実在していた例を教えてください。
想像の産物である場合、その元ネタになった史跡があるとすればなんでしょうか。
トラップとは呼べないかもしれませんが、想像の元ネタと思われることを一つ。
小さな石を積み上げて作るアーチ構造ですが、中心の一番高いところに置く石のことを日本語で『要石』、英語で『キーストーン』といいます。この石は周りの石に力を分散させる文字通りアーチ構造の要で、アーチを作るとき最後にはめます。当然の事ながら、コレを引き抜いてしまうとアーチは一気に崩れてしまいます。
映画でよくある宝石を一個抜くと遺跡が一気に崩壊!みたいな発想はここから来たような気がします。キーストーンっていう響きもどことなく秘密のアイテムっぽい感じが…。
あとは有名な「ツタンカーメンの呪い」なんかが、秘法を手にすると死亡するというネタの元になっているのだと思います。
このような回答でよろしかったでしょうか。
http://www7.atwiki.jp/undercurrent/pages/307.html
心霊大全 - ツタンカーメンの呪い
エジプトのピラミッドには、盗掘者から財宝を守る仕掛けがあったそうです。
ピラミッドの財宝の部屋は固く塞がれていて、盗掘者は力技で掘っただけなのではと思います。
映画のように仕掛けやパズルを正しく解けば容易くたどり着くけども、一歩間違えると串刺し、みたいなトラップ、つまり正当な後継者を選び出し、そうでない者を排除するような仕掛けが実在したということはあるのでしょうか。
http://www.egypt.co.jp/index2.html
吉村作治のえじぷとぴあ
何年か前のNHK特集の、吉村作治教授のエジプト遺跡発掘を扱った番組で、
神殿型貴族墓の一部屋の天井がぼろぼろ崩れ落ちているのを見て
わざと天井を突き崩して盗掘者に危険な部屋だと思わせたのではないかと
誰かが推測していたようです。
蛇足ながら、ピラミッドについては、そもそも墓ではないという意見があるようですね。
ピラミッドについてはかねがね疑問に思っていました。”亡くなった王様の財宝”を”後から掘り出せるように”わざわざ作っておく必要がなぜあるのか。盗掘者の挑戦を受けて立つ(?)みたいな寛大な心があるなんておかしいですよね。絶対掘り起こせないように埋めてしまえばいいのに。
秘宝ロマンものの映画にも同じ疑問がつきまといます。誰のために道を作っておいたのか。正当な後継者ってだれ?
ってゆうか、「レイダース 最後の聖戦」では聖杯にたどり着いた者を閉じこめるトラップがあったりして、それってなんのため?なわけです。
すいません。最後、愚痴になってました。
引き続き情報お待ちしています。
こんにちは。
中国の秦の始皇帝陵には
盗掘を防ぐための自動の弓矢が仕掛けられていた、
と史記にあります。
始皇帝陵の本格的発掘はされていないので
その存在は確認はされていませんが、
史記にあるような地下宮殿がある、
という調査の結果がありますので、
可能性は高いと思います。
なお、参考URLには
>始皇帝陵には、5回の盗掘の痕跡があるという。
>しかし、自動発射の弩弓に射ぬかれたりして、
>いずれも成功していない。
という記述があります。
ただし、個人的には信憑性は薄いと思います。
http://www.asahi-net.or.jp/~ts5r-ymgc/china4/china4-02.htm
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始皇帝陵にならありそうですね。
兵馬俑は上野の森美術館に見に行きました。あの兵隊たちが弓矢をギリギリ引いたら怖いでしょうね(妄想です)。
結局、実在の遺跡があったわけではなくて「始皇帝なら仕掛けそう」「ファラオならきっと…」みたいな畏れが生んだ想像の産物なのでしょうか。
まず、レイダースのプロットに欠かせない聖杯と聖櫃から。聖杯はイエス・キリストがいわゆる最後の晩餐で用い、さらにアリマテアのヨセフがキリストの血を受けた杯だといわれています。1180ADにフランスの詩人が作り上げたという話ですが伝説は脈々と生きています。この杯から飲むと永遠に生きられるらしい。そして聖杯についているキリストの血は錬金術の材料の一つであると言われています。聖櫃は十戒の石版、アロンの杖、マナの壷が入っている、いわゆる契約の聖櫃です。両品ともキリスト・ユダヤ文化の一部である為、「伝説」と一言で済まされないものがあります。文化と密着しているために真実味が増し、しかし未だ手に入れられないお宝に対して想像が想像を呼ぶのではないのでしょうか。実際、映画同様にナチスは必死になって探していたらしいですから。
映画のロケに使われた地の一つはヨルダンのぺトラのカズネ・ファルウン(ファラオの宝物庫)。映画ではこの宝物庫の中で主人公は数々のトラップをクリアして聖杯にたどり着く、という設定ですが実際は至ってシンプルなつくりの部屋というだけらしいです。
場所よりも私個人としては、アメリカでオタクに愛されているDungeons & Dragons (略してD&D)というロールプレイのゲームがレイダースやトゥームレイダーのストーリーに深く影響していると思います。D&Dは魔術や呪術、剣術、武術などを想像のキャラクターに使わせてグループでストーリーを展開させて行くシュミレーションゲームで、1970代にガイドブックが出版され、以来、アメリカオタクの象徴です。お城の地下の迷路に迷い込んで秘密の扉を開けると魔女に魔法をかけられたドラゴンに襲われた・・・みたいな話の遊びなのでトラップだらけです。ジョージ ルーカスってアメリカオタクの神様だから絶対D&Dの影響を受けていると思います。
その他、影響しているものは「指輪物語」などの冒険物語でしょうか。伝説や神話に目を向けてみるのも良いかもしれません。神話学者のジョセフ キャンベルによると、英雄の典型的行動とは、「旅立ち、成し遂げ、生還する。」ジョージ ルーカスはジョセフ キャンベルのファンでこのパターンを分析・応用してスターウォーズを作ったそうですからレイダースにアプライされて考古学者の主人公に相応しいトラップが“成し遂げる”プロットとして考え出されたのでは?
聖杯と聖櫃の話、興味深く読ませていただきました。「不思議堂」も面白いですね。
Rogue(…みたいなと思ったら、今調べたらD&Dが元ネタだった…)ですね。そう考えると、テーブルトーク(RPG)や双六などのゲームに由来するという見方は正しいかも知れません。ゲームの歴史はどこまでもさかのぼれそうですし。
小さい頃、実話を集めた本で読んだことがあります。
所謂海賊の隠されたお宝を掘り当てようという話で、ある男が人を募って穴を掘ってみたのですが、掘ってみるとどこからとも無く海水があふれ出て手間がかかったということです。正確にはトラップではありませんね。
ツタンカーメンの呪いとかそういう偶然もひとつの起源なのかも知れないですね。
訂正及び補足
その本が見つかりました
題は
世界を驚かせた十の不思議
金の星社
です。
で、海水があふれ出たというのは最初からそういう巧妙な仕掛けがしてあって、宝が横取りされないようにしてあったそうです。これで数人死人が出たそうです。やはりトラップでした。
その宝を手に入れるために大金が注ぎ込まれましたが、手に入れたものは古い金貨数枚だったそうです。
絶版でしょうか。見当たりませんでした。
ところで、金の星社ってウチの近所にありました。奇遇ですね。
想像の産物派です。
アラジン(のフシギなランプ)や、アリババと100人の盗賊が含まれている、千夜一夜物語をみると、砂漠地帯における認証手続きの魔法ばかりですよね。正直なアリババは「ひらけごま!」をひたすらおぼえて使いこなすが、ケチな義兄が富の魅力にうかれてパスワード失念してしまい「ひらけこめ!」と手当たり次第ランダム生成したパスワードでハックをこころみるもむなしく、帰ってきた盗賊に殺されるというのはまさにそれでしょう。
乾燥地域の砂漠だと、古いミイラとかアルミラ遺跡みたいなのが普通に、きれいにのこっちゃうし、砂嵐とともに露出したりかくれたりもするから、それ自体が恐怖と、時間感覚の狂いと、幸運であれば先人の富を得られるという射幸心を与えたのではないでしょうか。
あとは、グリム兄弟が採録してまわったグリム童話にも、正当者の認証魔法がでてきます。でもこれは千夜一夜よりかなり時代が下るようですから、たぶん千夜一夜のアイデアが地域的な変形を加えながら伝播したのでしょうね。
「千夜一夜物語」は後のさまざまな物語に影響を与えていそうですね。そういえば「ひらけごま」のゲートも一つの試練だったわけですし。
フリーメイソンですね。テンプル騎士団、聖杯伝説にもつながります。
ツタンカーメンは確かに有名ですし、あり得ますね。
「これを参考にしました」みたいな原作者、制作者の証言みたいなものはないでしょうか。