『二人の男が道中で困っている人を助けるかどうかの議論になり、
結局その場は助けたものの、後に負担になって殺してしまう・・・・
助け続けられる見込みがないのなら、最初から助けるべきではない』
という内容の物語(訓話)があったと思うのですが、そのタイトルや作者など
が分かる方、教えてください。
確か高校の漢文の授業で、問題演習のプリントに載っていたような・・・。
よろしくお願いします。
おそらくは世説新語の徳行第一の十三段ではないでしょうか?
原文は
華歆、王朗俱乘船避難,有一人欲依附,歆輒難之.
朗曰:「幸尚寬,何為不可?」後賊追至,王欲舍所攜人.
歆曰:「本所以疑,正為此耳.既已納其自託,寧可以急相棄邪?」
遂攜拯如初.世以此定華、王之優劣.
訳および解説は↓のページにあります。
http://www.geocities.co.jp/Hollywood/9290/sesetsu/s_0104.html
ありがとうございます。ほとんどこの話のようですね。
ただ、おぼろげな記憶では、助けた男を放り出したか、殺してしまったかのような記述があったような。別の物語だったのでしょうか?