http://www.hatena.ne.jp/1107531185
人力検索はてな - 紅葉の綺麗な観光地(日光、嵐山)に行くと紅葉が山一面、真っ赤になっていますが、これらは、全く自然のままの姿なのでしょうか?それとも昔に、人が植林し、管理されてき..
庭園などは人が広葉樹を植えたものでしょうが、普通、山に植えるのは材木用の針葉樹であって、紅葉しないと思われますので、自然林でしょう。
Yahoo! JAPAN
基本的に自然林といえるでしょう。
紅葉の時期になれば、嵐山や日光に限らず広葉樹(落葉樹)林は紅葉しますが、特にこれらの場所は本来の観光資源と相まって紅葉狩りに訪れる場所としても有名になっているだけです。
ただ嵐山の場合は、天竜寺などの庭園の真紅のモミジがとても美しいので、そういう意味では、手入れの行き届いた紅葉(モミジ)も見に行く、ともいえると思います。もちろん、渡月橋越しの自然の紅葉も大いに見る価値はあります。
日光の場合、いろは坂がすぐに思い浮かべられますが、あれは自然林で、華厳の滝とのコラボレーションが人を一層魅了させるのでしょう。
生態学的に、山や林は人間の手を加えないと、
現在日本によく見られる整ったかたちにはなりません。
手を加えないと、荒れ放題になると思います。
景色のきれいな観光地としての日光、嵐山などは
もちろん人の手が入っていると考えられます。
そうですか。年月を重ねると、針葉樹は、広葉樹を、駆逐し、荒廃していくんですね。
Sign In
3の回答者です。補足しますと、日本で「植林」されている林は通常針葉樹林(多くは杉)です。木材用に伐採するために整然と樹が並び、枝がはらわれたり「管理」されています(人工林)。
紅葉が観られる広葉樹林は自然林です。確かに、この広葉樹林も広い意味では管理されているといえます(手付かずの原生林は日本には非常に少ないでしょう)。
質問者さんの質問の意図を汲みますと、観光客に観てもらうために、山全体を手入れしてしているというわけではありません。逆にいうと、自然に多様な木々が入り混じって生えているからこそ、遠くから眺めると色とりどりの紅葉が綺麗なのです。
長々となりましたが、結論としましては、
針葉樹林=植林され管理されている人工林(紅葉せず)
広葉樹林=基本的に自然のままの自然林(紅葉する)
嵐山の「小倉山」の場合は、自然の山というよりは、観せるためによく管理されているといえますね。
観せるためには、よく管理しなければいけないんですね。・・・ガッテン。
丁寧な回答に感謝します。