ネタバレをしないように大まかなあらすじを添えて下さい。
(例えば叙述の場合はそれ自体がネタバレですので「叙述物」とは書かないで下さい)
下記の既読リストは除いて下さい。
(そして誰もいなくなった・アクロイド・殺戮に至る病・倒錯シリーズ・
十角館の殺人・ハサミ男・鏡の中は日曜日・ある閉ざされた雪の山荘で・
幻の女・生存者一名・殺しの双曲線・悪を呼ぶ少年・クリスマスに少女は還る・
星降り山荘〜・葉桜の〜・慟哭・七回死んだ男・生きる屍の死・
クリスマスプレゼント・ロートレック荘・しあわせの書・クラインの壺)
bk1の書影をお願いします。
クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス)
戯言遣いを名乗る青年が事件に巻き込まれる話です。
天才を集めて興に老ける者が住む島へ行きます。
ただし、天才の付添として。
ライトノベルに近いですが、れっきとしたミステリー小説です。
東野圭吾「仮面山荘殺人事件」
8人の男女が集まる山荘に、逃亡中の銀行強盗が侵入した。外部との連絡を断たれた8人は脱出を試みるが、ことごとく失敗に終わる。恐怖と緊張が高まる中、ついに1人が殺される。だが状況から考えて、犯人は強盗たちではありえなかった。7人の男女は互いに疑心暗鬼にかられ、パニックに陥っていった……。(Amazonより)
===
お好みによってもちろん賛否両論ありますが、
どんでん返しは素晴らしいと思います。
自分は読みながら途中、もしやと思った結果でしたが
それにしても「してやられた感」が味わえました。
既読でした、ありがとうございます。
http://www.papy.co.jp/act/books/1-23834/
雨 - 電子書店パピレス
戯曲ですが、「雨」井上ひとしがお薦めです。
あらすじ(思い出して書いているので、多少違なる点があるかもしれません。)
江戸時代。極貧生活をしている男(主人公)トクベエは、ある日、街で擦れ違った男に「旦那様!」と声をかけられる。しかし、その男には全く見覚えがない。話を聞けば、「旦那様」とは地方の大地主。数年前に家出したまま、行方不明になっているという。そして、その外見はトクベエそのものだそうだ。男の正体は「旦那様」に仕える使用人。「旦那様」には富があり、妻がいる。トクベエはこれを千載一遇のチャンスと考え、「旦那様」になりすまし、人生の大逆転を企てるのだが・・・。
bk1に書影を見つけることができませんでした。書影の要件を満たしていませんので、ポイントは結構ですよ。
「井上ひさし」の雨でしょうか?
残念ながら絶版のようです。面白そうでちょっと気になります。
ありがとうございます。
http://ameblo.jp/sugarmountain/entry-10002944322.html
夏への扉 猫好きの貴方へ|鳥肌音楽 Chicken Skin Music
月の影 影の海〈上〉 十二国記 講談社X文庫―ホワイトハート
参考書籍はミステリが多いようですが、ラストのどんでん返しで印象に残っている本の中からSF小説の「夏への扉」を上げてみます。
この小説のファンは多いようで山下達郎もこの小説をそのまま歌にして唄っています。
大まかなあらすじはbk1の紹介文から
内容説明
恋人に裏切られ、友に背かれ、発明の特許を欺しとられ、何もかも失ったあげく冷凍睡眠で21世紀の未来に送り込まれた発明家ダニイは、真相をつきとめるためタイムマシンで再び過去にもどったが……。緊密な物語構成と深い思索性にかけては右にでる者のない米SF界最大の巨匠が打ちたてた時間テーマの金字塔!
もう一つあげると小野不由美の「十二国記」シリーズの最初の1巻もラストのどんでん返しが良かったです。
女子高生陽子が、夢で正体不明の怪物にうなされるところから始まる物語に、すでにアニメでストーリーを知っていたにも関わらず、引き込まれました。真面目で目立つのが嫌いな陽子の前に突然現れた、陽子を『主人』と呼ぶ奇妙な風体の金髪の青年。教室を襲ういきなりガラス窓が割れる惨事、一人だけ怪我一つしない陽子。青年が陽子に投げかける謎の言葉、喋ることができる不思議な獣達。夢に現れた怪物が現実となって陽子と青年を襲い、逃れるべく陽子は青年にむりやり月の影の見知らぬ国へと連れて行かれます。悪夢の中でホラー然として始まった物語は次々と展開が変わり、目が離せません。
これもbk1の説明から。
異界に独り連れて行かれ、はぐれて一人きりになってしまった陽子が人に裏切られ追われ殺されそうになり疑心暗鬼と人間不信とどろどろとした暗い醜い感情に捕らわれ苦しみながら、唯一出遭った誠実な相手さえ根強い人間不信の為に裏切ってしまう。
その葛藤と苦しみの中で陽子が得たもの。
そうして陽子がこの異界に連れてこられた本当の理由は。
小野不由美は元々ミステリサークルに所属していた人で綾辻行人の奥さんでその小説にも色々アイディアを提供している人ですので、小説の構成力は中々のもので、どんでん返しも多くあります。
中でもこれはラストで驚かされました。
双方既読です、スミマセン。
夏への扉もどんでん返しでしょうか…
今後ご回答される方、
どんでん返し:「物事が一気に逆転すること」
ラストにビックリする結末があるという意味ではありません。
今までの理解がひっくり返される作品のことです。
一応ご留意下さい。
とりあえず前回のご質問では出てこなかった森博嗣氏ですが、既読の可能性もあるかと思い、
更に少々毛色が変わったところで「探偵伯爵と僕」を選んでみました。
この「ミステリーランド」のシリーズは、児童書として講談社で活躍する作家さんたちが書き下ろしをしているのですが、どれも大人が読んでもおもしろく、また、少し作家さんのいつもと違った面が見られる点もおもしろいシリーズだと思っています。
今回紹介しましたこの作品も、一見一少年の夏の冒険譚ですが、ラストは少々いい感じに胸につかえてくるどんでん返しがあります。
森博嗣あまり好きでなかったのですが、
ちょっと興味ひかれました。ありがとうございます。
…探偵お好きですね、あちらの質問楽しく読ませてもらってます。
「助産婦が裁かれるとき」
助産婦の娘(現在30歳位)が14歳だったころに母である助産婦がかけられた刑事裁判のことを回想します。
助産婦にかけられた嫌疑は「殺人」。ある出産の最中に妊婦の容体が急に悪化したが外は吹雪で電話も不通になっており医者を呼べず、妊婦はこときれました。助産婦は亡くなった妊婦を帝王切開して赤ん坊の命を救いました。しかしこれが「まだ息のある妊婦に(助産婦には禁じられている)帝王切開を施し死に至らしめた」とされてしまったのです。助産婦は女性弁護士をつけて裁判に臨みます。
章の頭に当時の助産婦の日記が載せられており、助産婦の胸の内を窺わせるものとなっています。
判決はどうなったのか、日記は何を語ったのか、そして現在娘はどうしているのでしょうか?
ありがようございます。面白そうですがどんでん返しとは違うようです。
これで娘に殺意があり計画犯罪であれば「どんでん返し」かなぁ。
つまり全編通してミスリードのような作品でも良いんです。
※中の犯罪がどんでん返しでは無く、「作品」がどんでん返しという意味です。ややこしくなってきた…
主人公は子どもの頃、自分をからかいの対象にしてきた兄を誤って殺してしまいます。兄の親友に疑われはしたものの、そのことは主人公だけの秘密として隠し続けてきました。
彼は成長し、兄とその親友をモデルにした小説を書き、映画化もされ、有名な作家となります。
その後、ウイーンを訪れ、ひょんなことから魅力的な夫婦と友人になります。魅力的な女の子とも知り合い、楽しいウイーンの日々。
しかし、ある時、その日々が一転して、悪夢の日々に……
… … … … … … …
純粋なミステリーではなくどちらかというとサイコスリラーのようなものですが、ラストはなかなかすごいです。西澤保彦の「自己欺瞞に陥るタイプの話」がお好きならばおすすめです。
キャロル、すっかり忘れてました。これは確かにひっくり返されますね!
死者の書にもかなりやられました。
しかしここ数年、全然刊行されませんよね…
あらすじ
実直そうな青年アレックスは、茫然自失の状態だった。新婚旅行の初日に新妻のドリ-が失踪したというのだ。ア-チャ-は見るに見かねて調査を開始した。ほどなくドリ-の居所はつかめたが、彼女は夫の許へ帰るつもりはないという。数日後アレックスを訪ねたア-チャ-が見たものは、裂けたブラウスを身にまとい、血まみれの両手を振りかざし狂乱するドリ-の姿だった
bk1では品切れですが、amazonでは購入できるようです。
作品の分類的にはハードボイルドですが、
本格ミステリーとしても十分読むことができます。
彼のもう一つの代表作である「ウィーチャリー家の女」もお薦めです。
ふつうハードボイルドと本格はまったく別ジャンルのように語られますがハードボイルドのなかにも本格の要素を取り入れてる作品が他にも多数あります。
この作品はそのなかでも最高の作品であると思います。
あらすじ bk1から転載
出版社に勤務するエドワード・スティーヴンズは、社のドル箱作家の書き下ろし原稿を見て愕然とした。添付されている十九世紀の毒殺犯の写真は、紛う方なく妻マリーのものだった……! 婦人毒殺魔が流行のように輩出した十七世紀と現代が妖しく交錯し、カー独特の世界を創出した第一級の怪奇ミステリ!
こちらはあまり贅言を費やす必要がないほどの本格の傑作だと思います。未読でしたらぜひお薦めします。
有名処が来ましたね!ありがとうございます。
ちなみに双方未読です。物凄い読みたくなりました。
検察側の証人 (ハヤカワ・ミステリ文庫 1-54 クリスティー戯曲集 2)
クリスティー作品をよく読んでいらっしゃるようなのでもしかして既読かもしれませんが、あえてこれを。
小説版もありますが、戯曲版であることがミソです。
小説版にはないどんでん返しに目が覚める思いがしました。
あぁ!そうですよね〜これがあった。
読んでないです。微妙に前知識を仕入れてしまって…でも読む価値ありだろうなぁ。
ありがとうございます。
そして誰も・・・とアクロイドをお読みなってるのになぜこれがあげられてないのかそれが不思議ですが。
正直に白状しますが私は犯人が最後の最後までわかりませんでした。答えを読んで「こんなんありか!?」と叫んだ記憶があります。
大どんでん返しもさることながらポアロの解決策を2つ提示して○○な人々を救うところに感動しました。
この回答が少しでもあなたの参考になることを祈ってます。
本当はハヤカワミステリを勧めたかったのですがbk1では見つからないんですよ。
大体分かるかなぁと思い、またクリスティの作品を挙げると長くなるもので2点に絞りました。
既読でした、すみません。
全部挙げた方が良かったかなぁ…
コズミック。
「今年、1200個の密室で、1200人が殺される…」と密室卿を名のる人物からの犯罪予告。そしてその予告どおり、次々と密室で人々が殺されていく・・。
アマゾンなどでの評価はひどいですがラストで驚くことは間違いないと思います。
5年目の魔女
表面的にまじめでいい子のOL・町田景子は、自分の上司と同僚・谷貴世美の不倫が元で退職する。しかし、それで貴世美との縁を切ったはずの景子が、逆に貴世美の消息を探りはじめる。どちらが被害者でどちらが加害者なのか、誰の言っていることが真実で誰が嘘をついているのか解らなくなるが、最後に大きな秘密が明かされる。
乃南アサ既読、コズミックはしょうもなさそうだけど面白そう。
読みたいです。ありがとうございます。
bk1の内容説明:医師、小学生、老人、OL…連続無差別殺人の容疑者は失踪中の少年だという。事件から四年後、唯一生き残った梢絵は、男が自分を襲った理由をはっきりさせるため「恋謎会」に調査を依頼した…。
ジョナサン・キャロルは既読とのことでした(わたしも『死者の書』とどちらを勧めようかと迷いました(^^;))ので、西澤保彦を。
散々いろんな説を皆で説き明かしたあげく、ラストでひっくり返ります。しかもラストがそうとう救いなしです。夜中に一人で読むんじゃなかったなあと後悔しました。
救いの無いひっくり返しは好きです。
ありがとうございます。
キャロルをご存知なので期待大かも。
「この闇と光」
父王が失脚し、森の中の別荘に幽閉された盲目の姫君・レイア。父と召使いのダフネだけがレイアの世界の全てだった。ところがある日、レイアがそれまで信じてきた世界は、音を立てて崩れ去ってしまう(bk1あらすじ)
”ラスト”でどんでん返し…という条件からは外れてしまうかもしれませんが。驚きは確実にあります。若干病的な印象を受ける話ですので好みは分かれるかもしれません。
「過ぎ行く風はみどり色」
久しぶりに帰った実家で、主人公が家を出る原因となった祖父が殺された。このところ祖父は怪しげな霊媒師にはまっていて……というような典型的なミステリ。
星降り山荘を読まれているようなので、これは既読でしょうか?猫丸先輩シリーズの一作。非常にきれいにどんでん返しが決まる作品です。個人的にはその鮮やかさよりも、全体的に漂うほのぼのとした空気や和やかな展開が気に入っています。
「桜姫」
歌舞伎役者の跡取として期待されていた兄・音也を絞め殺す夢に苦しめられる妹・笙子。成長した笙子の前に、音也の親友だったという若手歌舞伎役者・市川銀京が現れるが…。書き下ろし歌舞伎ミステリ。
これも。詳しくは覚えてないのですが驚いた記憶があります。
あと…「白蛇島」(三浦しをん)「ラッシュライフ」(伊坂幸太郎)あたりもどんでん返し小説だと思います。
「この闇と光」すごく面白そうです。童話とからめた病的な雰囲気が。
でもラストでひっくり返るんじゃないんですね。
「過ぎ行く風はみどり色」未読。星降り山荘であまり感心しなかったので手に取りませんでした。
ありがとうございます。
伊坂だとオーデュポンの方が”どんでん”な気がします。ラッシュライフは淡々と終わった気が。
『どんどん橋、落ちた』
無理、無理……。犯人を当てるなんて!
全神経を集中して推理しても、犯人を決められない究極の中短編集。
ミステリ作家・綾辻行人に持ち込まれる一筋縄では解けない難事件の数々。崩落した〔どんどん橋〕の向こう側で、殺しはいかにして行われたのか?(amazonより転載)
■騙されるものか!と読み始め、最後にやっぱり騙されました。
『翼ある闇―メルカトル鮎最後の事件』
首なし死体、密室、蘇る死者、見立て殺人……。京都近郊に建つヨーロッパ中世の古城と見粉うばかりの館・蒼鴉城を「私」が訪れた時、惨劇はすでに始まっていた。2人の名探偵の火花散る対決の行方は。そして迎える壮絶な結末。(amazonより転載)
■これもラストのラストで叫びました・・・。「最後の事件」というところもミソ。
『あいにくの雨で』
かつて殺人があった廃墟の塔で再び殺人が! 発見者は高校生・烏兎(うと)、獅子丸(ししまる)、祐今(うこん)。死体はその事件の犯人と目され、逃亡していた祐今の父親だった。現場には、塔にむかう雪上の足跡ひとつ。そして三たび殺人は起こった。繰り返される、犯人の足跡がない密室殺人の真相は?(amazonより転載)
■上の『翼~』と同じ作者のもの。『翼~』ほどではないけど、真相はどんでんがえしと言ってもいいかなと。
良いのが来ました。どんどん橋と麻耶の夏と冬の奏鳴曲は注文リストに入ってます。
ありがとうございます。
ところで鴉も読みたいです。この人のはあまり文庫にならないんでしょうか…
薄く、読みやすい本です。
どろどろと深遠な情感を期待する向きにはお勧めできませんがどんでん返しという意味では、及第点かと思います。
隠遁生活を送る盲目の高名な老作家の元に、若者が仕事を求めてやってきます。仕事は口述をタイプする事と老人の身の回りの世話。誠実な仕事ぶりは老作家を満足させ、一緒に生活を始めますが、少しずつ何か違和感が蟠り、滓のように溜まっていって・・・・
既読かもしれませんが、まだ紹介されていないようでしたので、参考になりましたら幸いです。
未読です、ありがとうございます。
どろどろと深遠な情感が好きなクチですが、さらっと綺麗な文体も好きですよ。
面白そうですね…かなり読みたい。文庫になんないのかなー
「悪意」
有名人気小説家が自宅で殺され、犯人は親友の男と判明する。やがて、その動機が明らかになり、世間には同情する声もあがりはじめる。しかしそこからまた大どんでん返しが…犯人が判っているのにこんな風にひッくり返されることもあるんだなぁと思いました。
「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 」
「賢者の石」もそうだったのですが、味方だと思っていた人が最後に「え~っ!」というシーンがあります。あまりにもベストセラーなので既読かな、と思いましたがあげてみました。
「めぐりめぐる月」
アメリカのオハイオ州ユークリッドから、アイダホ州ルーイストンまで、およそ3000キロのアメリカ横断のドライブ―13歳の少女サラマンカは、祖父母といっしょに、家を出たまま帰らない母親に会いに旅にでます…基本的にはハートウォーミングストーリーなので、謎解きなどでは無いのですが、「どうしてこんなに仲の良い家族なのにお母さんは出て行って帰ってこないのだろう。」と思いながら読み進めて行くと、思ってもいなかった理由が明らかになり、びっくりしました。
悪意・ハリポ既読です。
「めぐりめぐる月」こちらはどんでん返しの意味合いからは外れるようです。
ありがとうございます。
ちなみに未読だったりします。
乙一、だんだん本格離れというかライトになってきて残念です。
我々の敵は目に見える形で存在すると思って果て無き追跡を続けるとそこには・・・
仏教SFとでも言うべき傑作ですが大どんでんがえしという条件をクリアしてるかなあ・・・でも是非一読を勧めます!
大どんでん返しと言う点だけに絞れば星新一(ボッコちゃんあたり)もありかなと思いますがあなたなら既読でしょうね。
あと、半村良の「産霊山秘録」もどうぞ!!
2回もの回答なので2つで1つと判断して下さい。
再回答歓迎です。
日本SFなんですね!海外物しか殆ど読んでないので新鮮です。
星新一は有名処のみ既読。あまり好きじゃないです。
産霊山秘録面白そう。ありがとうございます。
メフィスト賞受賞作なので既読かもしれませんが、蘇部 健一「6枚のとんかつ」はいかがでしょうか。
短編集ですが、ラストのどんでん返しはどれも素晴らしいです。
作家として恥ずかしいネタが満載で(下ネタのことではありません)よく書けたなと思いますが、おもしろいです。
うろ覚えですが、改訂版か文庫本のあとがきで、
『最初に発売した時、「ふざけるな」「死んでしまえ」等の声をいただいた。その時は殺意を抱いたものだが、今読み返すと確かにあれはゴミだった』
という作者の言葉がすべてを表しているのではないかと。
これは忘れてました!!ありがとうございます。
リストに入れました。
タブーというか「恥ずかしいネタ」満載もたまには面白いものです。でも確かにメフィスト作家は死ねとかよく言われそうw
現代アメリカSF界を代表する女性作家です
NDE(臨死体験)の原因と働きの科学的解明を目指す、認知心理学者のジョアンナは、神経内科医リチャードの研究計画に協力する。だがその実験にはトラブルが続出。ジョアンナは、みずから死を体験しようと決意するが…。
ラストではないけどドンデンを味わいました。で、ラストにもややドンデン。
「トンネル」「光」「天使」「川」とかのお決まりの臨死体験イメージを覆してくれました。
中盤から展開がスピードアップして長さを感じませんでした。
書評が詳しく載ってるのでそちらも参考にしてみて下さい。
中々面白そうですねー未読です(というか知らなかった)
ありがとうございます。
第三巻にわたり繰り返される衝撃とどんでん返し。第1巻にあたる『悪童日記』は第二次大戦下のハンガリー(と思われる国)の首都ブダペストと思われる「大きな町」から「小さな町」のおばあちゃんの家に疎開してきた双子の兄弟の物語。双子の兄弟「ぼくら」による日記の形で綴られる固有名詞のいっさい登場しない物語。父親を盾に亡命するという衝撃的なラストで離ればなれになった双子の片割れの戦争後の生活が描かれる第2巻『ふたりの証拠』。そして第3巻『第三の嘘』はベルリンの壁の崩壊後、初めて二人が再会し・・・。すべてが覆される荒涼とした結末。亡命、戦争、故郷、言語そして人間の孤独というテーマが理屈も甘さも排してつきつけられる。
これは衝撃的ですが果たしてどんでん返しでしょうか。ひっくり返ってはいない気が。
ライトノベルに近いですか…う〜ん。でもメフィスト受賞ですよね。方向的には楽しそうかも。
ありがとうございます。