こちらの説明がわかりやすいのではないでしょうか。
http://r25.jp/index.php/m/WB/a/WB001120/id/200510271108
そもそも健康診断は1年以内ごとに1回、定期的に行うことを労働安全衛生法で義務付けられているもので、健康異常の早期発見などが主な目的。身長、体重、血液検査など検査項目は全部で11項目だ。一方、人間ドックは法的には定義されておらず、完全に自由意思、個人負担。こちらも同じく異常の発見を目的としている。
人間ドックと定期健康診断の違いについて簡潔に書かれています。
http://www.soukenkai.net/3.html
上記サイトよりももう少し具体的に書かれています。
http://r25.jp/index.php/m/WB/a/WB000100/tpl/rxr04_11/bkn/2005102...
http://0120251334.com/k-kenkousindan.html
一般健康診断と人間ドックの違い
●成り立ちと目的の違い
◆一般健康診断の目的は、大きく3つあります。
①健康障害の内容と作業との関連性を推量し、必要ならば作業環境、作業条件等に改善策を提案すること。
②健診結果を通して、従業員の健康状態、作業能力などを判断し、職場管理との調整の後に適正職務上、適正配置を心掛けること。
③医療の適用者に対する職場管理者の理解を求め、労務管理の一環としての健康管理活動を推進することにあります。
このように、企業における一般健康診断には職場へフィードバックすべきものと従業員個人フィードバックすべきものがあります。従業員個人に対しては保健指導などを通して従業員個人の自主的な健康管理を支援します。
◆一方の人間ドックには、大きく2つの流れがあります。
①昭和29年に国立第一病院で日本のオリジナルなものとしてスタートした宿泊ドックで、現在では1泊2日の短期ドックが主体となっています。
②アメリカで開始された自動化健診で、昭和45年に日本へ導入されました。その後、昭和60年に総合健診と名前を変えました。総合健診は日本総合健診学会の指導のもと、専用フロアを用い、当日全員面接を行い、厳しい精度管理を行うという優良施設としての基準をクリアしながら発展してきました。
このほかにもドックと名乗っている健診はありますが、日本病院会を窓口として健康保険連合組合とドック健診実施契約を結ぶことができるのは、上記の2つに限られております。
人間ドックは、個人が任意で受診するものです。個人が人間ドックを受診する目的は、多くの場合、病気の早期発見です。
このように、一般健康診断と人間ドックには、大きな目的やコストの違いがあります。
一般健康診断の場合は会社の負担になるためコストを重視しますが、人間ドックの場合は個人がそれに見合った診断やサービスを受けられると考えればいいわけですから、コストはあまり重視されません。
日本では保険診療をしていますので、病院で受ける検査というものは、基本的には何らかの症状に対して行われるものです。しかし、健診やドックというものは、症状のないうちに検査をするものです。ですから、基本的には「何も見つからない」事を前提として行いますので、費用の負担者からすると、「必要最小限の検査に留める」のか、「費用は出すから、とことん調べて」となるのかの違いがあります。
健康診断は会社や市町村が実施する、半ば義務的な検査です。当然希望してするのではないので、苦しい検査や費用の高い精密検査は避けて、「必要最小限」の検査になります。通常は採血、胸部レントゲン、検尿、視力、血圧、などの簡単な検査です。高血圧や糖尿などは分かっても、癌などの疾患が見つかることは滅多にありません。
それに対してドックは任意です。意識的には「とことん調べて」になりますので、多少苦しい検査や費用の高い検査も受けられます。ですので、メニューには何回も採血する検査や胃カメラ、CTなどが含まれます。これらの検査は通常は癌などの疾患に対する精密検査に使われるものですので、これらの疾患が早期発見できる可能性があります。
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