http://d.hatena.ne.jp/hhosono/
the daily mnemorandam
URLはダミーです。
プリンセスメーカー以前にも美少女ゲームは存在しました。
プリンセスメーカーが画期的だったのは、「美少女育成シミュレーション」というジャンルを作ったことです。
歴戦の勇者が引退して、少女を義娘として養育するというシステムは、「自分の理想の少女を作りたい」という男性オタクの欲望を見事にとらえたものでした。その意味で、少女が義理の娘であること、「父」という家族を「所有する存在」であったことは象徴的です。また、このゲームのトゥルーエンドが自分の娘と結婚するという展開だったことも、その裏づけとなります。
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3日坊主のメイドさん
「プリメ」も「同級生」もエポックメイキングな作品でした。
「プリメ」は美少女ゲームに育成の要素を入れたことで、美少女ゲームと言えば男のものという概念を覆し、女性にも人気が出た美少女ゲームとしても有名でした。(ゲーム好きの主婦同志で井戸端会議の話題にしてたなんて話すらあります)
「同級生」はいわゆるエロゲーとしての革命でしたね。当時のエロゲーは、「エッチで抜くことができれば良し」という作品がほとんどでした。また、学園恋愛ゲームはあくまで美少女ゲームの範疇であってエッチはありませんでした。その「学園恋愛とエッチ」を折込み、丁寧に絵とシステムを作りこんだエロゲーは同級生が最初のはずです。「ようやく待ち望んだエロゲーが出た!」と言うわけで、皆が飛びつくのも当然でした。
あとあるとすれば、当時は「良いゲーム」と「悪いゲーム」の判別がとても分かりやすかったですし、年間で発売されるエロ&美少女ソフトの本数も今よりずっと少なかったこともあると思います。
やっぱり同級生は設定に力を入れたってことですか。
うん、なるほど。
結婚できたんですか!
初めて知りました。やっぱり美少女育成ってのは今までになく、画期的だったんでしょうね。
自分の理想の少女・・・夢ですね。