やりたいことは、各アカウント宛てのメールの、サーバ側でのバックアップです。
ちなみに「POPでサーバから削除しない設定にする」というのが単純かつ楽ですが、環境の問題で
この手法が使えません。
POP で即ダウンロード&消去されることも考えた上でのバックアップということでよろしいですね。
面倒くさいですけど正攻法としては、vpopmail 環境でも .qmail ファイルでの設定が使えるので、
各ユーザーごとに作成し、バックアップ用アカウントなりディレクトリにコピーするような設定にすることです。
ユーザー追加ごとに作業しなければいけませんが、特定のグループだけ他のディレクトリにバックアップする等の制御が可能です。
もうひとつの手段としては、実際にメールを配送している qmail-local を差し替えます。
http://man.qmail.jp/jman8/qmail-local.html
元の qmail-local.orig に改名するなどしてから、バックアップ用スクリプトを作成し qmail-local としておきます。
こちらの場合、設定は一回で済みますが、プログラミングの知識と qmail-local のすべての引数に対応する必要があるので
難易度は高いです。
バーチャルドメインでしたら,
/home/vpopmail/domains/<ドメイン名>/.qmail-defaultに
| /home/vpopmail/bin/vdelivermail '' bounce-no-mailbox
みたいなのが書かれていると思うのですが,
メールをためておくディレクトリを作成しておいて
# mkdir /var/lib/vpopmail/mail/ # /var/qmail/bin/maildirmake /var/lib/vpopmail/mail/Maildir # /bin/chown -R vpopmail:vchkpw /var/lib/vpopmail/mail/ # /bin/chmod -R 0700 /var/lib/vpopmail/mail/
そちらにもメールを保存するようにする
/var/lib/vpopmail/mail/Maildir | /home/vpopmail/bin/vdelivermail '' bounce-no-mailbox
とかどうでしょうか?
ユーザー毎に分けたいならスクリプトなり何らかの処理を銜えないといけないので複雑になりますけど.
おー。
これで全数バックアップはいけそうですね。
ただ、このままだとユーザごとにメールが吹っ飛んだ場合のフォローは大変そうなので
ここにスクリプトを仕込む必要がありそうです。
ニーズのほとんどはこれで解決できそうです。
ありがとうございます!
ありがとうございます。
qmail設定を個別に反映するのは、アカウントが100以上あるのでナカナカ大変そうです。
携帯転送とかを設定しているユーザもおりまして、一括管理ともいきません。
あとは、qmail-localですね。ありがとうございます。