ある小説で、『大アルカナの図案には、それぞれのカードが象徴している図案が必ず含まれなければいけない(「魔術師」には∞、「月」には蟹)』というふうに書かれているのですが、これは事実でしょうか?
事実であれば、それぞれのカードに必要な図案を解説しているサイトを教えてください。
色にも意味があるようです。
タロットの中でも大アルカナのことと解釈してお答えします。もともとタロットの起源については諸説ありますが、タロット=タロー=トートであると言われ、トートというのは知識の神の名で す。そしてあの絵は一枚一枚意味を持ちますが、あれは実は一つの物語になっているのです。ある一人の「愚者」が「魔術師」の啓示を受けて探求の旅に出て時には苦難をうけながらやがては「世界」の真理にたどり着くという意味の物語です。その「愚者」とは「可能性」を意味し、すなわちあなたです。「吊り下げられた男」は「忍耐」を、「月」は「不安」をというようにそれぞれ人間の内面を表す意味をも持っています。
たいていのカードは正位置と逆位置で意味が反転しますが、どっちで出ても意味が変わらないカードもあります。「塔」がそれで、有りがたくないことに「破滅」を意味します。
絵の描かれ方や順番も版によって様々なバージョンがあります。
と 記載されております。
http://homepage2.nifty.com/osiete/s467.htm
タロットカードの由来をおしえて!
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/091386613X/hatena-q-22
Amazon.co.jp: The Rider Tarot Deck: Arthur Edward Waite: 洋書
こんにちは。タロットは趣味で勉強しています。
タロットカードには様々な種類がありますが、最もスタンダードな「ライダータロット」デッキの図案を元にまた、様々なタロットが考案されているので、共通の象徴(∞や蟹(ザリガニ)など)がそれぞれのカードで広く使われているのだと思います。
逆に、全く共通の図案を使っていない独創的なタロットもあります。必ずしも図案に決まりごとがあるわけではないのですが、事実上は、ライダーデッキに示される種種の図案を、そのカードの象徴を使うことが一種の「決まり事」になっている、ように思えます。
なので、それぞれのカードの図案をお調べになりたいのであれば基本となるライダーデッキとその解説書をご覧になるのが近道かと思います。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4873021898/hatena-q-22
Amazon.co.jp: 啓示タロット: イーデン グレイ, Eden Gray, 星 みわーる: 本
こちらはカードの図案を解説している本です。スタンダードなライダー版を例にして説明しています。
一つのカードにはいろいろな図案が含まれていて、それぞれに意味があるのですが、この本ではその重要なところをかいつまんでさらっと解説しているので、分かりやすいかと思います。
巻末にはそれぞれの象徴の用語集があり、∞、や蟹(ザリガニ)の意味するところも調べられます。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4336042594/hatena-q-22
Amazon.co.jp: タロット解釈実践事典―大宇宙(マクロコスモス)の神秘と小宇宙(ミクロコスモス)の密儀: 井上 教子: 本
こちらは、より詳細に各カードの説明している本です。同じくライダーデッキを例に取っています。
タロットの歴史的な背景にも触れており、もしタロットに興味があれば読み物としても楽しめると思います。私も今勉強中です^^
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図案を解説しているいいサイトが見当たらなかったので上記を挙げてみました。
解答として外れていたらポイントは結構です。ご参考にどうそ。
必ずしも一定の図案が必要とされるわけではない、というわけですね?
ある漫画のオマケにタロット(っぽい)カードがついているのですが、Ⅰの図案として作中に出てくる手品師の少女が描かれています。
図案に決まりがないとするなら、こういうカードをタロットとして認めてもいいってことになるのでしょうか。
とりあえず、ご紹介いただいた本を読んでみようと思います。
http://www11.ocn.ne.jp/~tarot/index.html
サイトをリニュアールとともにサーバーを移転しました
このサイトなどで解説されているように、タロットの図像は時代や文化によって大きく変わってきました。20世紀に入ってからも、アレイスター・クロウリーを筆頭に、それまでのメジャーなタロットとは違うタロット・カードを考案した人も少なからずいます。
ですから、一部のタロット研究家、あるいは占い師の中には、
で言及されている画家パメラ・コールマン・スミスによって描かれたタロット・パックの図案に忠実であるべし、と考えている人々もいるでしょうが、歴史的事実としては、必ずしもそうした図像学的規範は絶対的なものではないといえます。
上のコメントでも書きましたが、図案がカードのもつ意味と関係なくてもかまわないのでしょうか。
http://www.themysticeye.com/pics/animal.htm
Tarocco Degli Animali�by Osvaldo Menegazzi Published by Il Meneghello � 1979 Milano, Italy !
まあこれはおふざけの例なんでしょうが、さすがに書いてないですね(Iのマジシャンの∞がない。代わりにカードが書いてありますが)
http://www.cs.utk.edu/~mclennan/BA/PT/all-images.html
Major Arcana Images
こちらもマジシャンには∞がありません。
ただし、月に蟹はいます。
つまり結構バージョンや時代によってばらばらなのではないかと思います。
やはり、特に必要ではない、ということでいいようですね。
回答者のみなさん、ありがとうございました。
あと、最初に回答してくださったbosu96beさんの引用文の最後の行を読み飛ばしていました。
様々なバージョンがある=特に必要ない、ということですね。失礼しました。
大アルカナの一般的な意味などは、ある程度理解しています。
知りたいのは、例えば「愚者」のカードが「愚者」のカードであるためには何が図案の中に必要なのか、ということなのです。