・入力・出力変成器
・高周波トランス
・抵抗器
・検波用・温度補償用ダイオード
・コンデンサー
・トランジスタ
・入力・出力変成器
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%89%E5%9C%A7%E5%99%A8
変成器というのはいわゆるトランスのことで、一般に電気的には絶縁され、磁気的にのみ結合された二つのコイルで出来ています。
入力・出力変成器というのはこうしたトランスのうち、回路の入出力に配置される物のことです。この場合の主な役割は、回路と外部の絶縁や、インピーダンスの整合です。
ただし、変成器という言葉は、たとえばアンテナのインピーダンス整合などに用いられる物も指し、それは必ずしもコイルで出来ているとは限りません。
・高周波トランス
http://www.jfe-steel.co.jp/products/denji/supercore/index.ht...
これは高周波、つまり音声信号よりもはるかに高い周波数の信号に用いられるトランスです。
用途は、これも多くの場合、インピーダンスの整合のために用いられます。
・抵抗器
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8A%B5%E6%8A%97%E5%99%A8
一定の電気抵抗値を持った素子。用途は、たとえば電流の制限であるとか、E=I・Rのオームの法則によって抵抗の両端に現れる電圧を得るためであるとかに使われます。
また、高周波用コイルに並列に挿入してコイルのQと呼ばれる特性を低減させるために用いたり、コンデンサと組み合わせて時定数回路と呼ばれる回路を構成したりする時にも使います。
・検波用・温度補償用ダイオード
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%...
ダイオードというのは半導体のPN接合で作られた素子を指し、検波用ダイオードというのは一方向のみに電流を流すダイオードの性質を利用して、音声信号の乗った高周波から音声信号を取り出すために使われる素子のことです。
http://www.asahi-net.or.jp/~JK2M-MRT/mondai/kiso_H12_1ana1.h...
温度補償用ダイオードというのは、素子の温度特性を利用したもので、たとえば上記URLの第2問の図のように用います。
この回路の場合、温度が上昇するとトランジスタの特性が変化してコレクタ電流が増加しようとしますが、温度補償用ダイオードの順方向電圧はこれと逆に減少する方向に働きますので、結果トランジスタのコレクタ電流は一定に保たれます。
・コンデンサー
別名キャパシタとも呼ばれ、静電気を溜めたり放出したりする素子のことです。コイルや抵抗と組み合わせて時定数回路(共振回路・同調回路)を構成したり、直流は通さず交流は通すという性質を利用して直流をカットするために用いたり(カップリングコンデンサ)、逆に余分な交流をアースに流すために用いたり(バイパスコンデンサ)、といった用途に用いられます。
・トランジスタ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%...
トランジスタというのは一般にはPNPまたはNPNの半導体の組み合わせで作られた3本足の素子で、それぞれの足にはベース・コレクタ・エミッタという名前が与えられています。
基本動作は、コレクタ-エミッタ間の電流をベースに流す電流で制御するというもので、微少なベース電流の変化を大きなコレクタ電流の変化として反映させることが出来るので、この原理によって「増幅」という動作を実現します。
他に、電圧で制御する電界効果トランジスタなどといった種類も存在します。
コメント(1件)
どう考えてもいまどきのラジオについてなさそうな部品もあるしなあ…。