http://bb1.tv-tokyo.co.jp/gaia/preview/bk1027.php
日経スペシャル ガイアの夜明け
これが語源かどうかはわかりませんし、定義というほどのものでもないですが、2002年10月に放送したテレビ東京の「ガイアの夜明け」でインドから日本にやってきた技術者に「IT戦士」という言葉が使われています。
「パソコンが並ぶオフィスの中で、日本人に混じってひときわ目立つ褐色の顔ぶれ。彼らは、インド人。高いソフトウエア開発技術をもってインドからやってきたこの若者たちは、日本での成功を夢見て海を渡ってきた「IT戦士」たちなのだ。」
というふうに紹介されています。
ITの知識を武器に未知の領域へと飛び込んで行く人、という感じですかね。
http://www.fujitv.co.jp/jp/b_hp/o-daiba/index.html
株式会社o−daiba.com〜美少女IT戦士リアルシターズ
IT戦士の戦いは2000年10月には始まっていたようです。敵は謎の軍団「4ね4ね団」???
http://gt.ws8.arena.ne.jp/shiryou/rsz.html
リアルシスターズ サブタイトルリスト
戦いの詳細はDVDで・・・、在庫アルかな?
この頃からこなれた感じで使われていたんですね。
http://www.pc-view.net/Help/manual/0362.html
PC View: 用語解説 IT,アイティー,インフォメーション・テクノロジー
ITとは、Information Technology、つまり、情報技術のことです。
IT戦士とは、情報技術を以て、自らの志のためにビジネスという戦場で戦う者をいいます。
しかし、実際の戦場では、兵士だけではなく後方支援(物資生産、技術革新など)もまた戦いです。
ビジネスの現場でも同様です。武器を持たない戦士は戦えません。技術を生み出す側がより高いものを作ってこそです。
つまり、IT戦士のルーツは、技術を生む側にあるといえます。
http://web.synergy.co.jp/syhp/html/bit_200006.htm
文書配信システムの状況(POSTA)
ITの起源は、日本では明治時代までさかのぼります。
情報を伝える技術は、上記URLより
>飛脚や駅伝制度として古代から存在
していましたが、これらを利用するためには手続きが煩雑でした。
日本のどこの誰でも同じように平等に使える情報技術が大きく必要とされたのは、開国し、中央集権的なシステムが造られていった明治時代です。
平成17年5月11日(水)放送のNHK「そのとき歴史は動いた-にっぽん郵便創業物語~前島密の挑戦~」によれば、郵便制度ができる前の飛脚時代には、
>遠方に手紙を届けようとすれば、多くの日数がかかり、手数料も高い
とのことです。私はこの番組を実際に見ていましたが、手紙一つ送るだけでも飛脚を使うための藩の公式許可が必要であったりし、非常に煩雑な仕組みだったようです。
そこで、前島密が
>均一料金での郵便網を作り
>誰もが外国とも手紙をやりとりできるように
という志を抱きました。
http://www.teipark.jp/history/186070.html
1860�`70�N���̕���
この前島の夢は様々な努力の末に実現しました。
>1873年(明治6)
>郵便料金の全国均一制実施:書状2銭・市内1銭。
>1877年(明治10)
>日本、万国郵便連合UPUに加盟。
このことにより、どこにいる誰とでも情報をやり取りできるシステムが確立しました。
情報技術は階級や権力などによって独占されてはならず、全国民に平等に開かれたものでなければなりません。
その意味で、困難を乗り越えて郵便という業を拓いた前島密こそ、IT戦士のルーツといえるでしょう。
前島密ですか! なんだか納得してしまいました。
http://www.unisys.co.jp/KANSAI/chot/ci3_1.htm
ホットライン関西-//第1回 IT(情報技術)とはなにか//
今度は学術的なアプローチから・・・。
IT(Information Technology:情報技術)という言葉が生まれたのが1985年に出版された『Strategy and Computers:Information Systems as Competitive Weapons』の改訂版で、日本語訳の『戦略的情報システム』(チャールズ・ワイズマン著土屋守章、辻新六訳 1989)では情報技術という訳語を使用しているようです。
この情報技術という訳語を使わずにITが直接使われ始めたのが1990年に出版された『Competitive ManufacturingThrough Information Technology』の日本語訳、『競争優位のIT戦略』(稲崎宏治 若山由美訳 ダイヤモンド社 1992)、また1991年に出版された情報処理学会編の『情報システムの計画と設計』でもITが使用されていることから、ITという言葉の歴史は1990年から始まったと言えそうです。
そして1985年頃から企業や組織にとって戦略と競争優位を実現する重要な手段として、情報システムの戦略的な活用を図っていた企業戦士が、1990年を境にIT戦士に進化したと考えるのが妥当かと・・・、ほんとかよ?!(笑)
ちなみに六本木ヒルズの高層階に鎮座ましますIT企業様方のITは、Investment Technology(投資技術)なのできちんと区別して使わないと笑われてしまいます・・・、うそです!?(笑)
勉強になりました、ありがとうございます。1990年あたりが怪しいんですね。「Investment Technology」、うまいっ!
http://www.enjyuku.com/k/kp92.htm
西和彦(アスキー創業者)
語源という意味ではありませんが、現在のIT戦士の先駆けである西さんがアスキーを創業されたのが1977年で、他の方から私がパソコンを職業にしないかと誘われたのが78か79年頃ですから、その頃には今のITベンチャーのスタイルができつつあったと思います。
1994年の阪神大震災の時はインターネット網が間に合わずパソコン通信で被災者の掲示板が作られていましたからその時にはまだITという言葉は使われていなかったでしょう。
http://www.kantei.go.jp/jp/it/kihonhou/honbun.html
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いわゆるIT基本法が施行されたのは2001年ですが、1994年頃から今のADSLの先駈けとなったブロードバンドの実証実験が始まっていましたから、ITという言葉が一般的に使われだしたのはその後ということになります。
http://www.asahi-net.or.jp/~ZZ1S-MROK/10adp1.htm
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ITに関して郵便をあげられていた方がいましたのでITの世界史です。
古代は今でいうDBつまり情報をどうやって長く残すかという概念が発達します。
例えば文字の発明、紙の発明、文書館といったのが相当します。これに意外と貢献したのが結婚なんですね。
今でも結婚前に色々と約束する人がいますよね。古代ギリシャではちゃんと契約書まで交わしたそうです。じゃぁ何年か経って結婚前に約束したじゃないかという事になった時にその時に交わした契約書が見つからないと困ることになるわけです。
次の転換期は大航海の時代です。この時代になると色々の契約を結びます。そのため契約書で一杯になったのです。そこでどうやって契約書を整理するのかということが問題になってきます。そこで今のインデックスに相当する概念が必要となるわけです。
その当時日本では鎖国をしていましたから、現在でも契約書の記載内容が甘いとか、事務所の整理ができないということにつながっています。
契約書・婚姻からデータベースを読み解くという論理、面白かったです。今で言うITは90年代以降のようですね。
なるほど、2002年時点で使われているのですね。