http://www.cds21solutions.org/osj/j/cdr/r_record.html
Orange Forum:記録面と反射層
ものすごーく噛み砕いて言うと、
プレスCD:型抜き
CD-R:彫刻
のような違いがあります。つまりCD-Rはゴム版みたいに「彫ってる」訳です。
#ちゃんと正確に言えば違いますが、まあ噛み砕いて説明ということで
同じ形(=入れるデータ)を作るときに、
「1枚1枚彫っていく」のと
「あらかじめ型を作って抜いていく」のを比べると
・どっちが時間的に楽ですか?
・どっちが失敗なく作れますか?
・どっちが必要材料が少なくて済みますか?
と聞けば、当然CDのほうが楽でしょう。
但し、型(スタンパと言います)を作るにはそれ相応の費用もかかる訳で、
1枚単位のCDを作るのであればCD-Rが手軽な訳です。
小回りの効くCD-R、安定大量生産のできるプレスCD、と考えるといいかもしれません。
まず500枚自分で焼く場合、焼きミスが入るとその分コストがかかります。
それから500枚も連続して焼いた場合、CDRドライブが具合悪くなると思います。(デュプリケータの場合は分かりませんが)
それから費用。ここのサイト曰く、300枚以上ならプレスの方が安上がりらしいです。
それから時間、自分でそんなに焼いた場合、時間がどうしてもかかると思います。忙しい方なら業者に頼むのもありかと思うのです。
費用面では自分で焼いたほうが安く上がります。
しかし、盤面に何かしらの印刷をするのであればプレスをお勧めします。プリンターに盤面印刷機能がついていたとしても時間がかかる上に、水をつけてこすると色が消えてしまいます。あとはプリンタの機種によってはレーベルの白い部分が残ったりしますから。
費用はレーベル二色の場合500枚なら一枚あたり100円前後が相場でしょう。
http://www.fujifilm.co.jp/ffts/cdrom.html
株式会社富士フイルムテクノサービス
CD-ROMとCD-Rでは、メディアの種類が違うので、ドライブとの互換性においては、CD-ROMが優れています。しかし、最近のドライブではCD-R互換は当然で、気にする必要はさほどなしかもです。
・CD-ROMは、スタンパーといって、まずデータ用の金型を作成し、それを文字通りプレスすることで量産します。したがって、プレスしたものが、対候性は良好です。
・CD-Rは、工学的に処理・記録したメディアを使います。ほとんどが、デュプリケーターと呼ばれる、パソコン見たいなコピー機で量産します。メディアによっては日の当たる場所での長期保存には向いていません。
レーベルデザインに関しては、金額次第で、両者の見栄えに違いはありません。
通常Cd-ROMの場合、シルク印刷といって、2〜3色程度の色数でレーベル面を作成するのが普通ですが、オフセット印刷4Cで注文するとフルカラーも可能です。
CD-Rの方はプリンタブルCD-Rを使うのが普通で、普通にフルカラーでレーベル面をデザイン・印刷できます。
また、パッケージングする場合、ケースや封入物のセットなどは、両者それぞれ対応できるところがほとんどなので、これは、業者選びの時点で決まってしまいます。基本的に差はありません。
CDプレス、DVDダビング、DVDコピーならfms フラッグメディアサービス
価格面で言うと、500枚というのは微妙な線ですね。たぶん、両者おおよそ10万程度の予算になります。
・CD-ROMの場合、スタンパー製作代にレーベル版下製作代がイニシャルコストで、業者によって違いますが、国内の場合、6万〜10万の間が相場です。それに、プレス単価が、1枚当り60〜70円程度でしょうか?納期は10日程度といったところ。
・CD-Rの場合、レーベル印刷込みということ頃で、1枚当り、150〜200円前後くらいが相場でしょう。納期は数日たぶん1週間いない程度は見込めます。
・CD-ROMの海外プレス工場でのプレス(普通、台湾か韓国です)では、1000枚以上程度で、スタンパー製作代込みで、単価、100円を少し切ると思います。多分、納期が国内プレスより数日遅くなります。
総じて言うと、500枚ということを考えた場合、金額的に驚くほどの差は無く。ようは、そのCDをどのように使うか?という事で決めることになります。短納期で少しでも安くということでは、CD-Rに少し軍配が上がります。保存性能や互換性重視、また、同じCDを後日大量にコピーする可能性がある場合CD-ROMでしょう。1000枚以上の場合、海外プレスも検討に入ります。(最近では、品質はそんなに悪くないです)
コメント(0件)