みのもんたさんがTVで、濡れたハンカチなんて一酸化炭素には全然効果がない、ビニールをかぶって逃げるのが良いと言っていました。(ビニールへの引火が怖いですが)
もちろん分子の大きさだけを考えれば、簡単に通過してしまいますが、「大きく口をあけて、深く吸い込むことを避ける」ことにより、吸い込む一酸化炭素の量を減少させることは可能だと思います。
http://plaza.rakuten.co.jp/saigai/diary/200506140000/
こういう事ですか?
完全に防げる訳はなく、減らせるという意味だと思いますが、、、
一酸化炭素に限らず、気体も完全に一つ一つの分子がバラバラでもなく、分子同士も多少の結合力を持っています。
油や水、窒素や酸素などや空気など、みなそれぞれ程度問題で粘り気を持っていますね。
煙も一つの分子ではなく、かなり多くの分子が固まっているからこそ目に見える訳です。
(もちろん、無色の分子がいくら集まってもそのまま見えはしない)
つまり、それなりの粒でいようとする力があります。
で、布など、たとえ荒くてもそれなりに狭い隙間を通るには、分子同士がある程度離れなければなりません。
そこで抵抗が発生する訳です。
一酸化炭素はCO2で酸素分子よりは大きいですから、抵抗も少し大きいのではないのでしょうか?
酸素分子なら千個の塊が通れる所も、一酸化炭素だと600個くらいまでばらけないと通れないとか、、、
それに、一酸化炭素は酸素よりは水に溶けますから、濡らせばさらに効果は高まりますが、それでも、効果がある、というだけで、完全に防げる訳ではありません。
酸素は分子量32,一酸化炭素は28ですから、酸素の方が大きい分子と思いますが・・・
それから、溶解度も酸素の方が若干大きいと思います。
一酸化炭素が分子間で結合して巨大分子になるのは、ちょっと違う気がします。
http://www.rescuenow.net/one_point/18_fire.html
血液検査の結果から、短期間で大量の有毒ガスを吸う、一酸化炭素中毒で死亡した可能性が高いということです。
つまり、短期間に、少しでも吸う量を減らすための予防としての処置だとおもいます
3呼吸で意識不明には驚きました。
でも、一酸化炭素を吸う量を減らそうとすれば、呼吸に必要な酸素も吸うことができなくなる。
ハンカチには酸素と一酸化炭素をふるい分ける力がないので、ある一定濃度以上の一酸化炭素が混ざってしまったらそれでアウトなのでは?
こんにちは、はじめまして。
さすがに一酸化炭素をマスクやハンカチで防ぐのは無理だと思います。マスクやハンカチの効用は、
1. 呼吸を緩やかに小刻みにして一酸化炭素や熱い煙を「深く」「大量に」吸い込むことを防ぐ。
2. マスクやハンカチの布に少しでも「煙」の微粒子を付着させることによって肺を守る。
と考えられます。
http://www.kantei.go.jp/jp/kidsold/hanashi/kaji.html
によれば、「煙を吸い込まないようにハンカチで…」と書かれていて、その直後に「駆け出すと一酸化炭素や煙を深く吸ってしまう」と注意を促しています。
ご参考になれば幸いです。
aiainaさんの回答もあわせて、呼吸を小刻みにでき、有害気体を深く吸わなくなるので安全・・・・ということではないかと思うようになってきました。
一酸化炭素はハンカチを通り抜けてしまうけれど、煙の粒子はある程度ブロックされる・・・ということなのでは??
今のところかなり納得がいくご回答です。
少し舌足らずだったかもしれませんので、補足しますね。
(1) マスクはよっぽど良いものでも、風邪のウィルスでさえ防げるか微妙ですから、分子レベルで一酸化炭素と酸素をより分けるなんて考えにくいです。
(2) しかし、煙の微粒子なら、風邪のウィルスどころか、細菌よりも大きそうですから、マスクでも一定の効果はあると思います。濡らせば効果は飛躍的に増大するでしょう。
(3) 別の効果として、マスクを口に当てることによって、気流が緩やかになりますから、熱い煙や、一酸化炭素を肺の中に深く吸い込むことをある程度防ぐ効果はあると思います。(酸素とより分けてはいません。)
こんなところでしょうか。。
URLが必要なので、もう一回同じものを…。
さらによく理解できました。
おかげさまで充分納得できました。
>ハンカチで一酸化炭素中毒を防げると消防署の方は説明していますが
よろしければソースを。
これは『煙を吸うと呼吸困難で逃げ遅れますよ。少しでもハンカチを当てて吸う量を少なくしましょう』という意味でしょう。一酸化炭素中毒はなんのかんけいもないでしょ。
なるほど、私の聞き違いかもしれません。
http://www.rescuenow.net/one_point/18_fire.html
「ぬらしたハンカチで」だと思うのですが。
ぬらしておけば、COの吸収も可能ではないでしょうか。
そうですね。よくぬらすと効果があると書いてあります。
水分子がブロックするのでしょうか。
ただ、水に対する溶解度は一酸化炭素は高くありません。
布やハンカチをそのまま口の辺りにあてるのでなく水を含まして空気を直接通さないようにするのが正しかったのだと思います。
ちょっと話がそれますが・・・
火災経験者に聞きましたが、階段を降りて避難する場合、
階段の引っ込んだ角あたりに空気が溜まっているので、顔を
そのあたりに持っていきながら、ハンカチで口を押さえ、移動
しろと消防署の方に言われたそうです。
ハンカチはもちろん一酸化炭素なんか通過してしまいますが
ハンカチ&手の2重ガードで全くないよりはマシという意味では
ないかと思います。
重要なのはとにかく迅速に避難することですね。
全員無事で一酸化炭素中毒にはなりませんでしたが、約2週間
ノドの焼け付くような痛みが非常につらかったとのことです。
体験者の話を聞くとホント恐ろしくなります。
URLはダミーです
おっしゃる通り、迅速な避難が一番だと思います。
火災体験者の方の話をお聞きすると臨場感がある分、胸が痛みますね。
命を落とすことがなく何よりでした。
ハンカチなどはマスクの代わりとしてだと思いますが。手元にマスクがあればそちらのほうがよりよいと思います。 ハンカチなどを使うのは吸い込む量を可能な限り少なくするためです。何も無い状態で吸い込むよりも、ハンカチなどを口に当てるとそれだけ入る空気の量が減りますから、気休め程度の効果はあります。一秒でも避難したり、対策行動をとるための手段として、かつ、その場であるものを使って出来る行動なので、一般的には有効かと。出来る限り呼吸を止めることが最良の策でしょうが、限界もありますしね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%80%E9%85%B8%E5%8C%96%E7%82%A...
ビニールをかぶるということは、ビニール内の酸素がある限り有効だということですね。
ビニール内の酸素を使い切ってしまえば、残念ながら比重0.967(空気を1とする)の一酸化炭素は、易々と空気と混ざり、ビニールの外から入り込んでくるでしょう。
無臭だし、調べるほど危険な気体です。