3軸回転ができるようにバーニア制御していたのですが、ジンバル・ロックとはこの回転のうち2軸(以上)が同一平面状に来て回転の自由度が減ってしまう現象です。東西南北に方向が向けていたのが東西にしか効かなくなった、そんな状態のこと。コンピューター・グラフィックスではよくある現象で、回避するためのテクニックを使ったりします。
http://www.radiumsoftware.com/0501.html
こちらの1月26日の記述がズバリそのものです。
物理的にロックするわけではなく、ジャイロの軸が揃ってしまい、回転の自由度が消失することによって実質的な計測機能不全に陥る状態を指すようです。
なるほど…。ジャイロの外側の環が揃ってしまうと、計測できなくなっちゃうんですね。
なんとなくわかりました。ありがとうございました。
ラジオのアンテナで現象を説明したものですが、いかがでしょうか?(以下、抜粋)
※アンテナを触った経験がないと、逆にわかりにくいかもしれません。
ラジオのアンテナは、理論的には三次元上のどの方向にも変える事ができる。
実際にアンテナをぐりぐりした人は分かると思うが、アンテナが水平に
近い場合は簡単に動かせるが、アンテナが立ってくるに従って動かし
づらくなってくる。そしてついに垂直になってしまうと、アンテナは
前後にしか動かせなくなり、左右に動かすことができなくなってしまう。
アンテナの向きと垂直方向の回転軸とが重なってしまうからだ。これが
ジンバルロックの状態である。
↓8月20日分をご参照下さい。
おおぉぉ。かなり、感覚的に理解できますねっ。
>2軸(以上)が同一平面状に来て回転の自由度が減ってしまう
この状態でロックしてしまう理由がいまいちわかりません。この状態になると、自分の姿勢がわからなくなるのか、それとも姿勢を制御できなくなってしまうのか、具体的に何の機器で何が起こってるのでしょう(?_?)