できれば文化的・歴史的背景を含めて説明してあるページなどが良いです。
送り火: 盆の終わりには送り火をしてご先祖様をあの世へ送り出します。京都の大文 字などはこれが大規模になったものです。この変形で近年よく行われるのはこれを灯籠にして川に流す、灯籠流しです。また長崎県などでは精霊流し(しょうろうながし)といい、盆の供物をこもに包んで流し場まで持っていきます。
全国的に見ると同じ物を指している地方が多いです。
が、長崎の精霊流しは全然違いますね。
大きさやにぎやかさなど。
長崎の精霊流しは独特の大きなイベントとして確立している、と言ったところでしょうか。
お盆の慰霊のために両者とも行われているようですが、形式や、そのきっかけとなった災害、戦争などが異なることや、その土地土地の風習や土着的な信仰の違い、言葉(方言)の違いから呼ばれ方が異なってくるようです。
長崎で8月というあたりから、戦争で大きな被害にあったところだけに根付いたものだったのかなぁ、とは思っていましたが、自然災害(しかもすごく昔の)などから始まったものもあるんですね。
奥が深いです、精霊・灯篭流し。そういえば、以前、広島出身の友人も地元でわりと大きな灯篭流し(精霊流し?)があると言っていました。
すごく詳しいですね!実際に精霊流しに関わった地元の方の書かれたもののようで、大変勉強になります。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4344001117/249-1046804-...
Amazon.co.jp: 精霊流し: 本: さだ まさし
先日、さだまさしさんの書いた「精霊流し」という本を読んだところです。これに精霊流しというものの心、そのための準備の仕方などなど言葉では言い尽くせないような詳しい事情が書かれていました。URLは、本の紹介ですが、サイトに限らずやはり本でしか得られないような知識はあると思いましたので、あえて答えさせていただきました。
ありがとうございます!私も精霊流しと言えばあのグレープ(さだまさし)の切ない歌が浮かび、本があることもうっすら聞き及んでいたのですが、精霊流しという風習自体の心や準備まで書いてあったとは知りませんでした。
ぜひ、読んでみたいです。
最初に…精霊(しょうろう)流しとは、8月15日にその年に新盆を迎える家で、故人を送るための舟(⇒精霊 -しょうろう-舟)を流す、長崎のお祭り。
遺族や故人に縁ある人が舟を担いで市内を歩き、最後に港で舟を海に浮かべ、その故人との別れをする、というもので、本来ならば切ないお祭りのはず…だが、実際は爆竹を鳴らしたり、「祭り」の如く騒々しいそうである。
この日1日だけで消費される爆竹の量は、想像を絶するもの(⇒踝まで埋まるくらいの燃えかすが出る)で、それに費やす費用も、半端なものではないそうだ。
精霊(しょうろう)流しは、盆の入りに迎え火を焚いて先祖や亡くなった方をお迎えし、盆の間共に過ごした精霊(故人の霊)を8月16日船に乗せて、極楽浄土へ送り出す行事です。お盆に墓参り 精霊流しの起源については諸説ありますが、代表的なところで中国の「彩舟流し」という風習が伝わったものだと言われています
今は精霊舟を海に流す、ということが、環境破壊などの問題により、市内から港まで練り歩いた後、
決められた場所に積み上げるそうである。
http://www.ibic-hiroshima.com/pm2001/japanese.html
Hiroshima peace message 2000
とうろう流しはどうも、広島のイメージが強いですね。静かに先祖や戦争の犠牲者の安息や。平和をいのる儀式的な感じです。
大変詳しく、どうもありがとうございます!
精霊流しは長崎のお祭りなのですね。灯篭流しの方が各地で見られそうですが、広島のが有名なようですね。
精霊流し=長崎のもの、実はうるさいということがこの質問全体を通じての一番の新発見でした。
なかなか便利そうなサイトですね。
長崎県では、精霊流しと言うことがわかってきました。なぜ、長崎では精霊流しと言うのかも知りたいです。