どうのような本か紹介文を付けてください
ゲーム脳のようなトンデモはお断りです。
新書だと嬉しいです
(例)
治安が悪化している→悪化したのは体感治安だよ
安全神話崩壊のパラドックス
http://d.hatena.ne.jp/asin/4000220233
武士道は日本の心だ→武士道は明治以降の創作だよ
戦場の精神史 ~武士道という幻影
http://d.hatena.ne.jp/asin/4140019980
こういうのですか?
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480062114/249-7533...
子どもが減って何が悪いか! ちくま新書
赤川 学 (著)
かいつまんで内容を書きます。(少しデフォルメしています)
日本政府は
「国際的には、政府は女性の社会進出が進んだ国(北欧等)ほど
出生率が高くなる傾向にある」
という統計を提示しているが、それは
「出生率が高くて、かつ社会進出が進んだ国」のみを意識的に抽出して
作り上げた、「バイアスがかかった統計」である。
そういう意識抽出を排除して、OECD全加盟国を全抽出すると、
統計的には
「女性の社会進出が進んだ国ほど出生率が低くなる」という
政府や田島陽子には都合の悪い結論が導き出せる。
そもそも、「1.57ショック」と言われ少子化対策が叫ばれた
1990年より前(つまり80年代)は、
「女性の社会進出が進めば出生率が低くなる」というのが
社会学者の常識であった。
それが、1990年以降、
「その常識を口にするのはタブー」となり、いかに「捻じ曲げた統計を作るか」に
少子化研究者は苦心するようになった。
因みに筆者は、
「女性の社会進出自身は少子化云々にかかわらず進めるべきだ。
その結果想定される少子化を受容して、高齢労働力の活用等の対策を進めるべきだ」
というポリシーです。
因みに私の友人の官僚(少子化担当)がこの本を読んでカルチャーショック受けていました。
既読ですがストライクゾーンです。
丁寧な解説ありがとうございます
わかりやすかったです。
こんなの希望です。
http://pcweb.mycom.co.jp/column/ebook/049/
あまりにも有名な連作ですが、「逆説の日本史」が当にそうです。第一巻冒頭に出てくる「十七条の憲法」が未だに生きていて守られているという話。言霊信仰が日本人の意識に宗教的としか言いようの無い形で君臨しているという現実。織田信長の功績の偉大であること。宗教の実相などなど。我々の無意識の意識を明確に定義し、目から鱗のお話ばかりです。作者の井沢元彦は、平和主義者の虚構など指摘するので敵だらけの人ですが。現在新刊と文庫版が平行して出版されていますが、新書版の出版はあまり部数がないようです。
図解アリエナイ理科ノ教科書―文部科学省不認可教科書 (三才ムック―B‐geeks advanced edition (Vol.87))
マッドサイエンスの入口。毒殺について色々な薀蓄が語られています。
例
青酸カリを使う犯人(コナンの登場人物御用達)はバカだ。そしてその青酸カリを使った、買った、と言う事で大騒ぎするマスコミはもっと馬鹿だ!(理由は本書参照)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4094028862/250-8063...
GHQ作成の情報操作書「真相箱」の呪縛を解く
小学館文庫
櫻井 よしこ
正しくは、日本「軍」の「無条件武装解除」なのにいつのまにか、日本「国」の「無条件降伏」にされている。このトリックに気付いた人は戦後日本人のわずかしかいないのがなんだかな~ですね。BSEのやり口を見ていると、よく解かりますね~。
最近すっかり忘れさられたチェルノブイリ原発事故ですが、
チェルノブイリ関連はどうでしょう。
単なる発電所事故で、放射能が畑にも広がり、そこの収穫物を食べて生きる村人達…。
放射能に汚染されたモノを食べざるを得ない…。
日本もあまり変わらない原子力発電の国ですので、
そういう意味で、日本の安全な生活も案外巨大な危険が…という、
内容ですね。
なかなか難しそうですね。
30数年前プレートテクトニクスなんか驚天動地(まさにそういうことですが・・・)の驚きでしたが今じゃ常識で、地球科学のパラダイムとしては古くなってるし・・・
古田武彦なんて歴史家は15年前はとても感心したんですが、今じゃぼろぼろだしね。井沢某の場合史書というよりSFに近いノリで書きなぐってるし・・・・
皆さん得意分野というか嗜好もあるだろうし、私にとってのオドロキは貴方にとっての常識かもしれない。
何より、最近衝撃を受けた本がない!
・・・・とおもいつつ、まずこれを・・・・・
江戸時代の各藩の資料などから統計をつくり、農業生産や人口の推移を明らかにし、庶民が米を食べれなかったということは人口と米の生産量から見てあり得ないとか、江戸中期は生産性低下の時代で全国各藩で経済状態が低下し、その中で多角的な産業振興に成功し、力をつけた西国雄藩が幕末の主導権を握るとか、淡々と分析されています。
次に
無縁・公界・楽―日本中世の自由と平和 (平凡社ライブラリー (150))
この作者は「日本常民文化研究所」だったと思うけどそういう切り口の研究機関に長くかかわり、日本中の旧家に眠る古文書を丹念に収集分析してきた人です。中世は官製の史書や貴族の日記などをもとに語られることが多く、社会全体の構造や多様性が見えてこない恨みがありましたが、作者はアジールをキィワードに庶民文化を読み解いていきます。
さて、どちらも刊行されてから時間がたっていますからストライクゾーン外れてますかねぇ
2回目です。
1回目の回答に質問者のコメントがないので、路線を変えてみましょう。
一般社会に比べ科学界は理性的であるように思え従って社会的偏見に対し厳正な態度をとっているように思っちゃうのは、理想化しすぎであるということでしょうか。フェミニストの立場から男性中心の価値観とそれに基づく奇矯な発言・行動に対する告発です。
サブタイトルは「リンネはなぜ乳房にこだわったのか」ですが、帯は「これは科学かポルノか?」と挑発的です。しかしまっとうな本ですから「世界畸形全書」みたいなものとは一緒にできません。
次です
自称「徘徊老人」種村さんの作品です。シチリアのチンピラ少年がフリーメーソンの大物にのしあがる
数奇で神聖な貴種流浪譚を創作し、フリーメーソンから半ば独立したような教団を形成・・・・最後にバスティーユ監獄に入れられフランス革命の引き金を引くまで、こんな愉快な実話があるとは・・・・ゲーテさえも強烈に意識せざるを得なかったその存在とは・・・・
ところで私はフリーメーソンや人智学には特別の入れ込みはありませんが興味はあります。その意味で、上記著作の紹介がこれらの人々の営みを中傷する意図があると思われるのも本意ではないので
オマケにこんな本も。これも「へぇー」ではあります。
最後です
インテレクチュアルズ―知の巨人の実像に迫る (講談社学術文庫)
知の巨人たちの実世界での生態とのギャップから思想の実相を浮かび上がらせようという試みです。かなり毒のある筆致で描いたものです。取り上げられるのは、ルソーに始まりマルクス、サルトルなど12人+αです
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4872331265/250-3362...
もう一冊忘れてました。「完全自殺マニュアル」です。云わば究極のオタク本でしょう。以前立ち読みしたことがありますが、首吊りが最も成功率が高くかつ苦痛の少ない方法だそうです。
ストライクゾーンではないですが
おもしろそうですね
ありがとうございます。