この全面戦争の行方を大いに語ってください。
http://www.hatena.ne.jp/akaneko
Yahooはポータルサイト、コンテンツ、国際長距離電話、携帯電話とすべてのインフラをゲットしました。
ボーダフォンを買収するのに1兆7000億円ですが、基地局を新規に開設するだけで5000億円以上かかりますので1500万件もの既存会員またYahoo回線利用者も取り込むことができて、
これらが有機的に作用すれば今までよりももっと収益があがるでしょう。
USENはポータルサイト、コンテンツの2つを持っていることになりますが、ライブドアのポータルサイトは今回の事件により広告収入が激減しているようです。
GYAOの会員数は800万人を超えていますが、コンテンツをそろえる費用がかかって、広告収入がまだそれほど入ってきていずに500億円以上の赤字です。
これらのことから考えるとやはりYahooの優位さは変わらないでしょう。
【買収されることとなったVodafone日本支社】
http://www.vodafone.jp/japanese/release/2006/20060124.pdf
まずは解約率の高さが目を引く。12月では14.6%。一方ドコモは、0.72%。魅力的なサービスを提供できていないことがはっきりとわかる。番号ポータビリティーが控えているため、魅力的な提案が不可欠だが、今までのSBのような低価格路線に走ってしまうと、1兆7500億の投資分は取り返せず、さらには収益をも悪化させる要因になりかねない。
【SB本体】
http://www.icr.co.jp/newsletter/gyoukai/2006/gyoukai2006003....
全国にあるADSL網はまだしばらく利用できよう。しかし、NTTでは光ファイバーがADSLを今年度には上回る見込みで、全体として光への移行が進んでいる。
この資料でも述べられているが、回線の高速化よりも魅力的なコンテンツの提供を第一としてあるが、その点でもSBはUSENに劣るのはいうまでもない。大赤字をだしているとは言え、無料テレビGyaoなど、業界のトップリーダーとして確実に顧客を獲得している。SBが、質、量ともに同レベルの顧客を獲得するには、大規模なキャンペーンと、費用が必要だ。
【USEN】
ライブドアとの資本提携も、好意的に受け止められる。訴訟で数十億のリスクはあるが、ブログ事業、ポータルサイトノウハウなど、今までUSENが持っていなかったキーを手に入れることが出来た。提携の例としては、非常に良いものだと思われる。
【結論】
USEN優位。
新規参入者のイーアクセスと手を結び、IP電話なんか始めた日には大変なことになる。
うむー、ありがとうございます。
普通に識者が分析すると、そうなのですよね。
どう考えてもSB不利。
市場の認識がそうなっていないのがすごく不思議です。中間決算が出てないのでなかなか動きづらいですが、やっぱりUSEN買いなのでしょうか。
id:weLogeさん~~
【結論】
USEN優位。
新規参入者のイーアクセスと手を結び、IP電話なんか始めた日には大変なことになる。
まさかHighway Internetを知ってらしたとか?
ただ、IP電話に関しての告知とかは無いですね。
でもって、イーアクセスは新規ってわけでも無いんです。AOLを買収してますから
楽天もUSENとの結び付きが強いですからねぇ。
ただ当方の見解は
です。
ライバルではあるが蹴落とす相手ではない ってとこでしょうか。
Yahoo配下のバリューコマースにライブドア、楽天とかが広告主として入ってますし(戦争するなら楽天、サイバーエージェント配下のTG-アフィリエイトで押してくるでしょうし『ぐるピタ』と『Yahoo!グルメ』の提携放置しないでしょう。)
なるほど。たたかいを避けるということですね。それはUSEN的にはありそうな選択肢ですね。ただ、ソフトバンクがTVバンク立ち上げ時にGyaoを競合視していたことが気になります。
なるほど、ありがとうございます。
USENは光網を持っていますが、YahooはADSLです。孫氏の動きをみているかぎりは、ここに非常な焦りがあると見えます。
コンテンツハンドル的な部分で言えば、圧倒的なUSEN有利です。この部分で、Yahooは勝てないでしょう(それをごまかすプレゼンテーションは頻繁にされていますが)。絶対的に人材格差があります。
もうちっとレベルが高い内容だとうれしいです。