質問の中に「単純な競技だからただ単純に楽しめばいいんだ・単純だからおもしろいんだ、というものなのでしょうか」
とありますが、基本的にその見方で問題ないと思いますよ。まず、競技に触れることが大事だと思います。
質問文から察するに、野球に関してかなり精通されていると感じました。
この知識を得るまでたくさん観戦されたでしょうし、勉強もされたからこそ、質問文にある「ルールや作戦、心理戦、打つ捕る投げるといった動きの多様性など競技」
である野球を深くまで考察できるのだと思います。
ですので、サッカーもディープに観戦するなら、まず基本ルールは覚えておく必要があります(すこし面倒だとは思いますが)。
■サッカールール
次に基本フォーメーションを覚えると良いと思います。
当たり前ですが、フォーメーションは固定して試合をするものではありません。
野球の場合もそうですが、例えばセカンドゴロの時、送球が逸れた場合を想定して、キャッチャーがファーストの後方にフォローへ入ります。
同様にサッカーもボールの動き(攻撃・守備)で目まぐるしく変化させます。
■フォーメーション(ゲームですみません)
http://www.amusementvision.com/products/vs3v2002/game/form_list....
■ポジショニング
それから、フォーメーションを踏まえた、ライン・ゾーン(バスケットのゾーンの作り方も参考になります)・マンマーク時の攻守の切り替えを覚えます。
覚えた後に、自チームと相手のフォーメーションを組み合わせる事で、何が有利で、何が不利であるかが何となく理解できてきます。
これらを覚えると、何故あの時早いパスを逆サイドに送ったのか?
などの意図を理解できていくと思います。
たくさん覚えることがあるかと思いますが、覚えれば覚えるほど、いろいろ見えてくると思います。
観戦する上で何かのヒントになれば幸いです。
楽しみ方は人夫々!
あなたが人にこう見て楽しんでくれと言われる事は無いはずと考えます。
私は、監督の選手の起用に対して この選手を先発させたんじゃ今日は負けるね!
などと自分の選手起用プランとジーコとの違いを楽しんでいます。
自分が感じたこと自体、それが評価であったり、批判であったり
4・2・4や3・3・4などフォーメーションシステム
選手個人の個人技 テクニックなどパフォーマンス
結果として残る、鮮やかなシュート! クオリティーの高いパスなど
自分なりの楽しみ方は、他の人に合わせる必要は無いと考えます。
あまり答えになっていないような気がします。サッカーという競技が本質的に持つ魅力や、ディープな見方や楽しみ方を教えてほしく思います。
http://q.hatena.ne.jp/114992372
自分(37歳)も、まったく同じ意見なんです。
スポーツが好きで、サッカーも見るんですが点が入ったら
ウォーッ!ってな感じで喜んでいるだけで、まぁサッカーやってないからかもしれませんが、ピンとこないんです。
サッカーの魅力というのは、やっぱり個人技に尽きるのではないですか?
ドリブルで何人抜きをしただとか、フリーキックで針の穴を通すような正確さがあるとか・・・。
ですので、サポーターの皆さんも勝ち負けだけで喜んでいるのではないですかね。
サッカーをやっている青少年たちは、英みたくなりたい、俊介みたくなりたい(個人技です)と思って練習に励んでいるのだと思います。
ご意見をありがとうございます。こう思うのは我々のサッカー眼が貧困だからなのか、それともサッカーはそういうものなのか・・・。どうなんでしょうかね。
自分は、サッカーも野球のしていましたけど、楽しみ方は人それぞれだと思います!
自分は、トラップするところを、気にしてみています!
やはりうまい人は、トラップしたらすぐ次の動作に行くことのできる選手は、うまいと思ってみています!
サッカーやっていた人は、ボールを持ってない人の動きを観察してみてみると、いろんな動きおしていて面白いと思いますよ!
ボールのないところも注意深く見てみると面白いかもしれませんよ
なるほど。やはりサッカー経験がないと、サッカーは理解しにくいのかもしれませんね。ありがとうございます。
選手の技術に感嘆することの他、競技全体としての奥深い魅力についても知りたいのです。
野球はピッチャー一人で勝つこともある。また、バッター一人が調子よければ点を取れる。
サッカーは全ての歯車がかみ合わないと得点できない競技。
野球は自分がしっかりしていればいいスポーツ。守備を邪魔されることは無い。
サッカーは邪魔のやり合いだから目が離せない。
>単純な競技
これは誤解だと思いますよ。
野球はどちらかと言うとスポーツ(陸上、水泳)よりもゲーム(将棋やオセロ)の性格が強いのでそうおもわれるのでしょう。
>まるで私が(野球の方が高等だ)とでも
それとサッカーが盛んな国は援助をしてもらう側の国が目立つのも、イメージとして関係してるのかもしれません。
ま、両方観てもやってもおもしろいです。
ご意見をありがとうございました。
野球は打席、投球という単位に明確に分かれており、そこで行われる行為にも名前がついているので言葉で表しやすいですが、サッカーでは重要な判断やプレイが行われる瞬間がいつくるのか予想できないのでわかりにくく感じておられるのかもしれません。
フォーメーションという言葉でくくってしまうと単純ですが、ボールを持っていない選手がどこを走り、どんな行動をとっているか、グラウンド全体を把握しながらご覧になってみてください。
ボールをもらうために走る選手、相手を引きつけるための動き、先の危険を消すためのカバー位置に入るなど、それぞれの行動に意味があります。
アグレッシブなひとも心配性なひともいます。
心理的な駆け引きや読みと言ったものが無数に、同時に起きているのが見えるかと思います(もちろん慣れは必要です)。
私はフットサルをやっていますが、個人技はある程度の年からはなかなか身に付きません。ですが、チームとしての動き - 誰がボールをもったらこう走る - どうやって空いているスペースを作るか - どうやって心理的プレッシャーをかけるか - などを練習することでサッカー経験者のチームにも勝つことができます。
よく知っているスポーツは選手の一挙一動までより深く理解できるのであなたにとって野球の方が面白く感じるのは当然でしょう。
まずは慣れること、選手の挙動にどんな意味があるのかを理解することから始められてはと思います。
なるほど、大変参考になりました。ありがとうございました。
質問の中に「単純な競技だからただ単純に楽しめばいいんだ・単純だからおもしろいんだ、というものなのでしょうか」
とありますが、基本的にその見方で問題ないと思いますよ。まず、競技に触れることが大事だと思います。
質問文から察するに、野球に関してかなり精通されていると感じました。
この知識を得るまでたくさん観戦されたでしょうし、勉強もされたからこそ、質問文にある「ルールや作戦、心理戦、打つ捕る投げるといった動きの多様性など競技」
である野球を深くまで考察できるのだと思います。
ですので、サッカーもディープに観戦するなら、まず基本ルールは覚えておく必要があります(すこし面倒だとは思いますが)。
■サッカールール
次に基本フォーメーションを覚えると良いと思います。
当たり前ですが、フォーメーションは固定して試合をするものではありません。
野球の場合もそうですが、例えばセカンドゴロの時、送球が逸れた場合を想定して、キャッチャーがファーストの後方にフォローへ入ります。
同様にサッカーもボールの動き(攻撃・守備)で目まぐるしく変化させます。
■フォーメーション(ゲームですみません)
http://www.amusementvision.com/products/vs3v2002/game/form_list....
■ポジショニング
それから、フォーメーションを踏まえた、ライン・ゾーン(バスケットのゾーンの作り方も参考になります)・マンマーク時の攻守の切り替えを覚えます。
覚えた後に、自チームと相手のフォーメーションを組み合わせる事で、何が有利で、何が不利であるかが何となく理解できてきます。
これらを覚えると、何故あの時早いパスを逆サイドに送ったのか?
などの意図を理解できていくと思います。
たくさん覚えることがあるかと思いますが、覚えれば覚えるほど、いろいろ見えてくると思います。
観戦する上で何かのヒントになれば幸いです。
大変参考になりました!ご丁寧にありがとうございます。これで、サッカーがもっと好きになるかもしれません。
私はサッカー経験者ではないですが、
そんな私が思うに、
サッカーの魅力は、各選手が常に動いている連動性にあるのではないでしょうか。
野球と比較するなら、“動と静”だと思います。
サッカーは一人の選手がボールに触れている時も、
他のフィールドプレイヤー(キーパー以外)19人は動いています。
(各ポジションはご存知だという前提で、ここからは書きます。)
例えば、ミッドフィールダーからフォワードにパスが入ったとき、
サイドバックの選手はピッチ際を走って上がってきているかもしれません。
それを見た相手チームの守備的ミッドフィールダーは、
自分がマークする選手を追いかけるのか、上がってきたサイドバックをケアして守備するのか、
判断が求められるかもしれません。
このような動きはあくまでも一例ですが、
ボールを持っていない選手の動きに注目すると、いかにも通っぽい見方になります。
サッカー用語で、いわゆる「3人目の動き」というやつです。
こんな見方をすれば、サッカーも単純ではない見方ができるのではないでしょうか。
あとは、知っているとサッカー通っぽい言葉として、
「ポストプレー」「2(3)列目からの飛び出し」「サイドチェンジ」なんてのがあると思います。
もっとマニアックになると、「バイタルエリア」「FWからのチェイシング」とか。
もし興味があれば、ネットで意味を調べてみてください。
ありがとうございました。参考にさせて頂きます。
サッカーのというスポーツの特技性というのは、
第1にボール1つに対して体全部を使うことです。脚はもちろん、頭も胸も手(スローイン)もすべて使います。このようなスポーツ他に見られないと思います。
第2にルールが単純なこと。相手ゴールにボールを入れることです。
第3に常に試合が流れていることです。野球などと違い絶えず選手とボールは動いています。その試合で同じ場面になることはないはずです。
デープの見方については、ゴールシーンだけはなく、ゴールまでの選手の動きに注目してください。一見無駄なように見えることでもちゃんとした意図がありますから。(日本で言うと柳沢選手がうまいです)
また常に試合が流れているため、選手は的確に状況判断しないければなりません。中田選手が試合中常に首を振って仲間や敵の位置を把握しているのはこのためでです。
ご意見ありがとうございました。
野球のリズムとサッカーの戦術を兼ね備えたスポーツということでNFLを見てみるとサッカーの本質が少しわかってくるかもしれません。
野球と違ってすべてが連続した時間の中で推移するスポーツなのですが、局所的な時間範囲でデフェンス中心に見てみると、ボールを持っている選手に対する選択肢として
1.とにかく奪いにいく → プレッシャーをかけるとボールを取れるかもしれないが抜かれると数的不利になる。
2.奪いにいかずにまわりをかこむようにし、パスの出し先をカバーする。 → ドリブルを仕掛けられるとずるずる後退する恐れがある。パサーにプレッシャーが無いとすごいパスを出されたりもする。
のように、NFLのQB対デフェンスのような駆け引きが存在します。それが瞬間で連続していくので野球のように論理的というよりは直感的になるんですが、ひとつのボールに対する動きについても多彩な選択肢が存在し、それぞれ意図がある訳です。
とにかくサッカーはレベルの高い試合を観戦することをおすすめします。レベルが低いとミスの率が高くなりすぎてよくわかりません。
ワールドカップもいいんですが、やはり欧州CLなどと比較すると技術的には一段落ちると思っていいです。
なるほど。大変参考になりました。着眼点に目からうろこです。
http://www.yomiuri.co.jp/wcup2006/feature/chisyou/fe_ch_20060529...
サッカーに正しい楽しみ方はないです。顔で応援するのもいいと思いますし、ラストパスに興奮するのもいいと思います。
僕がサッカーならではだと思うのは、1点の重さです。1点差というのは時間が経つごとに重いものになっていきます。野球では1点差であっても攻撃時になればいつものように打つことが出来ます(もちろん攻撃的なチャレンジはしにくくなりますが、、、)。しかし、サッカーでは、リードされたチームはなんとしてでも追いつかなければならないため攻めることになるのですが、攻めることによってスペースを作ってしまいます。カウンターを警戒しつつも攻めなければいけないというジレンマ。このファーストゴールの重さが非常に面白いと思います。いくら強豪と言われていても、先取点を奪われたらそれは致命的なのです。
しかし、1点が数秒のうちに入るというのもサッカーです。野球では数少ない1点差ゲームでしか同点にはなりませんが、サッカーは数秒のうちに同点にされることがあります。本当にこれは悲劇的です。スタジアムでもテレビ中継でも選手、サポーターの顔を見ると言い方は悪いですが面白いです。
この1点の重さを僕はいつも楽しみにサッカーを見ています。
ちなみに野球の好きなところは守備のポジショニングとバッターの駆け引きです。
ご意見ありがとうございました。
サッカーは得点を取るまでの過程が魅力的ではないでしょうか。
もっとも得点が入りにくい球技だと思います。
ゆえに入った瞬間が感動的なシーンになるのでしょう。
あとサッカーはメンタルな部分で勝敗が決まる事が多いですね。
コンディションによっては一流選手であれ思うようにプレーは出来ません。
W杯は4年に一度ですが、CL(チャンピオンズリーグ)は毎年やります。
05-06シーズンも民放でもよく放送さていましたね。
何故民放で放送されるようになったか?
視聴率が取れるし、要望があるから放送すると思います。
今後、CLはW杯と同じぐらいの規模になるでしょう。
例えば、野球で言えば毎年世界大会が行われるみたいなものです。
ヤンキースVS巨人とかマリナーズVS阪神でもいいでしょう。
そうなればワクワクしますよね?
サッカーはリーグ戦とCLを毎年同時にやってる訳です。
OFFシーズンもテストマッチがあったりW杯もやりますから。
しかし、ここからが確信の部分です。
野球はそうはならないです。
まず11月ぐらいから~3月まではずーっとOFFですね。
またMLBではワールドシリーズなどと名前をつけていますし、肝心のメジャーリーグが世界にベースボールを広げる意思が全くありません。
オリンピックでも公式競技から外れるとかという報道もありますよね。
日本はさておき野球は世界規模でマイナーなスポーツだと言わざるを得ないでしょう。
ご意見ありがとうございました。メジャー・マイナーなど規模のお話はいいとして、CLについて興味を持ちました。ありがとうございます。
わたしは、サッカーをやっていたわけではないし、難しいことはよく分かりませんが、サッカーのおもしろいところはいつ何が起こるかわからないところだと思います。次の瞬間もうボールが反対のサイドにわたっていたり、ボールを持った選手がパスを出すと見せかけてドリブルしたり、シュートを放ったりするところにおもしろさを感じます。一瞬のだましあいのようなおもしろさがあるのです。
サッカーをスポーツとしてみるのではなく、映画やドラマを見る感覚で見るといいのではないでしょうか?サッカーという人間ドラマだと捉えてみればまた違った見方ができると思います。
難しい戦術とかそういうのは置いておいて、何も考えずに見てみると意外と楽しめるかもしれません。
ボールを持ったときの動きが一人一人個性的で、全く同じ人は一人もいないところもおもしろいところです。
あと国によっても個性があります。サッカーを通してその国の人の特性なども見えてきておもしろいです。
それとサッカーは貧しい国の人もボールがあればできるので、世界中の人が気軽に楽しめるものだと思います。W杯では弱い国でも展開しだいで、強いところに勝つことができる。つまり、番狂わせが起こる確率が野球よりは高いということです(サッカーは点差があまりつかないので)。そういう意外性がサッカーの楽しさの一つだと思います。
サッカーも複雑なスポーツだと思います。確かにゴールにボールを入れるだけの単純なスポーツに見えると思いますが、そのゴールに入れるまでにドラマがあるのです。一人のいい選手がいてもサッカーは成り立ちません。あのブラジルも一見好き勝手にうごいているように見えますが、緻密な連動によって、チームとして動いています。チームとして動き、なおかつ自分の個性を出せる選手が一流の選手だと思います。彼らのボールさばきは芸術です。足であれだけのコントロールをできるというのは本当にすばらしいです。
道具を使わず自分の体一つで戦っていくところにも魅力があります。
いろいろ書きましたが、サッカーは観るのもおもしろいですよ。
たしかにだらだらしておもしろくない試合もあります(この間のマルタ戦など)が、眠気も覚めるくらい目が離せない試合(スウェーデン×トリニダード・トバゴの試合はおもしろかった)もあります。とにかく何試合かW杯を見ていただいておもしろくないと思ったら、サッカーを無理に観る必要はないと思います。おもしろいと思ったら観てください。TVではボールのないところの動きを見れないことが多いので、サッカーのおもしろさを十分に伝えきれていないところが少し残念です。
ご意見ありがとうございます。
サッカーの場合は、マンツーマン、ゾーンプレスといった戦術が
ありますが、ヨーロッパの強豪チーム(選手の戦術理解度が高く、
技術力も高い)だと、監督の指示にしたがって、10分単位くらい
で、相手に与えるスペースの大きさを変えることがあります。
(10年くらい前のミランなどがそうでした。)
また、1対1のディフェンスの際は、ボールを捕りにいったり、
単に相手のスペースを消して、決定的なパスを出すのを遅らせたり
します。状況に応じて、相手の左側のパスコースを消して、右側を
自分より後方に位置している見方に守備させたりします。攻撃にし
ても、センターフォワードにグランダーのパスを出すと相手守備陣
の意識がセンターに集まり、アウトサイドのスペースが空くので、
そのスペースへパスを出すなどの作戦もあります。このような状況
を逆手にとり、敢えてアウトサイドにパスを出すと見せて、再度中
央へパスを出し、相手の裏をかくこともあります。
野球と同様、サッカーにも一つ一つのパスに意味があり、1本のパ
ス、シュートが試合を決めたりします。
人間が勝利を目指すスポーツの場合は、どんなスポーツでも、
体力、技術、気力、そして知力の総合力で勝敗が分かれるのだと
思います。さらにまれに、総合力以外の、哲学というか、性格とい
った選手や監督などの人間性のところで勝敗がわかれたりすること
があり、それもスポーツの魅力だと私は考えています。(確率が悪
いとわかっていても、ゴールに最も近いパスを出しつづけたり、
ミドルシュートを打ち続けたり、勝っているのに、攻撃人数を増やしたり)
参考
参考になりました。ありがとうございます。
大変参考になりました!ご丁寧にありがとうございます。これで、サッカーがもっと好きになるかもしれません。