>>筐体・電源・マザーボードなどについては、ほとんど互換性がないにも関わらず
"互換性がない"と言われている趣旨がよく分かりませんが、基本的
にATX用と書かれた筐体なら、同じくATX用と書かれた電源やマザー
ボードなら、どのメーカーのものでも使えます。
microATXについてもmicroATX用と書かれた筐体や電源やマザーボー
ドなら、メーカーに関係なく組み合わせて使えます。FlexATXも同様
です。
ぶっちゃっけていうとこれらの規格は大きさが違うだけなので、小
さい規格なら大きい規格のものに入れてしまうことも可能です。
大きい順にATX>microATX>FlexATXですので、microATXのマザボー
ドをATXに入れてしまうこともやろうと思えば出来ます。
(多少の図画工作的なセンスは必要ですが)
そもそもなんでこんな規格があるかというと、パソコンは多数の種
類の部品が必要ですよね?(筐体、マザーボード、メモリ、CPU、HDD、DVDROMなど)
これらの部品を全部、一つのメーカーが作ると大変なので、あらか
じめ規格を作っておいて、その規格にそって各メーカーが自分の得
意な分野の部品を作り、それを持ち寄ることで「あら不思議!」、
パソコンが出来上がるというわけです。規格を事前に決めてあるの
で持ち寄ったはいいけど合わない!という事も少なくなるわけなん
です。
で、大きなメーカー(IBMやSonyやNECやDELL)なんかだと、パソコ
ンで必要な部品を全部自前で作れるほど、資金的にも人材的にも大
きいので、規格に縛られずにその大メーカーが良いと思う風に作れ
るんですね。なので有名なメーカーのパソコンは他のメーカーと互
換性がない事が多いのです。
こんな回答でどうでしょうか?質問の趣旨と離れていたらご指摘ください。
なぜそのような規格が存在するかということに関しては「小さなサイズのものを作りたかった」ということでしょうね。
筐体はそれに合わせて大きさが違いますが、別に大きな筐体に小さなマザーボードを入れても使えなくはないので互換性がないとはいえないと思います。
電源もほとんど互換性があるように思いますし、大きさ(と拡張性)が違うだけと思ってもいいんじゃないですか。
ご返信ありがとうございます。
互換性はあるんですね!!大きさと拡張性が違うだけであれば規格の存在意義は確かにありますね。。
勉強になりました。ありがとうございました!!
要は、適材適所になるように幾つかの規格が存在しているだけって事なのですが、、、
PC/AT互換機という言葉から既にご存知かもしれませんが、
IBM-PCからの派生品で随時改良されてきているのです。
■本流
・AT
↓
・BabyAT
ICなどの高集積化によって部品点数が減りマザーボード小型化が可能になった。
マザーボードが小型化されたためコネクタ数などは減少したが、AT上位互換のVLバスやATXの登場前後ではPCIバスを搭載するものもあった。
↓
・ATX
CPUの発熱量増加に伴う熱対策や電源管理などが出来るようになった。
ATX電源が必要な事とキーボードやマウスコネクタの形状(変換用コネクタを使えば対応可能)が違うなど一部互換性を欠くが、出現当初は両電源対応のマザーなども存在した。
↓
・microATX
ATXのマザーボードと電源を小型化。それ以外はATX共通。
ATとの互換性は既に考えられていない。
↓
・BTX
発熱量のさらなる増加に伴う放熱対策のため部品配置などを見直した新しい規格だが、まだまだATXが主流。
■派生
FlexATX
microATXよりも小型にするための規格。
他にもいろいろあるけど、長くなるので割愛。
ご返信ありがとうございます。
なるほど。こういった経緯(歴史)があるんですね。とても勉強になりました。ありがとうございます。
私は全然無知だったのですが、特に電源管理などが重要になってきているんですねー。。
極論すれば物理的な大きさが違う。それだけです。
MicroATX 以前は ATX と独自規格の2択でした。
独自規格はさらに機種ごとに違うので基本的に互換性などありません。
それをまとめるため MicroATX が出来たという捉え方も出来ます。
(実際の理由は知りませんが)
FlexATX も同じ。
あえて聞くならば、なせ ATX が生き残っているかでしょう。
こちらもまた簡単。物理的に大きいので拡張性が高いのです。
PCI バスの数が多いので複数の拡張ボートが挿せますし、オンボードの選択肢も豊富です。
用途ごとに規格が存在するだけです。
ちなみに MiniATX や BTX という規格もあります。
ご返信ありがとうございます。
用途ごとに規格が存在する。なるほどです。
ootamatさんとほぼ同じ意見。
端的にいうとメーカーの都合です。小さい箱に入れたかったので小さいマザーボードを作ってほしい、ということです。特注するとあれこれコストアップになるので規格としてまとめて数が出るようになっているだけです。
また、互換性はありますよ。特にATXとmicroATXは大きさ以外差はありませんね、実質。
#あとは拡張スロットの数だけかな。これも最近は基本的なものは全てオンボードに載っていて拡張する必要がない製品が多数出ているので普通のお客さんには影響ないですね。
互換性が厳しいという意味ではATX電源のバージョンのほうが大きいです。主にCPUやGPUがどんどん大飯食らいになっていったため補助電源端子などが追加されているので、ATX電源だからといって古いの買ってくると困ることがあります。
http://e-words.jp/w/ATXE4BB95E6A798.html
ご返信ありがとうございます。
互換性あるんですねー。むしろ電源のバージョンに要注意なんですか?!
勉強になりました。ありがとうございます!!
>>筐体・電源・マザーボードなどについては、ほとんど互換性がないにも関わらず
"互換性がない"と言われている趣旨がよく分かりませんが、基本的
にATX用と書かれた筐体なら、同じくATX用と書かれた電源やマザー
ボードなら、どのメーカーのものでも使えます。
microATXについてもmicroATX用と書かれた筐体や電源やマザーボー
ドなら、メーカーに関係なく組み合わせて使えます。FlexATXも同様
です。
ぶっちゃっけていうとこれらの規格は大きさが違うだけなので、小
さい規格なら大きい規格のものに入れてしまうことも可能です。
大きい順にATX>microATX>FlexATXですので、microATXのマザボー
ドをATXに入れてしまうこともやろうと思えば出来ます。
(多少の図画工作的なセンスは必要ですが)
そもそもなんでこんな規格があるかというと、パソコンは多数の種
類の部品が必要ですよね?(筐体、マザーボード、メモリ、CPU、HDD、DVDROMなど)
これらの部品を全部、一つのメーカーが作ると大変なので、あらか
じめ規格を作っておいて、その規格にそって各メーカーが自分の得
意な分野の部品を作り、それを持ち寄ることで「あら不思議!」、
パソコンが出来上がるというわけです。規格を事前に決めてあるの
で持ち寄ったはいいけど合わない!という事も少なくなるわけなん
です。
で、大きなメーカー(IBMやSonyやNECやDELL)なんかだと、パソコ
ンで必要な部品を全部自前で作れるほど、資金的にも人材的にも大
きいので、規格に縛られずにその大メーカーが良いと思う風に作れ
るんですね。なので有名なメーカーのパソコンは他のメーカーと互
換性がない事が多いのです。
こんな回答でどうでしょうか?質問の趣旨と離れていたらご指摘ください。
ご回答ありがとうございます!!
貴重な解説ありがとうございます!!
また当方の勉強不足で「互換性がない」なんて
断言してしまってごめんなさい。
規格はそういった意味合いがあるんですね。
メーカなんかは全部作れちゃうから互換性が低いものなんて知りませんでした。
とても勉強になりました。
とても理論的ですごく納得できました!!
ありがとうございました。
回答者 | 回答 | 受取 | ベストアンサー | 回答時間 | |
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1 | seble | 4796回 | 3181回 | 629回 | 2006-12-21 19:40:10 |
ご回答ありがとうございます!!
貴重な解説ありがとうございます!!
また当方の勉強不足で「互換性がない」なんて
断言してしまってごめんなさい。
規格はそういった意味合いがあるんですね。
メーカなんかは全部作れちゃうから互換性が低いものなんて知りませんでした。
とても勉強になりました。
とても理論的ですごく納得できました!!
ありがとうございました。