少ないとは言え、専門書で39件というのは多い方になると感じます。
洋書のantibodyで探した場合、112件のようですが、数的に言えば3分の1くらいですよね。
少ないといえばそうかもしれませんが、他の専門語の場合、もっと悲惨な検索結果になるものが多いでしょう。
例えば、
「タンパク質」196件
「蛋白質」247件
「protein」1587件
そういうわけで、専門書に関すると全体的に洋書の方がたくさん出ている、ということですね。
この理由としては、英語で本を出すと英語圏の研究者はみんな読むことができますから、その分儲けやすいからだと思います。
日本の研究者でさえも、最新の情報を知りたいときは洋書を購入することが多いですからね。
日本国内で日本語で出版しても、マーケットとなるのは実に狭い世界の中です。さらに、その中でも一部の人間しか買わないですよね。
儲からないのなら、やっぱり出版はされにくいでしょう。
そういうわけで、
・抗体に関したもののみならず、日本語で出版される専門書は少ない
・出版が少ない理由としては、採算が取れにくいということが考えられる
回答になっていれば幸いです。
抗体独自の事情があればと思ったのですが、特にないみたいですね。