任期2年で交代する「非常任理事国」10カ国は、ただの“傍観者”にすぎず、世界の安全にかかわる重要事項は、事実上すべてこれら常任理事国5か国が決めることになる。
・・・ということですね。
結局、情報を最優先に仕入れることができ、それに対して決断を下す立場になることができる、ということです。
やはり”情報”ですか。なんとなく分かってきました。
URLはダミーです。
国連安保理事会理事国の事ですね。
本来は軍事組織である国連の、本来の仕事である軍事行動の方針を決める場である安保理事会に参加でき、採決においても賛成、不賛成を表明できます。
現在の国連の規則ではドイツや日本は敵国ということになってますが、安保理事国としての責務を一生懸命やれば、敵国ではないことを認めてもらえるかもしれません。あるいは理事国と承認されること自体が日本が実質的に国連の敵国ではない証拠として使えるかもしれません。
敵国条項で日本とドイツが敵になってるってのは知っていますが・・・要は”発言権”ってことなのかな?
この「非常任理事国」的な権利をもつポストを「常任」で賄おうという考えが今回の改革の目玉です。
メリットは安全保障理事会に出席できること。
これによって国際紛争などに発言することが可能になります。現在でも拒否権があるものの9カ国の理事国が賛成投票するという規則があり、拒否権のない理事国にも一定の発言権があることが分かります。
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/america/news/20041006k0000...
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例えばこのようにアメリカが拒否権を行使し,最終的に議案が否決されても,安保理が決議した意味合いは「国際社会」の決議という認知度で,個々の国々の声明やあるいは国連総長の発言力よりも重みがあります。
この安保理に理事国として加わることができるというのは,国際社会への発言力をもっている組織で一票を持つことができるという意味合いです。
現在日中間の緊張状態ですが、例えば将来的に中国が安保理で何らかの発言を行った場合に、日本が安保理に加わっていなかったとすると、これに対応できるだけの発言の場を日本が持つことができるのか?それを考えると自ずからメリットは分かるはずです(あるいは、戦前に日本が国際連盟を脱退した後の成り行きをみれば、国際社会での正当性を訴える場がなくなるとどうなるか理解しやすいかもしれません)。
米ソ対立時代に拒否権の「絶対的な強さ」ばかりに目がいきましたが、アメリカ一国主導への反発から理事国そのものの意義にも今後注目が集まっていくと思われます。
おお、ありがとうございます。かなりズバリです!
日本が非常任理事国を務めるのは1997―98年以来で、6年ぶり9回目となる。非常任理事国入りの最大のメリットは、安保理で一定の発言力を確保できる点だ。今回の安保理メンバーへの復帰は、日本が目指している常任理事国入りや、その前提となる安保理改革を実現する上でも、「追い風になる」(外相周辺)との見方が強い。
のだそうです。
うーん、国連ってのも非民主的な機関なんですね。
なるほど”情報”ですか。ありがとうございます。