目的は、プレゼンテーション(power point)用のグラフ作成で、読み込ませるファイルは、タブ区切りの2次元データファイル2つ(ファイルa,ファイルb)です。
ファイルaは理論値で、かなり細かい間隔で計算されているので実線表示をします。ファイルbは測定値で、プロットするだけです。
要求は、
(1) 左右の軸を独立して扱えること、
(2) 図をカラーで出力できること
(3) プロットする線や点の色・太さが容易に変更可能であること
(4) フリーであること
(5) ラベル及び凡例に添え字が扱えること
Excel(フリーではないですが), gnuplot, Samurai Graphについては、当方で確認済みです。その他のソフトについて教えてください。
(5)については、最悪グラフィックソフトで修正すればよいので(1)〜(4)を満たすものをお願いします。
Windowsに限る必要はないのですが、Unixの場合はSolaris8のユーザー権限または、KnoppixなどのCD-Bootのディトリビューションでインストール・利用できるものにしてください。
申し訳ありませんが、Macは選択肢にありません。
http://wwwasd.web.cern.ch/wwwasd/paw/
Physics Analysis Workstation - PAW
高エネルギー実験物理学では、PAWというソフトがよく使われていました。
素粒子実験に必要なグラフはすべて網羅しているといえます。
ただし、描画領域について、Linuxを用いる場合 X11 の中のBackingStoreを再設定する必要があります。[別に設定しなくても動くことは動きますし、ディストリビューションによっては設定しなくてもOKなのもあります。]
The ROOT System Home Page
もう一個は、rootというソフトです。
大体高エネルギー関係の人は、PAWかROOTです。これはかなり協力ですが、ちょっとごちゃごちゃしたイメージがあります。
ROOTはこんな感じの絵がかけます。
で、マウスでぐりぐりすると、絵も動きます。
出力は、BMPやJPG、EPSなどに対応しています。特にEPSに対応しているところが後で論文にするときに楽です。
PAWもROOTもどちらでもWindows、Linuxに両方とも対応しています。ちなみにROOTはSolarisにも対応しています。ただしコンパイルにCCのバージョン5.2以上を必要とします。
ただしこれらの言語はGnuplotのように簡単なものではなく、それなりに方便のような学習が必要です。
C++やFortranをしっていれば、比較的理解が早いと思います。
がんばってください。
http://www2e.biglobe.ne.jp/~isizaka/
Ngraph website
Ngraph。Windows以前の時代、理工系のグラフ作成ソフトとしてはわりと有名でした(DOS版に大変お世話になりました)。
Windows版はシェアウェアとのことですが、Unix系用はフリーウェアと記載されています。
http://hp.vector.co.jp/authors/VA002995/soft/sma4win.htm
Sma4 for Windows�̃y�[�W
sma4win、こちらもグラフ作成ソフトです。
シェアウェアですが(実際に試用させていただいていますが)、機能制限はときどきシェアウェアであることを示すダイヤログボックスが出る程度で、実機能に影響はありません。
定番のようですね。
sma4はカラー出力や線種等の変更ができるのかが不安だったんですけど、紹介していただいているということは できるのですよね。
http://ftp.riken.go.jp/pub/pub/iris/topdrawer/
Index of /pub/pub/iris/topdrawer
漢は黙ってTopdrawer…、などいかがでしょうか?
Linux版ならバイナリがありますし、Unix一般でもMakeすれば使用できます。ギリシャ文字や添え字なども扱えて、割と(論文にそのまま載せられる程度に)綺麗なグラフがかけます。
PowerPointで読み込む場合は、グラフはEPS形式で出力して、PowerPointでは上のメニューから”挿入”→”図”→”ファイルから”とたどってファイルを選んでください。
http://www.slac.stanford.edu/grp/ara/groups/BIG/codes/topdrawer/...
TOPDRAWER for Win32
TopdrawerのWindows版のURLです。個人的にはUnix(Linux)版の方が扱いやすいと思いますが、一応Windows版も。
うむ、サンプルを見ると、綺麗なグラフが描けそうですね。問題は私が使い方を理解できるか...
それが問題ですね。
勘違いされているようですが、論文用のグラフは、gnuplot + tgifで何とかなっています。
日曜日の夜まで回答を開けられないので、これから回答したいただく方は、ご了承願います。
http://t16web.lanl.gov/Kawano/gnuplot/index.html
gnuplot tips (not so Frequently Asked Questions)
gnuplotと
http://uguisu.skr.jp/Windows/tgif.html
Tgif/gnuplot テクニック
tgifの組み合わせで(1)~(5)の全てが実現できます。
tgifで、100近くのプロット点の色を変更するのは、個々の点を操作することになるので(3)を満たしているとは思っていません。
tgifとの組み合わせは、質問開始時点で行っていますが、満足できません。
http://scigraphica.sourceforge.net/index.html
SciGraphica Homepage - Scientific Graphics and Data Manipulation
scigraphica はいかがでしょうか。
Gtk が必須なので、Unix ではインストール不可能でしょう。
debian のパッケージがあるのでKnoppix ではインストールできます。
スクリーンショットをあげておきます。
こういったグラフのことをおっしゃっているのですよね。
Octave
数式処理ソフトですが、データのプロットもできます。
ただ、(1) ができたかどうか、記憶が怪しいのでご紹介まで。
http://maxima.sourceforge.net/
Maxima - A GPL CAS based on DOE-MACSYMA
こちらもご紹介まで。
SciGraphicaは とても綺麗ですね。
ただ、手軽に使えるものが出てこなかったので、明日のプレゼンに使うグラフは、妥協してgnuplotに手を入れたものを使うことにします。
皆さん、今後の参考になる描画ソフトを紹介して頂き、ありがとうございました。
今回は論文を書くために用いるわけではないので、少々大げさな気もするのですが。
C++やFortranを知っていれば...ってのも。
素粒子実験で使うグラフを網羅といわれても、どの程度のものなのかわからないので、自分の要求が満たされるのか悩むところです。