「コクがない」と言われ続けます。
カレーにコクを出すためにはどうしたら良いのでしょう?
そもそもコクってなんですか?
市販カレールーは調味料としてアミノ酸、イノシン酸、たん白加水分解物などが加えられている上、香料なども入っています。確かに塩も油も多いです。これらが「カレーのコク」を醸し出しています。市販ルー無しにスパイスでカレーを作る場合、ここまでのコクを出そうとするとじっくり炒めた玉葱やじっくり出した動物系スープなどが必要となるでしょう。
ご家庭で手軽に、というなら、例えば隠し味にこんぶだしやトマト缶、八丁味噌系味噌などを加えるといいかも知れません。これらはアミノ酸を多く含みます。肉から出るイノシン酸と「味の相乗効果」で旨味が一気に増加する場合があります。あくまで分量にはご注意を。
そのような意見は。
カレーにコクを出すには「こくまろ」を使えばよいだけの話です。
コクのあるカレーを食べたいという方にはそれを出してあげましょう。
「コクのあるカレー」とは、日本独自の、日本の市販のルーで作ったカレーの2日目のことです。
スパイスで作るカレーは私は大好きですが、2日目はおいしくありません。
ごくまれに、必要にかられて市販のルーのカレーを作って食べると、えもいわれぬ「しょっぱさ」に似たようなものを感じます。これを世間では「コク」と称しているようです。
ただし、本当の「コク」とは別な方が書かれているとおりです。