。
組織の現状などが主題なら、私だったら以下のような形で聞きます。
1.会社の起源(どうしてこの会社を立ち上げたのかorどうして入社したのか等)
2.どういったプロセスで会社を展開していったのか?(どういった職種で現在の担当に落ち着いたのか等)
3.現在会社で問題だと思っていることは?(また、改善していこうと努力していることは?)
4.今後の目標(売り上げや開発事例、チャレンジしていきたいこと等)とそこに至るまでの方法等
5.最後にインタビューの読者に向けてメッセージ(これはインタビュー内容によっては必要ないと思います)
ここに、事前に調べておいた情報を混ぜ込みます。話している内容によって、こちらから関係ありそうな情報を聞いていきます。
「そういえば●●さんは▲▲の事業をされているようですが…」
「こういった資格を取得されているようですがどのような意図で取得されましたか?」など、
ところどころでこちらから話題を振るようにします。
事前に調べておいた専門用語などは、メモに書いておいていつでも読めるようにしておくと良いと思います。
持って行く道具は、レコーダーと筆記用具。もちろんメモも。
録音しているとはいえ、後でテープがきれてたり、よく録れていないこともありますので、話を聞きながらのメモは必須です。
またカメラマンがいる場合は必要ないと思いますが、いない場合はデジカメなどの用意も必要ですね。
最初のうちは慣れなくて大変かと思いますが、頑張ってくださいね〜!
あと、適度なあいづちと相手の目を見て話を聞くことは必須です。
これはインタビューじゃなくても当然のことなのですが^^;
ありがとうございます!
おぉためになります!
上はあくまでご参考。
いきなり問題点を聞くと構えられるので、手法としては、できるだけ相手の胸襟を開き、その人個人の話から入るようにするといいと思います。
経済誌の記者をしていたときによく使った手は(相手が年長のとき)、「あなたが私の年齢のころは何をどうしていましたか?」という質問から入るパターン。
個人的な態度をこちらから見せて、アドヴァイスを聞くようにして、だんだんと、その人や組織について聞いていくとうまくいきました。
あとは、途中からメモをとる手を止め、筆記用具とノートをわざと机の上に置きっぱなしで話を聞く(どっちにしろテープはまわっているのだけれど)ポーズをすると、案外オフレコの話を聞けます。
あと、筆記具は必ず透明な(中のインクが見える)ボールペン。
ありがとうございます!
いきなり問題点を聞くと構えられる
私は取材ライター暦10年以上です。
インタビューの時の、私の心得をお伝えします。
準備するもの:テープレコーダー、質問表、メモノート
質問表の作り方:インタビュー相手の属性マップを作ります。組織なら、事前に分かっている範囲で、マップを作ります。ここにマップの例は示せませんが、その組織の業務内容、顧客、顧客からの入力と顧客への出力、業務手順、組織の業務場所の環境、温度や湿度、納期、組織の職員構成、必要な資格、業務への意識、業務に関する研修、業務における安全、不安全行動、不安全状態など、知りたいと思う属性をマップとして整理します。その上で、それぞれの属性を訪ねる質問表を作成します。
業務の概要を教えてください。
顧客からはどのような引き合いが主にあるのですか。
といった質問ですが、相手組織の基本的な姿を把握するための質問表です。
インタビュー時の心得:質問は質問表に沿って始めますが、回答に対してさらに突っ込んだ質問を、その場で考えてします。これが重要です。この突っ込んだ質問が、聞きたいポイントに近づく質問なのです。
現状は質問表に従って聞いていけば聞けますが、その回答の中に未来や問題点に触れるものが必ずありますから、そこからさらに質問をしていく方式がいいでしょう。「問題点は何ですか」とか「未来をどう考えていますか」といった質問もいいのですが、表面的な回答に終始してしまう恐れがあります。インタビュアーの事前の学習が質問の内容が深められるかのカギです。
まとめの心得:メモを見て要点を整理し、テープを聞きながら、文章にします。
こんなところでしょうか。
ありがとうございます!
相手の属性マップ
インタビューという作業のイメージを少し膨らませて、フィールドワークとして、五感を働かせて観察するとよいインタビューができると思います。
フィールドワークという点では、一ツ橋大学の佐藤郁哉先生の本を何か一冊読んでみるのがよいと思います。インタビューも含めて、フィールドワークの技法が解説されています。特に
フィールドワークの技法―問いを育てる、仮説をきたえる
がお奨めです(URLはこれです)
ありがとうございます!
フィールドワーク
ここの「図解で相手の話を理解する」シリーズは良いですよ。
要点のまとめ方の話ですが、要点を効率よくまとめることで、質問のポイントが見えてきます。
インタビューの仕方ではありませんが、テーマになかなかマッチしていると思ったので。
ありがとうございます!
質問のポイント
── 《一聴一席 19690313-19700116 月刊アルペジオ》
かなりの年代ものですが、わたしが三十才のときの対談シリーズです。
どうしても咬みあわなかった相手や、すばらしい思い出となった人々、
一年がかりで工夫しながら、みずからリライトした実録集です。
(DiaryINDEX|→|will )
1969年03月13日(木) 一聴一席①市長2年尺八45年
1969年04月22日(火) 一聴一席②楽苑二重奏 大谷 光暢・智子御夫妻をたずねて
1969年05月19日(月) 一聴一席③京響・昨日今日
1969年06月26日(木) 一聴一席④清水焼・開窯200年
1969年07月12日(土) 日本の弦楽四重奏談 ① 巌本 真理・黒沼 俊夫 両氏をたずねて
1969年08月15日(金) 一聴一席⑤和洋折衷の館
1969年09月04日(木) 一聴一席⑥異国の楽の音
1969年10月09日(木) 一聴一席⑦Way of Thinking
1969年11月12日(水) 日本の弦楽四重奏談 ② 岩淵 竜太郎氏に聴く
1969年12月09日(火) 一聴一席⑧My Chin
1970年01月16日(金) 一聴一席⑨ふるさとドイツ
ありがとうございます!
三十才のときの対談シリーズ
つぎのサイトでタイトルをキーワード検索すれば、画像もあります。
https://tx696ditjpdl.blog.fc2.com/?q=%E4%B8%80%E8%81%B4%E4%B8%80...
当時の勢いで、世界中の芸術愛好家を歴訪すべきだった、と残念です。
https://q.hatena.ne.jp/1613068837#a1276628(No.2 20210212 12:00:57)
1.先ず相手が運営している組織の基本情報を知ることです。業界として、売上・利益・コスト削減状況・技術進歩といった状況がどの程度進捗しているのか。
相手の回答を確認しながら業界動向と相違する部分の理由を確認していくことで、相手の組織の目指しているもの、弱点などが理解できます。
2.相手の組織を取巻く環境の確認。業種により免許・許可が必要であったり、法的規制がかかっている企業であれば、どのような法律により制限がされており、権利が保障されているのかを確認すると同時に、商慣習上留意すべき事項を確認します。これにより、将来像として描けない方法・とりえない方向性が確認できるので、今後の方向性を絞ることが出来、確認すべき内容を事前に整理できます。
要は同様の組織を運営している他社とどのような戦略的相違をとっており、どうやって業績向上を図るのかを確認できるように、下準備をするということでしょうか。
ありがとうございます!
ありがとうございます!
「事前準備」「下調べ」