会社の上司はみなパソコンに詳しくなく、Eメールとワードを使うのが精一杯という調子なので、スペックの高いPCの必要性を訴えても理解してもらえません。
稟議書を作成してなんとかアップグレードしたいと思っているのですが、参考になるような資料や情報が掲載されているサイトがありましたら、ぜひお教えください。
とりあえずですが、メモリ不足により飛躍的に遅くなる現象、スラッシングの説明をするのにどうぞ。
あと、あなたが機械の反応を待っている時間がどの程度で、機械が速くなるとどの程度業務効率向上か、も添えると良さそうです。
CPUもcelではなくPenがいいと思うんですが、キャッシュサイズが大きい方が良いことの論拠です。
まず、一点はご使用のソフトの動作環境、推奨環境から最低限のスペックを要求できますね。
特に、単体ではなくたとえばQuarkやAdobeのソフト、AutoCADなどを複数同時に使用する必要があるのならば結構要求されますし。(ソフトベンダが違ってしまうと同時使用時の資料がないですが・・・)
さて、処理が重い、軽いというのはあくまで相対的な話でしかありません。
上司の方が、処理が重かろうが、遅かろうが、実際に、現状でとりあえずは仕事をこなせてはいるので問題ないと考えてしまっても無理がないでしょう。
(決裁権・決定権を持つ)管理職の方に、技術的なお話をするのは、その方が理解できる方かそうでないかにかかわらずあまり意味がありません。
こまかい技術面にいちいち耳を傾けることは、おそらく会社にとって管理職の方の時間を無駄にすることにほかなりませんし、印象的にも小難しい話をすればよくないでしょう。
しかし、管理職の方が把握しなくてはいけないのは、費用対効果です。
経理の仕事を、導入コスト1000円の電卓の購入を渋って、導入コストほぼゼロの紙上の筆算で行わせるのはナンセンスでしょう。これは、電卓なしで仕事をした場合にかかる時間的、人的コストと、電卓の導入によって削減できるコストが誰の目にも明らかだからです。
(もちろん、普通は会計ソフトなどを使いますね。あくまで極端な例です。)
PCのスペックの場合、機能的には差がない分、これが見えにくいですね。
(参照URLのように、IT機器は「使い続けられる限りはなるべく使い続ける」企業が多いです。これは、経営層に生産性の低下による損失が数字として見えていないからです。)
なので、試算して、「同じ時間で、これだけ処理できる仕事が増える」とか、「現在2日かかっているあの仕事を、1日とあと2日目の午前中でできるようになります」とかいった面から稟議にかけるのはどうでしょうか。
あるいは、処理能力のせいで仕事がなかなか終わらず、残業を強いられているのならば、残業手当等を加味して1枚の画像ファイルを扱うコストをはじいてみるのもいいかもしれません。
#そんなことしてないでその分仕事しろ、といわれるとマズイので勤務時間外にでも。
ただし、PCをリプレイスして処理が早くなった分(あるいはそれ以上)に仕事を増やされる可能性もあるのでお気をつけて。。。
また、使う分にはスペックが高いに越したことはないのですが、経理上少額資産の特例に当てはまる金額内の方が導入してもらいやすいと思います。(リースにしてしまうのならばこの辺は関係ないですけど。)
大変ご親切な説明、ありがとうございます!
URLはダミーです。
このような場合、CPUがどうのこうのといくら言ってもわかってもらえないだろうと思います。
なぜ性能が違うのか、に上司の方は興味がないでしょう。
そこで、そのロースペックなマシンではある作業を終えるのに何時間かかり、
ハイスペックなマシンならたったこれだけで終えることができるなどと、
具体的なある仕事が結果としてこれだけ効率が上がるという部分を強調して説明したほうがいいのではないでしょうか。
マシンそのものの性能を説明するのではなく、
具体的な作業にかかる数値を(多少無理矢理でも、適当に処理内容を仮定して)とにかく出してしまうことが大事だと思います。
他に、欲しいクラスのマシンと現在のマシンの、明らかに圧倒的な差が出ているベンチマーク結果でも示し、
このマシンはもはや時代遅れなんだと説明すれば・・・どうでしょうか。
そのほうが要求がストレートでいいように思います。
ありがとうございます。
CPUキャッシュの効果はとても参考になりました。これをサルにでもわかるように、比喩的に説明しれいるサイトはないものでしょうか。